仙台の皆様、そしてせんくらブログをご覧の皆様、こんにちは!
今日から3日間ブログを担当いたしますピアニストの菊池洋子です。前回せんくらに出演してから4年ぶり2回目のせんくらをとても楽しみにしています。
今回は3つの演奏会に出演いたします。
まずは、モーツァルトのリサイタル。
モーツァルトは私のライフワークで、20年近く毎日モーツァルトの音楽と向き合って取り組んでいます。
今年は兵庫県西宮市で2年がかりのモーツァルト・プロジェクト”音のパレット”が始まり、せんくらの翌週からは私の出身地である前橋でソナタ全曲演奏会が始まります。
せんくらのお客様には、モーツァルトが19歳の頃に作曲したフレッシュでユーモアに溢れたピアノソナタ1番、チャーミングなキラキラ星変奏曲、そして充実していた時期に書かれた華やかな12番のソナタをお聴きいただきます。

ウィーンのモーツァルト像
そして2公演は川久保賜紀さんとブラームスのヴァイオリン・ソナタの共演です。
賜紀さんとは前回のせんくらでもご一緒しました。4年ぶりに、お互いの音楽の変化を楽しめる共演になればと思っています。
私は2年前にオーストリアのウィーンに引っ越しました。
モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、メンデルスゾーン、まだまだたくさんの作曲家が住んでいた音楽の都で、夜の街灯の下を馬車が通っていくのを見ると、モーツァルトもこの景色と音を聞いていたのかなと心がときめきます。


ウィーンでの私の楽しみの1つは、練習の合間にカフェに行く事です!


では、また明日、ブログでお会いしましょう。
菊池 洋子(ピアノ)