皆さま、ご無沙汰致しております!!
(2013年に出演させて頂き、2年ぶりとなります…!)
今年は10周年とのことで、いまこのブログを書きながら、その記念の年に参加出来る喜びを改めて実感しております。
前回は生後半年の娘を連れていましたので、あれだけ沢山の素晴らしい公演を目の前にしながら、なかなか聴いてまわることが叶わなかったのですが、今回はそういった意味でも、自称「せんくら」ファンとしての血が騒ぎます!
演奏の方は、なんと…!2日間で4つの公演に携わらせて頂くことになっており、盛り沢山!
“究極のイタリアオペラ・アリア”と銘打った2つの公演は、私にとって正に挑戦になります。
というのも、私はイタリア作品だけでプログラムを組む事は殆どありません…!
ですので、是非この貴重な機会をお聴き逃しなく!(笑)
そしてあと2つの公演は仙台フィルさんとの共演で、グノー、カッチーニ、シューベルトの3大アヴェ・マリアのメドレーで伝える「歌の力」、グランドフィナーレでの第九となります。
この2年で少し成長したであろう(?!)歌をお聞かせ出来るように頑張りたいと思います。
皆さまのお越しを、会場にてお待ち申し上げます!
12月9日(水)にイズミティ21・小ホールで行われる「街かどガラ・コンサート」というものに出演させて頂きます。
私はラヴェルのツィガーヌを、音楽教室の先輩でもあるピアニスト、三又瑛子さんと演奏します。
仙台ゆかりの音楽家14名が集結するということらしいので、是非、足を運んでいただければと思います。
といっても、まずは「せんくら」。
おそらく最年少、そして初めてのせんくらですが、みなさんと一緒に楽しめるよう精一杯頑張ります!
三日間、どうもありがとうございました♥
こんにちは。仙台チェンバーアンサンブルの叶です。
チェンバーには直接関係ないのですが、お盆の16日から18日まで東鳴子温泉で「宮城クラリネットキャンプ」を開催しました。
もともとは宮城蔵王でやっていたのですが今年は東鳴子温泉の「旅館大沼」さんと鳴子公民館をお借りしてクラリネットを勉強する合宿です。
講師は地元大崎市出身のNHK交響楽団首席クラリネット奏者、伊藤圭さん、私の高校の後輩で仙台で教え始めた頃の生徒でもある加藤丈陽君、仙台フィルの千石先生のところの「妹弟子」の大場さや佳さんと佐藤由紀さん。と私の5名。
ピアニストはチェンバーの門脇さんと時々ご一緒している山形佑輔さん。
今回は14名の参加があり、半分は東京の音大生のみなさん、東京芸大の学生さんも3名いて非常にハイレベルな講習会となりました。
期間中、講師、受講生のコンサートには地元の皆さんも聴きにきてくださってとても喜んでくださいました。
レッスンも大事ですが楽しみはなんといっても温泉や食事。そして旅情も。
期間中、鳴子の温泉街での自由時間もあり、それぞれが楽しんだようでした。
それにしても鳴子の温泉は本当にパワフルで、元気になりますね!
帰りには岩出山の道の駅で「ロイズ」のチョコレートと新鮮な野菜(特に枝豆が最高!)を買って帰りました。
写真は最終日の旅館大沼さんの前での記念写真です。
来年も開催予定です。
驚いたこと。
それは、10月4日のせんくらで弾く曲が、昔習っていた先生のために書かれた曲だったということ。。
その曲とは、フランス人作曲家エリック・タンギ(1968-)による「二つのヴァイオリンのためのソナタ」です。
おそらく聴いたことのある方はいないでしょう。
私もありません。笑
共演するスヴェトリン・ルセフ氏は、第1回仙台国際音楽コンクールの優勝者なので、仙台でも良く知られていると思いますが、私が在籍するパリ国立高等音楽院での師匠でもあります。
ルセフ氏がヴァイオリニストとして素晴らしいのはもちろんですが、私が彼から一番学んだのは、音楽家としてのあり方だと思います。
音楽に対して、音楽家として、常にプロフェッショナルで在ること。
先生を見ているとそのことを深く考えさせられる上に、レッスンや普段のやり取りの中で、それはプロフェッショナルじゃないね。
と一言言われた日には…
悔しいのでその場では顔に出しませんが、帰宅してから落ち込みます。
それはさておき、二台ヴァイオリンをやると決まった時、プロコフィエフかイザイかタンギ、と聞いていましたが、それ以来、一度もせんくらの話はしていません。
(とても忙しく世界中を飛び回っているのでレッスン時間が貴重で、私が喋る隙を与えずに次から次と楽譜を出しては、コレ弾きます。と言って弾きだしてしまうため。ちなみに、タンギに決まったというのもサイトを見て初めて知りました。)
そんな先生は、東京などでリサイタルの際にはいつも、故郷のブルガリア人作曲家の作品を取り入れていたと記憶しています。
「せんくら」で現代作曲家の作品を聞くというのは、相当レアな機会かもしれません。
ちょっと難解な曲ですが楽しみにしていて下さいね。
こんにちは。
仙台チェンバーアンサンブルの叶光徳です。
昨日、自己紹介をさせていただきましたが、ちょっとクラシックに詳しい方には「この編成でなにができるの?」と思われる方もいるかもしれません。
確かにこの楽器編成(弦楽器二人、管楽器二人、打楽器、ピアノ)はクラシック音楽の標準的な編成ではまったくなくこの編成のための曲、というのは私の知る限り、ありません。
なのでそこで作編曲のスタッフが大活躍。表にはでませんが私たちにとっては絶対に必要な「裏方」です。
我々の作編曲スタッフは仲沼祐太さん、仙台の大学で作曲を勉強し、いまはなんと福島市役所の文化関係の部署で働きながら作曲活動をしています。
仲沼君には編曲だけでなく、オリジナルの作品も書いてもらっていて昨年仙台駅での「杜の都コンサートの為に書き下ろしてもらった 組曲「仙台の風景」はメンバーもお気に入りの1曲です。
5月にメンバーの勝又さんが結婚した時にも結婚式で演奏し、大変好評でした。1曲目の「広瀬川」は「モルダウ」と「青葉城恋唄」が合わさったような雰囲気だったり、2曲目の「荒城の月」によせては現代的な音の中に本当に月が見えてくるような美しさ。3曲目の定禅寺通は楽しいマーチです。
今回の「せんくら」のプログラムも仲沼さんのアレンジが冴えるところがいくつもありますのでご期待ください!
詳しいプロフィールなどは仙台チェンバーアンサンブルのホームページ solfamusica.jp をごらんください。
こんにちは。ヴァイオリンの飯川直美です。
甲子園の決勝戦から早一週間が経ちましたね。
私は仙台出身ですが、現在パリに留学しているため、地元仙台でテレビの前で甲子園を応援するという人生初のシチュエーションに加え、仙台育英の決勝戦という最高の舞台。
日本の夏の素敵な思い出になりました。
甲子園が日本の夏の代名詞ならば、仙台の夏の代名詞は仙台七夕祭りですね。
最近は何かと帰国する機会が多いにも関わらず、ここ2年間仙台七夕は残念ながら見れず仕舞いですが、毎年8月初旬になると仙台にいなくとも懐かしい気持ちになります。
と同時に思い出してしまうエピソードが。
東京に住んでいた高校時代。
通学途中に二つの商店街があり、七夕の時期になると飾りつけの準備が始まったのですが、何日経っても大きなくす玉が吊るされる気配は無く…
いつになったら完成するんだろうと思いながら通学していたら、いつの間にか全て撤去されていました。
そして撤去されて初めて、あれは準備中ではなく完成形だったのだと気が付きました(笑)
日本中どこでも仙台のような七夕飾りがあるわけではないんだなあとなぜか感心(?)してしまった高校一年の夏でした。
明日は、師匠のスヴェトリン・ルセフ氏、共演するエリック・タンギの曲について書きたいと思います。
初めまして!
今回初めて「せんくら」に出演する仙台チェンバーアンサンブル、クラリネットの叶光徳です!
「誰、それ?」と思われる方も多いかもしれませんが私たちは2006年、「音楽とコミュニケーション」をテーマに結成。東北電力の「放課後ひろば スクールコンサート」や宮城県文化振興財団の「芸術銀河アウトリーチコンサート」をはじめ、数多くの学校、幼稚園や各種のイベントで演奏してきました。
メンバーは
ソプラノ/勝又久美子
ピアノ/門脇麻美
ヴァイオリン/叶千春
チェロ/塚野淳一
フルート/渡邉珠希
クラリネット/叶光徳
パーカッション/小林直央
の7名。
結成のきっかけは角田市のある小学校からの演奏依頼でした。以前から「スクールコンサートができたらサン=サーンスの動物の謝肉祭を朗読付きでやりたいなあ」と思っていたので動物の謝肉祭ができる編成でメンバーを集めました(そのときは打楽器はまだいませんでした)。
そして、リハーサルを重ねていたころ、親しくしていた朝倉香絵さんのお宅に遊びにいっている時にある音楽事務所から朝倉さんに電話が。その電話が「東北電力のスクールコンサートの依頼」だったのです。朝倉さんがすかさず「いま、目の前にそういうことをやりたい人がいますよ」といって電話を替わってくれました。
そのあとはトントン拍子に話が進み、朝倉さんもメンバーに加え「仙台チェンバーアンサンブル」という名前で活動を開始しました。
朝倉さんはその後、別のお仕事で東京へ行くことになりいまの小林君にメンバーチェンジしましたが、今年以前から念願だった「せんくら」への出演が決まり、メンバー全員、とても喜んでいます。
私たちのステージは10月2日の10:30太白区文化センターの地下1階展示ホールでの「0歳からのコンサート」です。
これまでの幼稚園、保育所での演奏の経験を生かして楽しいプログラムをご用意しています!
ところで、先週の日曜日(23日)、「チェンバー発祥の地」である角田市に演奏に伺いました。
震災で壊れた公民館を改装した「かくだ田園ホール」の開館記念コンサートです。
木の香りがするような木目の美しい、素敵なホールで約1時間のステージでしたが市長さんも聴きにきてくださって終始楽しいコンサートとなりました。
写真はコンサートの模様です。
私の大好きなモノの中に、「ディズニーの世界」と言うのがあります。
小さい頃から、ディズニーのおとぎ話も、キャラクターも、大好き!
音楽も、それはそれはファンタジックで、メロディーもハーモニーもオーケストレーションも「素晴らしい」の一言!
今回のせんくらでは、ディズニーの音楽ばかりを集めてのコンサートを予定しています。
ディズニーのアルバムを作ったのは10年以上前ですが、こんな素晴らしい音楽祭で、久しぶりにたっぷりとディズニーの世界に浸れるなんて、本当に夢のようです。
ピアノ一台で作る、ディズニーの世界、是非お楽しみに!
皆さんは、どんな夏休みをお過ごしですか?
私は、毎年ほとんど夏休みらしい休みもなく、作曲の締切と戦う事が多いのですが、今年は思い切ってしっかりオフ!旅を満喫してますよ!
出会う人たち、雄大な景色、風の香りの違いをたっぷり感じて私の中の引き出しも宝物でいっぱいになりました。
また、この思い出は「作品」と言う形で皆様のもとに届けられたら(*^^*)
と思ってます。
今回のせんくらでの公演も、どんな出会いがあるか今から楽しみです。
その場で感じた、仙台の風景や、皆さんの雰囲気も、「せんくらだけの一曲」として、お届けできたらなぁ~と思ってますので、是非音楽が生まれる瞬間に立ち合って頂けたら、とても嬉しいです。
作曲家、ピアニストの加羽沢美濃です。
毎年華やかなメンバーで行われる音楽祭「せんくら」に初参加出来ること、今からとても楽しみにしています!
仙台と言えば、今年はNHK仙台放送局制作のドラマ「独眼竜花嫁道中」の音楽を担当させて頂きました。
http://www.nhk.or.jp/sendai/hanayome/
町興しを通して、若者も町も成長していく、人情味たっぷりの笑って泣けるドラマでした。
伊達魂をキーワードに、ホルンやサックスなどを使って仙台への愛を表現しました!
益々、仙台への憧れと親近感を深めて、仙台にお邪魔します(^^;;
ぜひ客席からアツい伊達魂を送って下さいね!