エクマネージャー(以下E):こんにちは、エクマネです。今日も昨日に引き続き座談会です。よろしくお願いします。
一同:よろしくお願いします!!!
E:今日はVol.2「こころの響き」についてお話していただきましょう。ところで、みなさん普段から演奏旅行も多いと思いますが、旅の楽しみと言えば?
西野(以下N):それはやっぱり「食」です!演奏後(前も?)の楽しみのひとつ。その土地を知るにはまず、その土地の郷土料理です。
E:仙台では何を食べたいですか?やっぱり牛タン?
吉田(以下Y):もちろん!おいしいところをぜひ地元の方に教えて頂きたいですね。
大友(以下O):麦ご飯にとろろっていうのも滋養がありそうですし、体力勝負の音楽家にはすばらしいメニューです。
E:だったら演奏のエネルギーを蓄えるには仙台はうってつけですね。そういえば、Vol.2では宮城県にちなんだ曲を弾くと伺いましたが、、、。
山田(以下M):伊達政宗公の兵士送り出しの歌とも言われている「さんさ時雨」を演奏します。地方によってはお嫁に行く娘の送り出しにも歌われるそうですね。少し悲しげな曲。笹が雨に打たれて、さらさらと揺れる、そんな心の琴線に触れるような作品です。
E:ヤナーチェクの作品は?やはり悲しげですか?
O:老作曲家ヤナーチェクが若く魅力的な女性に許されぬ恋をしてしまう、自伝的で衝撃的な心の叫びです。
E:大友さんはブログ初日で熱く語ってらっしゃいましたね!この日は民族色も強いプログラムで、名曲「アメリカ」もありますね。
N:そうです!エクが誇る歌うヴィオリスト吉田さんのすごいソロからこの作品は始まります。ドヴォルザークはヤナーチェク同様チェコ出身で、アメリカに憧れてこの曲を書きました。この最初のメロディを聴くだけで、ああこの曲!ってわかります。
Y:またまたプレッシャーを!でも大好きな曲のひとつです。
M:2楽章ではチェロと第1ヴァイオリンの心が通い合っているように、響きがロマンチック。3と4楽章なんてウキウキしているドヴォルザークが目に見えるよう。
E:Vol.1と2でクァルテットの作品の違いを歴史や国を追って感じられそうですね、ぜひ続けて聴いて頂きたいと思います。
O:お時間があればぜひ!クァルテットはたった4人なので人間模様も観察できますよ。男性一人で大変だな?とか、はたまた羨ましいとか、、、思ってくれるかな?
N,M,Y:また、はっちゃん(大友君)ファン(男性の確率も高し!)が仙台にもできますよ!
一同:(爆笑)
E:最後にせんくらブログを読んでいらっしゃる方にぜひメッセージを!
O:ちょっと難しい、そんなイメージを持たれているのがクァルテットですが、僕たちはそんな常識を覆すようなコンサートを「せんくら」でもできると信じています。まずはエクを目の前で体験してもらって、その響きと4人の息づかいを感じてください。
一同:一週間おつきあい頂きありがとうございました。
仙台でお会いできるのを楽しみにしております!
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http://www.quartet-excelsior.jp/
クァルテット・エクセルシオ(室内楽アンサンブル )