鮫島有美子6日目  

2011.09.13| 鮫島有美子

お昼から1時間半“ジム”(ダンスレッスンです・・・)に行った後、今回「せんくら」でもご一緒するピアニスト、小川典子さんとのリハーサル。

初めてお会いしてからいつの間にか3年以上が経ちました。
一番最初は、小川さんが川崎市で主催(?)していらっしゃる「ジェイミーの会」という、自閉症のお子さんを持つ親御さんのためのコンサートにお招きいただいたのがきっかけです。

室内楽はよくされても、歌い手との共演はほとんど初めてという小川さんでしたが、その音の繊細さと音楽の大きさに、ピアノの脇に立っていた私は息を呑みました。
その後少しずつご一緒する機会が増え、この“チャーミングな豪傑”典子さんは、私のリサイタルでもその魅力を振りまいてくださっています。

今回は7月末に「霧島音楽祭」でご一緒して以来ですが、大人になってから出会えた、信頼できる素敵な友となりました。

今日のリハーサル後のお楽しみは、若い女の方が一人でやっている「静流」という本当に小さな和食のお店。
8人のカウンターだけでいっぱいになってしまうこのお店は、やはり大人になってから出会い、今では親友の一人といえる風吹ジュンさんに教えていただきました。

といっても、“いかにも芸能界風好み”の高級店ではなくて、本当に気軽でおいしいところなのです。
(風吹さんはまったく気取りのないさっぱりとした、女性から見てもとても素敵な人ですよ!)

おいしいことに加えて、教えてくれたひとつの理由はおそらく、「自分の家から近い」だと思います!!

明日は施設に入っている叔母を訪ねていこうと思っています。
ちょっと遠いので、ゆったりとした時間を見つけるのが難しいのですが、なにしろ私のオバというだけではなく「ウバ」でもあって、小さい頃からとても可愛がってくれました。
「乳母」の意味は本当に文字通り。母乳があまりよく出なかった母に代わり、叔母は(何ヶ月か後に生まれた従兄弟がいたので)ずいぶんと何回も私に母乳をくれたそうです。

私の妙にのんびりとした性格は、もしかしたらこのウバ叔母からの「遺伝」かもしれません・・・!
鮫島有美子(ソプラノ)

高山圭子4日目  

2011.09.13| 高山圭子

皆さんこんにちは 高山圭子です。

今日でブログ最終です。ので、写真を載せてみました。
この写真は、オーストリアにあるクーフシュタインという小さな町にあるお城です。
実はここの町には大変面白い仕掛けがありまして、何か、といいますと、少し分かりにくいのですが、上の写真の左下に少しだけ見える建物。
オレンジ色の屋根が少しみえていますが、ここは広さ3畳くらいなんですが、パイプオルガンの鍵盤があるんです。
そして、パイプは・・・と言いますと・・・右上に一番大きい円柱の建物があります。
ここにパイプがあるんです。
どういうことかと言いますと、下で弾いた音がずっと上のパイプを鳴らして、町じゅうにオルガンの音が響き渡るという構造なのです!

パイプのある部屋から下を見下ろすと下の写真の風景が見えます。
そして・・・・・・・・・・弾いてるのは赤い矢印の辺りです。

オルガン奏者の方は本当に大変ですね。
毎日決まった時間に演奏をするのですが、間違えでもしたら、町じゅうの人がズッコケル(笑)という恐ろしいプレッシャーの中で弾かなくてはいけないという・・・恐ろしい町、クーフシュタインです。

いえ、素敵な町クーフシュタインです。

私はヨーロッパのこうした田舎町が大好きで、色合いがとても綺麗ですよね。
パステルカラーといいますか、オーストリアはこのようにパステルの色の建物が多いような気がします。
西洋音楽をやっている者なら、だれでも憧れるであろうヨーロッパの風景、何度訪れても心躍る風景、そして何度歌ってもいつも憧れているその響きに心躍りながら、いつまでも歌っていきたいと思う今日この頃であります。
Vielen Dank!!
高山圭子(アルト)

ミニトマト  

2011.09.12| 仲道祐子

さて、ここ何年かの夏の楽しみがベランダ菜園です。

採りたての野菜をすぐ調理して食卓へ、を願って始めました。
とは言っても、今まで山あり谷あり。
なかなか「大収穫!」とはいかない事を学びました。

無農薬で育てています。
すると、害虫と病気と無縁で・・・というのは至難の技で、更に、都会でしかもベランダで育てているにもかかわらず「小動物」という天敵がいる事も学びました。
(昨年は小動物が夜な夜なやって来て植物を丁寧に掘り返されてしまい全滅の憂き目をみました・・・。)

昨年、全滅しましたので今年は規模を縮小。
ミニトマトに挑戦致しました。
春頃室内でポットに種まきして発芽を待ち、本葉が3,4枚出て来た頃に外のプランターに本植えです。

規模縮小で、たったの4本しか植えなかったのですが・・・
これが驚く事に今年は豊作!
「鈴なり」とはこういう事を言うのね!という豊作。
無農薬なので今まで無傷でここまで来た訳ではありませんが、その少々の傷にもめげず、植物自体が元気に頑張ってくれています。

まだまだミニトマトは花を咲かせてくれていますので、もうしばらく楽しめそうです!
仲道祐子(ピアノ)

三浦友理枝5日目  

2011.09.12| 三浦友理枝

音楽の話ばかりしてきましたが、今日はちょっと話題を変えて、、

関東が梅雨の時期に、北海道に旅行に行きました。
仕事でなく飛行機に乗るのって、なんだか変な気分でした(笑)

やはり札幌には仕事で行くことが多いので、あえて札幌はスルーし、なかなか行けないような場所にも沢山行きました。

同じ日本とは思えないような、とにかく度肝を抜かれる壮大な景色のオンパレードで、ちょっと人生観が変わった気もします。
ただ、ヨーロッパに気候も景色も似ているところもあり、懐かしい気もしました。

ひたすらまっすぐ続く一本道、右は広大な牧草地、左は雄大な山、という景色の中を走っているとき、ちょうどラジオからブラームスの交響曲第1番の終楽章が流れてきて、びっくりするほど景色とマッチして感動しました...

今日の写真はまさにその場所ではないんですが、こんな長ーい一本道が沢山あって面白かったです。遠近感を肌で感じられます(笑)
三浦友理枝(ピアノ)

鮫島有美子5日目  

2011.09.12| 鮫島有美子

「座右の銘」という言葉がありますが、私には「座右の書」があります。

ダンスとピラーテス(日本ではピラティス)という“スポーツ系”(?? ハハハ・・・)
の趣味など、昔の私には思いもよりませんでしたが、もともと好きだったのが読書。
趣味というにはあまりにも乱読ですが、そんな中でもこの本はいつも持ち歩き、何度も読み返しています。

米原万里さんの「打ちのめされるようなすごい本」。
米原さんについてはご存知の方もいらっしゃるでしょう。日本でロシア語の通訳といえばこの人をおいてなかったそうです。
(妹さんは故井上ひさしさんの奥様。)

2006年に56歳という若さで亡くなられた米原さんがどのような人だったかは、彼女のさまざまな本を読んでいただくとして、これはものすごい読書家としても有名だった彼女が、亡くなる寸前まで書き続けていた「書評」を集めた本です。
ですので、米原さんが書かれたというだけでなく、自分がどんな本を読もうかと思ったときに、その指針とできるものなので大変便利でもあります。

その読書量と分野は半端なものではありません。
認知症のお母様をお世話し、犬猫その他の動物と一緒の生活の中で通訳としての仕事に駆け回り、しかも一日に7冊の本を読みこなす!

それも“ただなんとなく読む”のではなく、見事な書評をかけるくらいに読みこなす。

“タダモノ”ではないこの米原さんにして、自分が癌になったときのやりきれなさや不安感に押し潰されそうになっている感じが哀しいです。
読書家で、そしてあまりにも知性あるがゆえに、何人もの医者の提言を受け入れられず、本を読み漁って自分で“ベストの治療法”を探し出そうとするその姿が、“こちら側”にいる私たち読者の胸に迫ります。
声なくして「なぜ、なぜ、なぜ?」と問うてしまいます。

もし2003年の再発時に、お医者様の(それも3人以上!)言葉を受け入れて手術に踏み切っていたら、彼女はまだ存在して、いまだにすばらしい書評や本を書き続けていたかもしれません。

私がどうしてもお会いしてみたい人のお一人でした。

鮫島有美子(ソプラノ)

アーティスト写真  

2011.09.11| 仲道祐子

さて、皆さま。
お気づきいただけましたでしょうか?
今年のせんくらからアーティスト写真が新しくなりました!!!
アーティスト写真って贅沢なもので、カメラマンやヘアメイクさんなど自分で選ぶことが出来るのです!
なので、こと、アーティスト写真に関しましては、私が神様のように思っている武藤章さんに今回もお願い致しました。

その、武藤さんが雑誌ショパン9月号(只今発売中)で、アーティスト写真について語っていられます。
また、武藤さんが今まで撮影なさったピアニストのアーティスト写真が掲載されていて、私も載せていただいてます。
よろしかったら、ご覧くださいませ。
仲道祐子(ピアノ)

三浦友理枝4日目  

2011.09.11| 三浦友理枝

今年のせんくらでは、初めてチェロの遠藤真理さんとのデュオも弾かせていただきます!
9月30日と、10月2日の2公演です。

とはいえ、真理ちゃんとは2008年からかなりの数のコンサートを一緒にさせてもらっています。
去年は白石のホワイトキューブにも二人でお邪魔しました。
ようやくせんくらでもご披露できて嬉しいです。

もともと同じCDレーベルということがきっかけで知り合った私たちですが、多分、真理ちゃんが音楽家でなくても、普通に仲の良い友達になれたと思います(笑)
普段から電話やメールでコンスタントに連絡を取り合い、さらに移動中もしゃべり続け...
もう音楽に限らずありとあらゆる話をする仲です。

それぞれ勉強してきた国の系統や流派が違うので、合わせをしていく中で色々教えてもらうことも沢山あります。

また、真理ちゃんが間を取り持ってくれて、川久保賜紀さんとのトリオも結成できました。
(今年はトリオ公演がなくてちょっと残念ですね..)

チェリストとしての実力は勿論言わずもがなですが、人間的にもすごく尊敬しています!!

さて、今回は2公演とも、チェロといえばの名曲あり、ピアノとがっちり絡むソナタあり、さらに滅多に聴く機会のない謎曲?!ありと盛りだくさんなプログラムを予定しています。
今から合わせが楽しみです!

※写真は、去年の銀座ヤマハホールでの真理ちゃんとのステージです。
三浦友理枝(ピアノ)

鮫島有美子4日目  

2011.09.11| 鮫島有美子

大学生時代から本当にお世話になり、初めてのオペラから何本も、そして多くの回を重ねた「夕鶴」の演出も手がけてくださった鈴木敬介先生が、ついこの間肝硬変で亡くなられてしまいました・・・。
ご葬儀に伺えなかったので、どうしても今回の日本滞在中に「お別れ」を申し上げたく、手帳とにらめっこをしています。

昨年11月には、レッスンに行っている学校で偶然奥様にお目にかかり、先生のお元気なご様子を伺って一安心していたのですが・・・。
お正月に遊びに伺うつもりが、ちょうど母が体調を崩してそれどころではなくなり、 先生のところにはそのままになってしまいました。

その昔から教えていただいたりシゴカレタこともたくさん、お酒が本当にお好きな方でした。
今日伺いたくお電話させていただいたのですが、あいにくどなたもご不在でしたので、次の機会を願っています。

今ヴィデオで出ているオペラ「夕鶴」、“つう”は紙吹雪の雪の中でよく走りました。
團先生は10年前に鬼籍の人となられ、今度は鈴木先生も・・・。
夫や外国の友人たちも口をそろえて絶賛した、幻想的で美しい舞台の「夕鶴」でした。
原作者の木下順二先生から唯一映像化のOKをいただいたのが、このヴィデオなのです。 1994年の製作ですが、いまだにDVD化されていないのが本当にとても残念です。

今日は夕方から旧千代田区立九段中学校の「還暦同期の集まり」で、昨夜の焼き鳥屋さんに20人ほどが集まりました。
(メチャクチャぎゅうぎゅう・・・。)
といってもお店は日曜日で閉店、仲間がそれぞれさまざま持ち寄って、空間だけ借り、昔のままにおしゃべりに興ずるという趣向です。
九段中創立40周年の折「記念コンサート」をしたのをきっかけに、なにかにより集まる仲間の数々ですが、ちょうど子供でもなく、大人にもなっていなかった時期の懐かしい友人たち、いくつになってもすぐに昔のままに戻るのが面白いですね!
彼らはまた、よく一緒に東京のコンサートやオペラにも来てくれます。
(実は私のダンスも、この仲間の一人が連れて行ってくれたのが始まりです。)
鮫島有美子(ソプラノ)

せんくら2011  

2011.09.11| 津田裕也

皆様こんにちは。ピアノの津田裕也です。

まだまだ震災の影響が残る中、多くの人の熱意と努力で今年もせんくらが開催される事に決まり、大変嬉しく思います。
そしてそこで音楽を奏でる事の出来る幸せに、心から感謝しています。

震災では、普段当たり前にある事の有難さ、無事に生かされている毎日がどんなに有難い事か、痛感致しました。
私も石巻に住んでいた伯父を津波で亡くし大きなショックを受けました。

この度の大震災で亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。
そして被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

今回のせんくらでは、自分なりに祈りと希望を感じる作品を中心に選曲致しました。
聴いてくださった方の心がすこしでも元気になるよう祈りを込めて演奏したいと思います。
津田裕也(ピアノ)

ごあいさつ  

2011.09.11| 丹野富美子&吉田彩

皆様、こんにちは。
マリンバの丹野富美子&ピアノの吉田彩です。

公演番号34『みんなでGO!GO!音楽は続くよどこまでも♪』のタイトルに沿うべくあれやこれやと「小ネタ」を考える日々。
今の段階では演奏より演出に力が入ってます(笑)

合わせは丹野宅でやるのですが、「これもやっちゃう?」「これ使うと盛り上がるよねぇ。」と毎回爆笑!準備がこんなに楽しいなんて私たちは幸せ者。

いやホント、とっても楽しい「旅」にみなさんをお連れしたいと思っています。
どの曲にも、できる限りの心を込めて。お持ち帰りできるプレゼントも準備中です。
だからぜひ来てください!って書こうと思ってたのに、完売とは・・・
嬉しい驚き。
本当にありがとうございます。

会場でお会いできる皆様と素敵な時間を共有したいと思っています。
そして3日間のたくさんのコンサート、できることなら全部聴きたいです。

ブログも今日から1週間、よろしくお付き合いください。
丹野富美子(マリンバ)
吉田彩(ピアノ)

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