最近の趣味…パンを焼く事です。
・・・この書き方はちょっとおこがましい・・・。
自宅で焼いた焼きたてのパンを食べる事です!
のほうが、より現状に近い表現です。
実は、ホームベーカリーたるものがウチにやって来たのです。
簡単に書きますと・・・自動パン焼き機です!!!
「パンを作る」
材料をグラム単位で正確に量らないといけない。
しっかり力を入れてこねないといけない。
で、物凄くハードルが高い!!!
と感じていたのですが、ホームベーカリーなる物、こねる、材料投入の時間差自動計算、発酵させる、再びこねる、焼く!までをすべて全自動でしてくれるのです。
更に、「パンの素」とも言えるセットがあり、パンに必要な材料が計量済み状態で袋に詰めてある素晴らしいセットがこの世の中には存在しているのです。
それを開封して機械に入れて、お水だけは計量カップで図って入れて(このくらいでしたら、私にも出来ます!)
スイッチを押すと何時間後には焼き立てパンが食べられる!!!
お米を炊くよりちょっと時間はかかりますが、手数としてはお米を炊くよりも簡単、なくらいです。
そして、この焼きたてパンが物凄~く美味!!!
ただ、パンはイーストという生き物(?!)を使いますので、室温などにかなり出来が影響されるのだそうで、理想的には室温25度以下の環境が望ましいのだそうです。
なので、夏にホームベーカリーを入手したものの、気温のとても低い日を狙って(節電の心配も不要な日)まだ何回かしか試していません。
せんくら終了後が季節的にはパン焼きに向いている頃でしょうか?
しばらくはあのパンミックスを中心に。
少し慣れてきたら材料をきちんと計量して、いろんな種類のパンに挑戦してみたいものです。
仲道祐子(ピアノ)
昨日に引き続き、今日は10月2日12:15~の子供コンサートの
プログラムをご紹介します。
0歳から入場できるコンサートなので、初めてクラシックにふれる
お友達もいるかなと思い、こんな感じにしてみました。
ベートーヴェン:エリーゼのために
シューベルト:楽興の時 第3番
シューマン:トロイメライ
リスト:愛の夢 第3番
ショパン:幻想即興曲
ショパン:小犬のワルツ
ドビュッシー:月の光
ドビュッシー:二つのアラベスク
ショパン:エチュード作品10-12 「革命」
サティ:ジュ・トゥ・ヴ
ご覧の通り超有名曲を各種取り揃えてみました!
こんなに有名な曲だけをプログラミングするのは、はっきり言って人生初です。
それだけに、なんだかワクワクしています(笑)
子供や、赤ちゃん入場OKのコンサートはここ数年よくやらせていただいています。
確かに小さいお友達が何十分もじーっと静かにしていることはなかなか難しいですが、ほんの一瞬でもこちらの音楽にじっと耳を傾けてくれる瞬間があって、リズムに合わせて手を叩いたり足を動かしたりしてくれているのが目に入ると、弾きながら心の中でガッツポーズをしております(笑)
この一瞬の記憶が、これから音楽好きな子に育ってくれるきっかけになれば嬉しいなといつも思っています。
三浦友理枝(ピアノ)
ものすごく予定いっぱいの一日でした。
2回の本番を終え、夕方に東京へ戻り、それから本番の荷物を部屋に置くと、リフォームしていただいたドレスを受け取りに。
佐藤文子さんという、最近もっぱらお世話になっているこの方は、一昨年のニューイヤーコンサートで(私のダンスの先生と)ウィンナワルツを踊った際に衣装を作っていただいたのですが、実はダンス衣装の専門。
コンサートの衣装とどこが違うの、と思われるかもしれませんが、簡単に言うと、歌い手のコンサートドレスは基本的に立っている前姿を主に考えられますが、ダンスの衣装はまず、動いたときに(後ろも)美しく見えるように作られています。(もちろん動きやすさも大切です!)
そして彼女の元には本当にたくさんの「衣装用マテリアル」があり、さまざまなアイディアも出してくれます。
その”私のダンス”ももう6年以上が経ちました。
いまだにハマッテいますが、本来ナマケモノの私にとっては、ジム代わりでもあります。
私がお世話になりだしたころは19歳だった私の先生も、いつの間にか25歳!
すっきりとした青年になり、大人のダンスを見せてくれています。
“自慢してしまう”と、一昨年からどんどんとキャリアを重ね、今ではスタンダード、ラテンともに昨年末にA級へ同時昇級。
この同時昇級は日本では40年ぶりとかで、これからが本当に楽しみです。
(エッ、私のダンス? まぁ、舞台上の私にルンバでもサンバでも、チャチャチャでも想像してみてください・・・!)
そうそう、衣装を受け取った後は、この先生たちと焼き鳥屋さんでお食事。
ここは私の中学時代の同期生がやっている、小さな、でもとてもおいしいお店で、仲良しの友人たちの溜まり場でもあります。実は明日もここへ来ることになっている・・・!
鮫島有美子(ソプラノ)
またまた私にまつわる声楽のお話しにさせていただきます(笑)
皆さんもたぶんご存知の通り、私の声の声質はアルトです。
ソプラノよりずっと低い音域を歌っています。
実は私の声はときどきソプラノと間違われることがあります。
ですが、みなさん、楽譜は正真正銘低い音域をうたっています。
声の質なのでしょうか?それほど高い音でない音を歌っていてもずいぶん高く聞こえてしますようです。
それはさておき・・・
一般的に有名なのはソプラノのアリアだったりしますが、私はもちろん歌えません。
若い頃は憧れて、プッチーニなんてのを自分の部屋でひそかに練習してみたことがありました(笑)
ですが、感のいい私は(?)すぐにこれは私の歌ではないと悟り、あっという間に夢から醒めることができました。
今私が主に取り組んでいるのは、ドイツ歌曲、中でもシューベルトが多いです。
大人になった私は(いい年になった・・)プッチーニよりも、シューベルトの方が私に合うんじゃないかと思ったんですかね。
ですが、シューベルトは、手強いのです。
聴いてるとなんでもない、例えば、有名な“のばら”は、本当に難しい。
ですが、本当に素敵な曲ですね。
“のばら”生で聴く機会がございましたら、是非聞いてみてください。
退屈するようでしたら、それは・・・・・・
ワクワクできたら、素敵な野ばらに出会うことができたのです。
そんな音楽を出来るように頑張っていきたいと思っています。
高山圭子(アルト)
先日、新聞を読んでいましたらこんなタイトルが・・・
「4千光年先にダイヤの星」
思わず、吸い寄せられてしまいました。
更に、サブタイトル・・・
「直径地球の5倍」
何でも、炭素や酸素から出来ている惑星で、炭素は結晶化してダイヤモンドになっているとみられる・・・のですとか!!!
ここから想像力が働く事、働く事!
真っ暗な宇宙の中に燦然と輝くダイヤの惑星(?!) の絵が頭の中に浮かび、その惑星の上に手をのせたら・・・
地球の5倍サイズのダイヤの指輪?!
でも、ダイヤの塊の星だとしたら、掘り出すのもきっと硬くて大変ねぇ。
そして、最初のタイトルの「4千光年先」を見て再び現実の世界へと戻りました。
こうして宇宙の果てに夢を感じ、想像力は逞しく・・・美しい物、大好き!!!
こういう性格だから、私はピアノがやめられないのです!
仲道祐子(ピアノ)
今日は、9月30日13:30~のリサイタルのプログラムをご紹介しますね。
ドビュッシー:二つのアラベスク
フォーレ:ノクターン第13番 ロ短調
リスト:コンソレーション 第3番
シューマン=リスト:献呈
ドビュッシー:前奏曲集第1巻より「音と香りは夕暮れの大気にただよう」
ラヴェル:「鏡」より「道化師の朝の歌」
随分試行錯誤しまして、こんな感じに決めました。
大好きなフランス音楽が中心です。
もう一つのリサイタルが子供さん向けということで、ちょっとこちらは大人仕様のプログラムにしてみました(笑)
私にとって新しい曲もいくつかあります。
この中ではフォーレが一番知られていないかもしれません...
彼の最後のピアノ曲です。
高校生のときにホロヴィッツの録音を聴いて衝撃を受け、いつか弾きたいと思っていた曲です。
当日は、もう少し詳しい曲の説明や、プログラミングの意図などもお話できたらと思っております。
三浦友理枝(ピアノ)
その昔の若いころはいざ知らず、最近では今回のようなスケジュールは組まないことにしていたのですが、どうしても昨日日本到着しか無理な日程。
今日は午後から長野県の上田に行って、早い夜に現地でピアニストとリハーサル。
(“その昔の若いころ”には、着いた翌日からオペラの稽古に参加していましたが。)
というのも、明日の午前中とお昼過ぎに、短めではありますが本番が2回続くので、リハーサルの可能性がここしかだめだったのです・・・。
ピアニストは、一昨年の「せんくら」でもおなじみの(?!) 丸山滋さん。
もう何度か一緒にやっているプログラムではあるのですが、やはり本番前には少なくとも1度は 「通し稽古」をしないと、お互いになんとなく不安なのです。
彼曰く、「その日の調子によっても歌い手はテンポ感ややりたいことが変わってくる」とか。
それに年齢によっても・・・?!
コンサートの近くになって、私の昔のCDを聴きながらさらうと、「ロクなことにならない」のだそうです。
「有美子さん、昔はこうやってましたよ~・・・」と言われたって、そんなに記憶もよくないし、自分のCDはちょっとアラサガシにも似て、恥ずかしくて聴けない、いや聴かない・・・。
それにもちろん逆も可能です、自分の“昔のよさ”にガクゼンとしたり・・・。
いえ、それでも舞台上でそのときにしか起こり得ない詩的な美しさを求めて、どんな本番でもベストを尽くしたいと、私たち演奏者は常に自分を磨き続けています!
ほんとです!
鮫島有美子(ソプラノ)
今日は私が出演させていただくベートーベン“交響曲第9番~合唱付き~”
にまつわる私の話しを少しだけさせていただこうと思います。
初めて第九を歌わせていただいたのは、大学3年の時の合唱でした。
12月恒例のその当時の私達声楽科の学生にとっては一大イベント!!
正直私はその第九を歌いたくて、学校を選んだと言っても過言ではないくらいでした(笑)
私の大学は声楽科が1学年何と200人もいまして、男声に比べて女声はもちろん多く、その競争率と言ったら、凄まじいものがありました。
例えば1回でも合唱の授業を休めば、出演できない・・・
風邪のシーズンは大変です。
高熱を出しても合唱だけは休めないと、出席していた同級生もいました。
オーケストラの練習場でのオケ合わせは、なんだか自分がプロにでもなったかのような勘違い気分で向かいましたね。
そしてソリストとの合わせ・・・これはもう!!
オーラが眩しい!!歌えばなおさらそのオーラは輝いて・・・
口を開けたまま聴いていた私。
オーケストラが入ってからの練習はもう、舞い上がることだらけでした。
そして本番。
テナーの弱い部分をアルトが少しお手伝いをする所がありまして、張り切って、舞い上がってる私は、少しだけのお手伝いから、完全なテナーへと変化していきました。
・・・気づいたのは、どうしても出なくなった低い音域のある場所でした・・・
ちなみに私はアルトの真ん中の席でそれをやってのけました。
終わってから、周りの友人に“良く低い声が出るなあ”とオホメの言葉?を頂いて、そして謝罪をした記憶があります。
私の失敗談を長々と話してしまいましたが、第九は皆さんご存知の通り、歌っても、聴いても、本当にパワーをもらえる曲です!
あの“Freude schoner ~”の部分になると、何度聴いても鳥肌がたちます。
今はおかげさまでソリストとして出演させていただいていますが、あの部分はいつも歌いたくてうずうずしますね。
皆さんも是非体感なさってください!
高山圭子(アルト)
皆様、こんにちは。
ピアノの仲道祐子です。
せんくらは毎年続いて来て、そしてまた、毎年続いていくもの・・・
とずっと思っていたのですが、今年せんくらが開催されます事がどれだけ嬉しい事か、また、参加させていただく事がどれだけ幸せな事かを、かみしめております。
今年は、仙台市青年文化センター内のさまざまなホールで、3公演弾かせていただきます。
公演番号1でチェロの長谷川陽子さんと「超名曲コンサート」
そして、公演番号8と19では、ショパンとリストの名曲をたっぷりとお聴きいただきたいと思っています。
音楽とともに、前へ。
皆さまとそんな時間を分かち合えますように。
皆さまとお目にかかれます事、楽しみにしています!!!
仲道祐子公式ブログ→http://yukonakamichi.seesaa.net/
仲道祐子(ピアノ)
今日から一週間ブログを受け持つ、歌の鮫島有美子です。
私の“ブログ初挑戦”は一昨年の「せんくら」、そして実は今回が2度目です。
最近は本当に多くの方がブログを書いていらっしゃいますが、私は会員になっている「クラブ・ウィルビー」の創立者、そしていい友人でもある残間里江子さん(仙台出身!)のブログを読む度に、ため息!
こんなに時間とエネルギーと才能を必要とされるものに、私は絶対取り組めません・・・この「せんくらブログ」だけが例外です!
東北の皆様、いかがお過ごしでしょうか・・・。
本当に本当に言葉に尽くせない気持ちでいっぱいです。
3月の震災以来、いろいろなプロジェクトに参加させていただきたいと思っていましたが、ピアノの有無とかスケジュール、他さまざまな問題もたくさんあって、なかなか実現までに至りませんでした。
やっと今回、また「せんくら」に参加できてとてもうれしく楽しみにしています。
ウィーンから日本に到着。
台風を心配しながら、でも何とか大型の二つが通過した後、羽田に着きました。
以前は成田空港も便利で気にならず、というのも実家が千葉県の市川だったせいかもしれません。
午後に成田着で夕方から夜を両親とともに過ごし、時差をうまく追いやっていました。早朝に着く便など考えも出来ない、どうやって1日を過ごしたらいいの、と言うのが私の“定説”だったのです。
ところがところが! ほかに可能性がなくてシカタナク「羽田便」を利用せざるを得なかった昨年の11月以来、俄然羽田ファンに・・・!
朝6時に着くのですが、話に聞いていたより空港のなんと小さいこと!!
(これは否定的な意味ではありませんので誤解なきよう!)
飛行機のタラップを降りてから、(と昔はこう言っていました・・・)荷物を受け取るまでが20分、そこを出るとすぐ目の前にタクシー。
そして東京の居住地までが(早朝なので)また20分!
7時にはもう完璧に部屋にいて、それからシャワーを浴び、買い物をして少し休んでもまだ昼前。
この快適さに慣れてしまってから、出来るだけ羽田に着くことが出来るようにしています。
時差?! もともと鈍いらしい私は、何時に着いてもこの単語とはオシリアイでないみたい・・・。
鮫島有美子(ソプラノ)