家族紹介

2019.10.03| 2019

今日は、私の家族の一人を、皆様にご紹介をしようと思います。

 

11年前に、伊豆に暮らす両親にプレゼントしたトイ・プードルのクー・シエ、昨年から父が東京の私の家の近くに越してきたので、嬉しいことに会う機会も多くなりました。

 

私が最近はまっているのが、「クー・シエ、そっくりシリーズ」写真。

以下にご紹介しますね。

 

        vs.       

 

 

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       vs.         

 

 

いかがでしたか? 似ていると思っていただけたかしら?

 

それでは、10月のせんくらで皆様にお会いすることを楽しみにしています。

 

渡辺 玲子(ヴァイオリン)

プログラムのご紹介

2019.10.02| 2019

昨年は参加が叶いませんでしたが、今年はまた3つのプログラムで皆様にお目に掛かれることを楽しみにしています。初回ブログは、今回演奏するプログラムの1つをご紹介しようと思います。

 

10月5日(土)シアターホールでのリサイタル(公演番号32)。「せんくら」で毎回ご一緒しているピアニストの青柳晋さんとの共演で、プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第2番、ファリャの「7つのスペイン民謡」から“ムーア人の織物”、“ナナ”、“ポロ”、そしてワックスマンの「カルメン幻想曲」をお届けします。

 

ここ数年、私が個人的に興味を持って取り上げている時代、19世紀末から20世紀の前半にかけての作品を集めたプログラムです。19世紀末のヨーロッパは世紀末のベル・エポックの華やかな時代から、第一次世界大戦の開戦と共に苦しい激動の時代に入るのですが、そこから第2次世界大戦までの暗黒の時代を生きた芸術家たちの想いに強く心惹かれています。

 

プロコフィエフは、第一次大戦の開戦直前に、卒業旅行でロシアを出て、ヨーロッパを旅します。ニューヨークやシカゴでの大活躍も経たのち、祖国ロシアの民衆への強い想いを断ちがたく、ソヴィエト政権のロシアへ戻っていくわけですが、帰国後の生活は当初予想していたものとは違って、不自由で苦しいものだったでしょう。ヴァイオリン・ソナタ第2番は、第二次大戦中に書かれました。元はフルートのためのソナタでしたが、ロシアの名ヴァイオリニスト、オイストラフの提案により、ヴァイオリン用に改作します。番号とは逆に、少し後で書かれた第1番のヴァイオリン・ソナタの深い暗さや迫力とは対照的に、古典的な軽やかさと優雅さ、プロコフィエフらしいユーモアや美しさにあふれています。

 

ファリャも、スペインの民族的な音楽を、芸術音楽の手法の中に取り入れた国民的な作曲家です。第一次大戦頃に書いた「7つのスペイン民謡」では、彼が強く愛したアンダルシア地方のフラメンコの音楽も含まれています。アンダルシア地方のグラナダに住まいを持った彼は、スペイン内戦で1936年に銃殺された詩人ガルシア・ロルカ(アンダルシア地方の出身)と親交が深く、その魂に共感していました。

 

そしてワックスマンのカルメン幻想曲。ワックスマンはユダヤ系のドイツ人、1930年代にナチス政権を避けてパリで暮らした後、ハリウッドに行き、「サンセット大通り」「日の当たる場所」でアカデミー賞を受賞するなど、映画音楽の世界で大活躍しました。カルメン幻想曲も1946年に映画のために書かれ、アイザック・スターンが演奏しています。後に、少し手を加えた形でハイフェッツも録音しています。有名なビゼーのオペラ「カルメン」からのメドレーで、自由奔放なジプシーの女性カルメンとヴァイオリンの華やかな魅力が相まって、大変人気の名曲です。

 

このように、国こそ異なるものの、激動の20世紀前半を力強く生き抜いた3人の作曲家たちの作品を並べて聴いていただくことによって、音楽の中に反映されるそれぞれの音楽家の想いを想像してみることができるのではないか。そのような角度から、聴いていただければ、作曲家の人生をより身近に、等身大のものとして感じることができるのではないかと思っています。10月、皆様とお会いできることを楽しみにしています。

 

 

渡辺 玲子(ヴァイオリン)

 

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