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SENCLA BLOG

ブログ

菅英三子
2006.08.14

2006年08月14日

はじめまして。私は端山梨奈(はやまりな)と申します。ソプラノ歌手、菅英三子先生のもと、声楽を勉強しています。

私の生まれは神奈川県の藤沢市、ここはかつて菅先生が第一位を取った藤沢オペラココンクールの開催地です。そして今は、菅先生のご出身である京都市立芸術大学の大学院で声楽家を目指し、勉強しています。

私と菅先生、ゆかりの地が共通していて大変驚いたのですが、実は先生の出身の地である、ここ仙台もそうなのです。

仙台には、私の伯父、伯母、従姉弟と亡き祖母が住んでおり、小さいころには何度か遊びに行きました。物心ついてからは残念ながらなかなか仙台へ遊びに行く機会はありませんでしたが、大好きだった祖母が仙台のおいしい食べ物を良く送ってきてくれました。特に、仙台名物の笹かまぼこ。祖母との思い出の品です。近いうちに祖母のお墓参りに行き、そのときは仙台をめいっぱい楽しもうと思います!!

それにしても「仙台クラシックフェスティバル」凄い企画ですね!!!クラシックのコンサートに行った事がない、敷居が高い、難しそう…と感じる方も、はたまた、クラシック大好きな方も、気軽に楽しめる内容だそうで!しかも出演するのは超一流の演奏家ばかり!!何て贅沢な!!しかもチケットが1,000円!?信じられない!!!

きっと、いや、絶対にすてきなフェスティバルになることでしょう!!!

美味しい食べ物と美しい風景、素晴らしい文化があるすてきな街に、美しい音楽があふれますように。

端山梨奈(はやまりな)

佐藤淳一
2006.08.14

小児ぜんそく

生まれながらに呼吸器系があまり丈夫ではなかったらしく、1歳になる前に肺炎を起こし、死線をさまよったことがある。その後もぜんそくの発作の度ごとに病院への入退院を繰り返してきたらしい。(幸いなことに記憶は全くないのだが)

ここからは母の話。入院中発作が起こらなければ、ピンピンしていて子供らしく元気いっぱい。目を離した隙にどこかへ行ってしまうらしい。どこに行っていたかというと、病室巡り。一部屋ごとに訪問し、母から教わった童謡を一曲ずつ歌っては次の部屋へと廻っていた。ある時は部屋の隅の一段高い所に立って歌ったようだ。3歳にしてすでに自らステージに立っていたことになる。

その頃から今の自分が暗示されていたとは…。母は気が気ではなかったらしい。発作が出ると死にそうになるし、元気な時はすぐどこかに行ってしまうし、親には本当に迷惑をかけたのだと思う。あれから40ん年、華奢な体も今や金太郎飴状態。声楽家としての体は獲得した。そして余分な脂も獲得してしまった。

ところで小児ぜんそくは12歳ですっかり良くなり、その後発症していません。

佐藤淳一(テノール)

シエナ・ウインド・オーケストラ
2006.08.14

シエナ☆フルーツ

『笛を吹くのが楽しくて、音楽をつうじてたくさんの人に出会えたら幸せっ!』

そんな想いを持った二人の“笛ふき”ユニット『シエナ☆フルーツ』が、秋の風に乗って仙台に登場!

みなさんにおなじみのメロディーをお届けします。

名前の由来は、メンバーが「シエナ・ウインド・オーケストラ」のフルート奏者であるということと、フルート2本のユニットということで「フルート2→フルートツゥー→フルーツ」……。みたいなf^_^;。

ま、それはさておき、なんと!15年来のなが〜い付き合いの二人。同じオーケストラのメンバーでありながら、親友のようであり、姉妹のようでもあり…。リハーサルはいつも明るく笑いがたえません。今回はシエナ名物“仕掛け人”でもあるパーカッショニスト“荻原松美”さんをお迎えして、ますます何がとびでるかわからないお楽しみのステージをお届けします♪

フルート二本+パーカッションが奏でる、楽しくて息がぴったりの音楽をどうぞお楽しみ下さい。

シエナ・ウインド・オーケストラ(管楽アンサンブル)Fl金野紗綾香

清水和音
2006.08.13

「七夕祭り」

仙台といえば「七夕祭り」

もう10年くらい前になると思いますが、この真夏の祭典に訪れたことがあります。

豪華絢爛な笹飾りは圧倒的に印象に残っています。

なぜなら私は‘’豪華絢爛‘’なものが非常に好きなのです。

音楽に関しても好きな指揮者はヘルベルト・フォン・カラヤン。彼のサウンドは本当に豪華絢爛で聴いていて非常に気持ちが良いものです。私は彼が指揮しているCDの殆どを所有し、自宅で楽しんでいます。

そしてピアニストで唯一好きなアーティストといえばウラディミール・アシュケナージ。何と言っても私は彼のサウンドが大好きです。色々な要素が混ざり合い豪華絢爛な彼の音色はいつも全身に浴びていたいほどです。

来年6月には東京で、アシュケナージ指揮NHK交響楽団との共演でラフマニノフ3番を、11月にはオーストラリアでシドニー交響楽団との共演でラフマニノフの1番を、アシュケナージと演奏することになっています。彼の演奏を聴いてピアニストになりたいと思った私としては、彼との共演は本当に嬉しいことです。

話がそれてしまいましたが、仙台の皆さまは「七夕祭り」を大いに楽しまれることと思います。

このお祭りに参加することが出来ないことが残念です。

清水和音(ピアノ)

菅英三子
2006.08.13

2006年08月13日

こんにちは!初めてここに登場しましたソプラノの菅英三子です。まずは軽〜く自己紹介をしますね。

生まれは、隣の岩手県、小学校2年から仙台で育ちました。小学生・中学生時代は合唱に明け暮れていました。高校時代は様々なことにトライ、京都の大学に進んでからはクラシックの声楽ドップリです。ただし、聞くのはジャンルを問いません。Jポップも演歌も大好きです。

という私が10月に行なわれる「仙台クラシックフェスティバル」に参加することになりました。ソロのコンサートと「第九」です。

今日はこのソロのコンサートについて少しお話したいと思います。

10月9日の昼間のコンサートでは、ヘンデルの「ラルゴ」や「私を泣かせてください」、シューベルトの「野ばら」や「アヴェ・マリア」、日本の歌やプッチーニのオペラ・アリアなどを歌います。皆さんがどこかで耳にされたことのある歌が多いと思います。

この日は「体育の日」でお休みの月曜日ですよね。どこかにお出かけされる方もたくさんいらっしゃることでしょうが、もしよろしかったらこのコンサートにもいらしてくださいね。

それぞれの歌についてのコメントを挟みながら歌っていきたいと考えています。会場にいらしてくださる皆さんのパワーを頂きながら、楽しいコンサートになりますよう、はりきって歌います。

よろしくお願いしま〜す!

菅英三子(ソプラノ)

佐藤淳一
2006.08.13

ボーイソプラノ

子供の頃、いろいろな人から女の子のようにきれいな声だと言われていた。子供心にそれは、まんざらでもなかったようである。小学校の高学年になると、僕の声は先生方から認められるようになり、みんなの前で校歌を歌ったり教科書の模範朗読をしたり、また合唱部にスカウトされコンクールに出場したり、今思えばモテモテだった。

小学6年生の夏休みに家族で温泉の湯治場に行った。そこで私の母が、変声する前にこの声を録音しておいたほうがいいと、カセットレコーダーを前にしてその年の合唱コンクールの課題曲を歌う事になった。家族はみんな川辺で遊んでいる中、僕はひとりレコーダーを目の前に置いて伴奏も何も無いところで歌わねばならなかった。

なにせこれは母の命令だからである。本当は気の弱い僕としては、恥ずかしさ・照れくささもあって、なかなか歌い出せなかった。機械を前に歌うのはもちろん生まれて初めてだし、自分だけの声を残すなんてこれも本当に恥ずかしかった。でも幼い僕にとっては母の命令である。どのくらい時間を要しただろう。自分としてはやっとの思いで歌いきった。偉い!

……そのカセットテープは今どこにいったのだろう?ペーター・シュライアーがウィーン少年合唱団にいた時のレコードのように僕のボーイソプラノも売れていたかもしれないのに…。

佐藤淳一(テノール)

シエナ・ウインド・オーケストラ
2006.08.13

オープニング

こんにちは!シエナ・ウインド・オーケストラです。

「せんくら」3日間では、様々なステージを、盛り沢山のプログラムで企画しました。個人技の光るソロのステージ、楽器の魅力が際立つアンサンブルのステージ、通常より小さい25名編成でもハイパワーな吹奏楽のステージ、最終日ではコンサートの概念を覆すお楽しみ企画など、どのステージも目が離せません。

「せんくら」では、唯一の吹奏楽の出演ですが、実は日本には数百万人の吹奏楽愛好家がいるといわれているんですね。皆さんと一緒にコンサートを楽しみましょう。

「せんくら」一日目は、吹奏楽に使われる主な楽器をソロやアンサンブルなどで紹介していきます。最初のステージは、なんと0歳児でも入場可能です。英才教育のためはもちろん、学生さんがプロの音を間近に聴くチャンスでもありますね。

トークなどを交えながらの楽しいコンサートになりますので、どなたでもお気軽にお越し下さい。

シエナのステージに関わらず、「せんくら」入門コンサートとしても、クラシック初心者の方も大歓迎です!

きっと、音楽の、吹奏楽の、そしてシエナの!魅力にはまりますよ〜。

なお、あらためて説明しますが、シエナはプロの吹奏楽団です、決してコミックバンドではありません・・・

 

今日から始まります「せんくら」シエナのブログで、3日間各ステージの聴きどころを掲載していきます。Check it out!!

シエナ・ウインド・オーケストラ(管楽アンサンブル)Tb塚本修也

原田哲男
2006.08.12

2006年08月12日

今年4月、仙台市中心部にある日本庭園の古い茶室でチェロを弾く機会がありました。

戸や障子をすべて開け放った和室から庭のお客さまへ向かってのコンサートは、外の空気に楽器がさらされる、救急車のバンダ付き(バンダとは、遠くから音が聞こえる効果をねらって舞台裏などで演奏する事です)等など、普段依頼されるコンサートの常識とはかけ離れたものでした。それでも、気持ちの良い春の風を感じながら音楽を聴くことに、お客さまは喜ばれていたように思います。

外で弾く事、PAを使う事は依頼を受けた時には正直不本意でしたが、庭に立つお客さま方の笑顔を見て、「こういった音楽の聴き方も、演奏者が思っている以上に求められているんだな」と感じました。

【せんくら】の会場は日本庭園ではないけれど・・ 2時間黙って難しい音楽を聴くだけがクラシックの決まりではないという事を、演奏者も聴衆も共に楽しめる3日間になると期待しています。

仙台フィルハーモニー管弦楽団 http://www.sendaiphil.jp/

原田哲男(チェロ)

クァルテット・エクセルシオ
2006.08.12

座談会2日目 「せんくらあってのエク?」

エクマネージャー(以下E):こんにちは、エクマネです。今日も昨日に引き続き座談会です。よろしくお願いします。

一同:よろしくお願いします!!!

E:今日はVol.2「こころの響き」についてお話していただきましょう。ところで、みなさん普段から演奏旅行も多いと思いますが、旅の楽しみと言えば?

西野(以下N):それはやっぱり「食」です!演奏後(前も?)の楽しみのひとつ。その土地を知るにはまず、その土地の郷土料理です。

E:仙台では何を食べたいですか?やっぱり牛タン?

吉田(以下Y):もちろん!おいしいところをぜひ地元の方に教えて頂きたいですね。

大友(以下O):麦ご飯にとろろっていうのも滋養がありそうですし、体力勝負の音楽家にはすばらしいメニューです。

E:だったら演奏のエネルギーを蓄えるには仙台はうってつけですね。そういえば、Vol.2では宮城県にちなんだ曲を弾くと伺いましたが、、、。

山田(以下M):伊達政宗公の兵士送り出しの歌とも言われている「さんさ時雨」を演奏します。地方によってはお嫁に行く娘の送り出しにも歌われるそうですね。少し悲しげな曲。笹が雨に打たれて、さらさらと揺れる、そんな心の琴線に触れるような作品です。

E:ヤナーチェクの作品は?やはり悲しげですか?

O:老作曲家ヤナーチェクが若く魅力的な女性に許されぬ恋をしてしまう、自伝的で衝撃的な心の叫びです。

E:大友さんはブログ初日で熱く語ってらっしゃいましたね!この日は民族色も強いプログラムで、名曲「アメリカ」もありますね。

N:そうです!エクが誇る歌うヴィオリスト吉田さんのすごいソロからこの作品は始まります。ドヴォルザークはヤナーチェク同様チェコ出身で、アメリカに憧れてこの曲を書きました。この最初のメロディを聴くだけで、ああこの曲!ってわかります。

Y:またまたプレッシャーを!でも大好きな曲のひとつです。

M:2楽章ではチェロと第1ヴァイオリンの心が通い合っているように、響きがロマンチック。3と4楽章なんてウキウキしているドヴォルザークが目に見えるよう。

E:Vol.1と2でクァルテットの作品の違いを歴史や国を追って感じられそうですね、ぜひ続けて聴いて頂きたいと思います。

O:お時間があればぜひ!クァルテットはたった4人なので人間模様も観察できますよ。男性一人で大変だな?とか、はたまた羨ましいとか、、、思ってくれるかな?

N,M,Y:また、はっちゃん(大友君)ファン(男性の確率も高し!)が仙台にもできますよ!

一同:(爆笑)

E:最後にせんくらブログを読んでいらっしゃる方にぜひメッセージを!

O:ちょっと難しい、そんなイメージを持たれているのがクァルテットですが、僕たちはそんな常識を覆すようなコンサートを「せんくら」でもできると信じています。まずはエクを目の前で体験してもらって、その響きと4人の息づかいを感じてください。

一同:一週間おつきあい頂きありがとうございました。
仙台でお会いできるのを楽しみにしております!

エクのホームページに詳しい活動状況が載っています。
エクの日々の奮闘ぶりをぜひご覧ください。
http://www.quartet-excelsior.jp/

クァルテット・エクセルシオ(室内楽アンサンブル )

森下幸路
2006.08.12

2006年08月12日

エンターテーナーとして喜怒哀楽を表現!なんてかっこいいが実際は右往左往、怠け心との戦いの日々。

そんな中、先輩達はタフだ。これでもか、くらいに元気、心も体も。

そして謙虚でいつもアンテナを立てて音楽されている。

インスタント食品全盛で育った僕とは根性が、そして情熱が違う。

あやかりたい、っていつも思う。

一流の方々のように子供のような好奇心と向上心を持ち続けて一日を大切に、なんて僕にはむつかしい作業だけど、ゆらゆらでもやってこ、と思うヴァイオリン弾きでした。

森下幸路(ヴァイオリン)

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