皆様こんにちは、ピアニストの菊池洋子です。
今年の5月末、久しぶりにザルツブルクに行ってきました。
ザルツブルクはウィーンから電車で2時間ほど、緑が多くて心が落ち着く素敵な場所です。
ゴールデンウィークに金沢で行われた音楽祭で、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団と共演しました。その3週間後に、彼らの定期演奏会でベートーヴェンの協奏曲4番を弾いてきました。
このモーツァルテウム大ホールで演奏したのは2003年のザルツブルク音楽祭以来。とても久しぶりにこの場に戻ってきて、2003年にも共演したモーツァルテウム管弦楽団との再共演の喜びは格別でした。
前回せんくらに出演させていただいた時はベルリンに住んでいましたが、2年前にウィーンへ引っ越しました。ウィーン独特のリズムや間、フレーズの息遣いなどを研究する日々です。
私の新しい音楽的アプローチを皆さまにお聴きいただけましたら嬉しいです。
3日間、私のブログを読んでくださいまして、ありがとうございました。
では、せんくらでお会いしましょう!
菊池 洋子(ピアノ)
皆様こんにちは、ピアニストの菊池洋子です。
今日は今年の夏に行ったイタリア・トスカーナの美しい景色を皆様にご覧いただき、私も夏の余韻に浸りたいと思います。
セザンヌの絵のような景色が広がり、朝は鳥の声で目覚め、夜は満天の星空の下でロウソクの灯りでディナー。(暗くて食べているものがあまり見えないのですが、雰囲気が大切!だそうです。)
主にベルリン・フィルの奏者が集まる室内楽音楽祭で、ワイナリーでの野外コンサートです。
コンサートの後は、それぞれのワイナリー自慢のワインでディナーを楽しみます。
実はこの8年、ほぼ毎年夏はトスカーナに2週間ほど滞在します。
私にとって夏のトスカーナでの2週間は、一年頑張るためになくてはならないもので、リフレッシュの滞在になっています。
明日のブログで私の担当は最後です。明日もぜひご覧ください!
菊池 洋子(ピアノ)
仙台の皆様、そしてせんくらブログをご覧の皆様、こんにちは!
今日から3日間ブログを担当いたしますピアニストの菊池洋子です。前回せんくらに出演してから4年ぶり2回目のせんくらをとても楽しみにしています。
今回は3つの演奏会に出演いたします。
まずは、モーツァルトのリサイタル。
モーツァルトは私のライフワークで、20年近く毎日モーツァルトの音楽と向き合って取り組んでいます。
今年は兵庫県西宮市で2年がかりのモーツァルト・プロジェクト”音のパレット”が始まり、せんくらの翌週からは私の出身地である前橋でソナタ全曲演奏会が始まります。
せんくらのお客様には、モーツァルトが19歳の頃に作曲したフレッシュでユーモアに溢れたピアノソナタ1番、チャーミングなキラキラ星変奏曲、そして充実していた時期に書かれた華やかな12番のソナタをお聴きいただきます。
ウィーンのモーツァルト像
そして2公演は川久保賜紀さんとブラームスのヴァイオリン・ソナタの共演です。
賜紀さんとは前回のせんくらでもご一緒しました。4年ぶりに、お互いの音楽の変化を楽しめる共演になればと思っています。
私は2年前にオーストリアのウィーンに引っ越しました。
モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、メンデルスゾーン、まだまだたくさんの作曲家が住んでいた音楽の都で、夜の街灯の下を馬車が通っていくのを見ると、モーツァルトもこの景色と音を聞いていたのかなと心がときめきます。
ウィーンでの私の楽しみの1つは、練習の合間にカフェに行く事です!
では、また明日、ブログでお会いしましょう。
菊池 洋子(ピアノ)