好きな事【植物】  

2011.09.16| 河村尚子

今日のテーマは「植物」。
長い演奏旅行から帰って来て一番心配なのが、家の植物がまだ生きているかどうかという事。
幸い近所に住む友人が定期的に水やりに来てくれるので、枯れるという事はないですが、 帰宅した3週間後には毎日世話をしていた頃の姿と必ず変わっているので毎回少々焦ります。

いきなり花がポンと一輪咲いていたり、枯れた葉っぱが増えていたり。

植物に話しかけながら手入れをすると元気に育つ、とよく言われますが皆さんはどう思われますか?

これまで何回も経験して来た事なのですが、枯れかけでもう見込みがないだろう、という植物でも根気よく少しずつ水を与えたり、日陰や風通しの良い場所に置き換えたり、短期間少し放っておきながら関心を向けなかったりすると、案外新しい芽が出たりするのです。
生きる力って凄いな、と毎回思います。

水をあげ過ぎても駄目だし、放ったらかしているだけも枯れるだけ。
ちょうど加減の良い植物への接し方は「バランスを取る」という意味で良い勉強になります。

写真は、5年前に水を沢山やり過ぎて葉っぱも無くなった状態の蘭が素晴らしく花を咲かせている今の状態です。
河村尚子(ピアノ)

世界の歌、名曲巡り~  

2011.09.16| 大内裕子・草刈伸明

皆さんこんにちは。大内裕子です。

 

今日は、今回演奏するプログラムについて少しだけご紹介したいと思います。
『世界の歌、名曲巡り~』と言うことでイタリア、ドイツ、フランス、ロシア、我が国日本、アメリカの歌をピックアップしました。
そこで、私が歌う中から2曲紹介します。

1、ラフマニノフ作曲ヴォカリーズは母音唱法(終始『ア』の母音 で歌う)と言われ、歌詞がない曲です。ラフマニノフの生前から人気がある曲で、編曲版でピアノ版やチェロ、ヴァイオリン等で演奏されます。

2、『クラリネットこわしちゃった』
皆さんこの曲はどこの国の曲だと思いますか?
正解はフランスで、フランスの童謡なんです。

クラリネットを上手に演奏できない子供に対して父親が指摘をするという内容です。

この曲はポルトガル語版とスペイン語版があるそうです。
ポルトガルではEu Perdi O Do Da Minha Viola(私はギターのドを失った)というタイトルで歌われ、スペインでは「わが家の農場」というタイトルで歌われ、農場でさまざまな動物たにが鳴いている様子を歌っている歌詞になっているそうです。

今回はフランス語で挑戦してみたいと思います。どうぞお楽しみに♪
大内裕子(ソプラノ)

せんくらブログ1  

2011.09.15| 漆原啓子

震災から半年が経ちました。仙台のみなさま、いかがお過ごしでしょうか?
今回の震災は、自然の猛威をあらためて思い知らされました。
どうかみなさまがお元気であればと、お祈り申し上げております。
まだ、普通の生活に戻られてはいないのでしょうけれど、少しでも皆様に元気をお届けできれば、と今回の「せんくら」にも出演させていただくことにいたしました。

私は今回、10月1日と2日に出演いたします。

1日の公演は、チェロの長谷川陽子さんと二人で出演します。
曲目は、ヘンデル(ハルヴォルセン編曲)の「パッサカリア」。
そして、それぞれJ.S.バッハの無伴奏を演奏いたします。
陽子さんは「無伴奏チェロ組曲」を、私は「シャコンヌ」を演奏します。

2日は、東京芸術大学作曲科3年生の山中惇史君と、シュニトケの「古いスタイルの組曲」、ストラヴィンスキーの「イタリア組曲」を演奏します。
1日のプログラムが“純バロック”だとしたら、2日のプログラムは、“なんちゃって”バロック・シリーズです(^_^;)

近代の作曲家の作品ですが、どちらの曲も、バロックのテーマにそれぞれの作曲家のスパイスが効いており、楽しんでいただけると思います。
特にシュニトケは、あまり日本で演奏されない曲だと思いますので、是非、この機会にお聴きいただけましたら嬉しいです!

それでは、会場でお目にかかれますことを楽しみにしております。
漆原啓子(ヴァイオリン)

好きな事【料理】  

2011.09.15| 河村尚子

皆さん、こんにちは!
ピアニストの河村尚子です。

この度の東日本大震災により被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興を心より祈念いたします。

「せんくら」には2年前の2009年に初めて参加しました。
大変大きな音楽祭ですが、「せんくら」の事務所やボランティアの皆さんの密な計画力と素早い行動力、観客の皆さんの音楽に対する集中力と演奏者への温かい拍手、そして10月上旬の澄んだ空とぽかぽかと気持ち良い太陽がとても印象的でした。

その為、今回また出演させて頂ける事を大変嬉しく思います。
先ずは今日からの7日間、このブログにてどうぞお付き合い下さい!

今回私が選んだテーマは「好きな事」。
ステージ上の姿しかご存知ない皆様に、普段の私自身が好んでいる事を知って頂こうと思いました。
いくら小さな事でも、好きな事をすると毎日が楽しいですよね。
生きていくエネルギーとして、大変大切な事だと思います。

第一日目のテーマは「料理」。
これは毎日の気分転換です。
何を食べようか?という時点から楽しいですよね!
材料、作り方、出来上がりなどを想像しているとついワクワクしてしまいます。

料理とお菓子作りは和風、洋風、エスニックなどのジャンルにこだわらず、色々と新しいことにチャレンジしています。
今日はチーズケーキを作ってみました。カテージチーズ、生クリームバター、卵、砂糖に小麦粉、と結構ボリュームがあるケーキではありますが、大好きなケーキの一つです。

この頃は、インターネットで沢山の様々なレシピが検索出来るので便利ですよね。

それでは、いただきまーす!
河村尚子(ピアノ)

ソプラノの大内裕子です  

2011.09.15| 大内裕子・草刈伸明

皆さん初めまして。ソプラノの大内裕子と申します。

この由緒ある音楽祭で演奏出来ること。大変光栄に思っております。
今回は仙台市出身の若手声楽家による「世界の歌 名曲巡りコンサート」を草刈伸明さんと一緒にお届けします。
そして今日からブログ一週間お付き合いください。

今日は私について自己紹介をしたいと思います。
皆さん、栗原市は行ったことがありますか?
私は栗原出身で多くの自然に囲まれた中、のびのびと育ってきました。

子供の頃から音楽が大好きで、大学を経て3年前より仙台で合唱と声楽の講師をしております。

少しずつではありますが、仙台で演奏活動もさせていただくようになり、子供から大人向けまで幅広いジャンルに挑戦しております。

講師になってからとても好きになった歌があります。
「ドレミの歌」です。何故か口ずさむと元気がでてくるんです。
皆さんもそんな気持ちになる歌はありますか?

今回はアメリカの歌として、サウンドオブミュージックの中からエーデルワイス、ドレミの歌もお届けしますので楽しみにしてくださいね。
大内裕子(ソプラノ)

 

 

せんくらでお会いしましょう!!!  

2011.09.14| 仲道祐子

あっと言う間に、せんくらブログお当番最終日となってしまいました。

「せんくら」は私にとって、「出会いの場」なのです。
今までせんくらに何回か出演して来ましたが、せんくらに出演する度にいらして下さるお客様、そして、新たな出会いとなるお客様。
久々の仙台在住の知人との出会い。

そして、いつもはリサイタルなどで一人でのコンサートが多いのですが・・・
せんくらは違います。
会場でも宿泊しているホテルでも仲の良いアーティスト友達との出会い。
新たに出会う素敵なアーティストの方々。

それに、ちょっと時間が空いている時に会場内を歩いているだけで、声をかけて下さるお客様。

今年は、どんな出会いが待っているのでしょう。
皆様とせんくらでお会い出来ます事を楽しみにしています!!!
仲道祐子公式ブログ→http://yukonakamichi.seesaa.net/

 

三浦友理枝7日目  

2011.09.14| 三浦友理枝

とうとう私のブログも今日で最後になってしまいました...
そのタイミングで...はい、すみません、思わず牛タンの写真を載せてしまいました(笑)
去年のせんくら中に撮った一枚です。

せんくらに参加させていただくようになってから、いろいろ美味しい牛タンのお店を紹介していただき、今や仙台に行ったら必ず牛タンを食べないと落ち着きません...

もし食べる時間がなかった場合は帰りの仙台駅で牛タン弁当を調達します!!

特に、せんくらはコンサート間の移動も多く、なかなかのハードワークなので、頑張ったあと、出演者のみんなと食べる「今日も一日お疲れさま」牛タンは格別です!

....なんて、食べ物の話で終わってしまいそうですが、仙台の皆さんにお会いするまであと半月、より良い演奏でお楽しみいただけるよう、一生懸命準備を頑張ります!
1週間お付き合いいただき、ありがとうございました。
三浦友理枝(ピアノ)

 

鮫島有美子7日目  

2011.09.14| 鮫島有美子

仙台に伺えるまであと2週間ちょっとです。
今年の「せんくら」が実現するまで、実際には大きな紆余曲折があったそうですが、裏側の方たちのご苦労はきっと計り知れないことだったろうと思います。

仙台駅の周りなど、震災直後の傷跡が信じられないくらい“復興”しているそうですが、本当の意味での復興は目に見える場所だけの問題ではないでしょう。

今回の「せんくら」では小川典子さんとご一緒ですが、彼女が5月4日の「赤旗」に“心をひとつにする”ということについてエッセイを書かれていました。
(インターネットで可能な方はぜひお読みください。)

3月11日に起きた震災に、その月の30日にはロンドンでチャリティのコンサートを開かれ、なんと1回のリサイタルで300万円近い寄付金が集まったそうです。
彼女は今回もし「せんくら」が実現しなくても、絶対に何とかして、電子ピアノを運び込む以外方法がなくても、被災地で演奏をしたいと燃えていました。
私も同じ思いでいましたので、このチャンスを下さった「せんくら」の方たちに心からお礼を申し上げたく思います。

私の住むウィーンでもどこでも、まだ世界中でフクシマと地震、津波の名前が出ない日はありません。
残念ながらどうしてもマイナスな部分が大きい報道なので、いまだに外国からの公演がキャンセルになることも少なくないようです。

でも、半年が経つとは言え、今回の震災を忘れている人は誰もいません。
どこに行ってもさまざまな人から質問を受けます。
生活の中で“不必要”と思われる「文化や芸術」がどれだけ私たち皆の心を暖め、励まして復興させていってくれるものか、阪神淡路大震災の際に、皇后様が考えられたのはまずそれでした。

そして人と人との結びつき。今回のコンサートの最後には、大好きな、さだまさしさんの「人生の贈り物」を歌いたいと思います。
皆さん、どうぞ一緒にこの「せんくら」をまた作り上げていってください。
鮫島有美子(ソプラノ)

 

司馬遼太郎  

2011.09.13| 仲道祐子

最近のマイブームです。
「司馬遼太郎」!!!

以前、山岡荘八の「徳川家康」を読書していた頃、(全26巻。読み終えるのに2年近くかかりました・・・。) 皆様からしきりと勧めていただいた司馬遼太郎の本。
ブログの中でもコメントでお勧めいただき、出かければ、「司馬遼太郎は読みました?」と聞かれ、皆様それぞれお勧めの一冊は違ったものの、「司馬遼太郎」がこんなにも頻繁に勧められる事に驚いたものでした。

実は、大昔に司馬遼太郎を読み始めたものの、挫折した苦い経験が・・・。
というのは、本に印刷されている字が物凄~く小さかった!!!
読み辛いといいますか、見辛かった・・・という理由からです。

それが、最近司馬遼太郎本を読み始めてみましたら、なんと、再出版されているものは、字が普通サイズではありませんか!?

それで、先ず取りつきやすそうな「国盗り物語」から読み始めましたら、もう、すっかり司馬遼太郎の魅力にとりつかれてしまいました。
今では、司馬遼太郎本をいつか制覇する!
という無謀に近い計画をかかげ、たまに、字が小さな昔出版された本にあたっても、その見辛さにめげることなくその無謀な計画を一歩一歩前進中です。

せんくらの私の登場日は2日間だけなのですが・・・
多分2冊は持参して仙台入りする事と思います。
仲道祐子(ピアノ)

三浦友理枝6日目  

2011.09.13| 三浦友理枝

北海道では、観光の定番、旭山動物園にも初めて行きました!
動物園に行くのは多分20年ぶりくらい...?
水族館にはたまに行きますが、動物園は本当に久しぶりだったのでとても楽しめました。

展示の仕方がユニークで有名ですが、本当に見たことのないような角度や視点からおなじみの動物も眺めることができて、すごく新鮮でした。

キリンさんの顔と同じ高さから、真っ正面で草を食むのが見られたのが特に印象的でした。

また、飼育員さんお手製の、その動物についての丁寧な説明書きが至る所に貼ってあり、あたたかい雰囲気のほのぼのとした動物園でした。

写真は木の上でのうたた寝の合間に、私のカメラをちらっと見てくれたレッサーパンダさん。かわいかったです!!

三浦友理枝(ピアノ)

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