9月7日 モンテプルチアーノ
街の中は、入り組んでいて毎回同じような景色なので、いつも迷子になりそうです(^_^;)
(写真【1】)
今日は、みんなが一番楽しみにしていた(笑)
「ワイン・テイスティング(試飲会)」の日です。
セミナーにツアーが含まれているんです!びっくり!
さすがワインで有名なモンテプルチアーノだけのことはありますね!
(写真【2】)
まずは、ここのワイナリーの歴史をお勉強して…さぁ、試飲開始!
最初は白ワインから。白ワインのおつまみ(?)は、パンとオリーブオイル。
昔は、塩に税金がかかり、とても貧しかったので、パンには塩を入れずにつくっていたんだそうです。
その伝統に基づき、この日食べたパンにも塩は入っていませんでした。
でも、オリーブオイルの味も香りも濃くて(こんなに緑色だっけ~?っていうくらい!)、とっても美味しかったので、思わず買ってしまいました(‘-‘*)
(写真【3】)
ワインをついでくれているお姉さんが、いろいろ説明してくれました。
白ワインの次には、軽い赤ワイン(4ヶ月だけ樽に入っていた、というワイン)と、重めの赤ワイン。
おつまみは、サラミと、「ペコリーノ」というヤギのミルクから作ったチーズでした。
どのワインも美味しかった(^-^)v
(写真【4】)
★おまけをふたつ…
帰り道に通った、いい感じの小道。
(写真【5】)
すっっっごく綺麗な夕焼けでした!
(写真【6】)
漆原啓子(ヴァイオリン)
「乗り物」。幼い頃、母の車の運転に揺られて毎回車酔いしていたものの、自分自身が運転するとどうでしょう。
酔うどころか、スピード魔になってしまいました!!
私が住むドイツの高速道路は幸い速度制限も無く(工事中や補正されていない道路を除く)、運転しているとあっという間に時速180キロを出してしまいます。 (勿論安全運転が一番ですが…心掛けています!)
自動車の運転は大好きです。オートマ式の自動車は渋滞時や町中を運転するにはとても楽ですが、ギヤ式の運転はそれとは格別だと思います。
自分自身で車を動かしている、という感覚がより強いです。
しかし、自動車だけではありません。自転車の運転も大好きです。
自動車と違って、周りの空気に直接あたる事が気持ち良いですよね。
小学校時代、私は大変活発な少女だったようですが、ローラースケート、アイススケート、スケートボードなども乗り回していました。
ふざけて遊んでスケートボードに座り乗りしながら左手の指の爪を地面とタイヤの摩擦ではがしてしまった事もありました。
さすがに怖くなったらしく、それ以来スケートボードには乗りませんでしたが…
旅が多い今となっては電車や飛行機の中から(空の上から)の景色を見るのが大好きです。
特に日の出の時期のロシアの冬景色が素晴らしく奇麗で、毎回感動します。
河村尚子(ピアノ)
再びせんくらブログに登場させていただきました草刈伸明です。
今回は「世界の歌 名曲巡りコンサート」で歌わせていただきます曲の中から2曲を紹介させていただきます。
シューベルトが作曲した『鱒』作品32、D.550は「歌曲の王」と呼ばれるほど作曲した数ある作品の中でも有名なものと言えるでしょう。
ちなみに初めてこの曲を聴いたのは小さい頃に家にあった目覚まし時計で、毎朝目覚めるときにはこの鱒のメロディーがながれていました。
お陰で時計の目覚まし時計はすべてこのメロディーなんだと思い込んでいたほどです。
歌詞は川の中で元気に泳いでいた鱒を、荒くれ者の釣り人が強引に捕まえてしまうという内容です。
しかし、この詩の裏には「男達はこのように女性をたぶらかすものだから、若い女の子は気を付けなさい」という意味を持っています。
歌曲は奥が深いですね…。
「赤とんぼ」は作詞 三木 露風、作曲 山田 耕筰による日本の代表的な童謡です。
日本中の老若男女が歌うことの出来る曲だからこそ、実際演奏会で歌うのはなかなか勇気がいります。
作詞者の三木露風によれば、北海道函館のトラピスト修道院で教鞭をとっていた時、午後四時頃に窓の外の竿にとまっていた赤とんぼを見て、放蕩者の父親が家に帰らず、母親は離婚して家を去り、祖父に引き取られて奉公人の少女に子守りしてもらっていた子供時代をふと思い出して出来あがった詩だそうです。
演奏者である自分にとっての「赤とんぼ」は一番町商店街を飛び交う赤とんぼであり、芋煮会をやる広瀬川の川岸を飛び交う赤とんぼです。
まだまだ人生経験が少ない未熟者ですが、自分なりの哀愁が出せるように努力したいと思います!
草刈 伸明(バリトン)
9月5日 モンテプルチアーノ
いよいよセミナーが始まります。
学校からさらに少し登ると、「ピアッツァグランデ」=“大きな広場”という意味の広場があります。
本当に急に広くなるような感じです。
(写真【1】)
学校は「パラッツォリッチ」と呼ばれます。
“リッチ家のお城”という意味です。
音楽学校に改造したようです。
セミナーの冒頭、学校のツアーをして下さいました。
たくさん部屋があり、それぞれに作曲家の名前がつけられています。
もちろん、フィレンツェに比べたら小さいのですが…。
でも、こじんまりしていて、いい街です。
(写真【2】)
9月6日 モンテプルチアーノ
学校の中庭からの景色。きれいでした。
(写真【3】)
この日は、学校のホールでヤコブとリサイタル。
観光客か、地元の人なのかわかりませんが…
たくさんのお客様が来て下さいました。
とてもいいお客様でした!
漆原啓子(ヴァイオリン)
私が住むドイツの住民もそうですが、日本の皆さんもペットを飼っている方が多いですよね。
動物ではありますが、一緒に暮らしてみれば家族の一員。
毎日ペットの姿を見る、触る、話しかける、見つめられる、行動を監視される…
それだけで心が癒されますよね。
私は動物が大好きです。
犬、猫、ウサギのような小動物から馬、熊、ライオンのような大動物、そしてトカゲやカメ、鳥類や昆虫類など観察していると切りがありません。
ドイツの中学校システムには社会実習の期間があり、学校に通う代わりに2週間毎日好きな仕事の職場に行って、その職業の仕組みや役目を自分自身で体験します。
クラスメートは警察や薬局、設計士、銀行など幅広いジャンルの職業に願書を出しました。
私は獣医師に願書を出し、幸い承諾して下さり、私は2週間だけそのアニマル・クリニックの「アシスタント」の一員となりました。
診察机の消毒、診察の立ち合い、レントゲンの撮り方、手術の準備と立ち合い、請求書の書き方などをして、意義深い毎日を過ごしました。
獣医師は動物との触れ合いが沢山あるのですが、クリニックを訪れる動物は予防注射を除くと残念ながら皆ほぼ病気です。
長い期間していた治療の効果が上がらず、結局安楽死させるケースもほぼ毎日あり、それは10代半ばの私には結構ショックな体験となりました。
その頃、音楽家の他に獣医師を目指すのも良いなと思ってはいましたが、この2週間の体験を通して正直感じた事は、音楽をしていて死と境遇する事は毎日ではないであろう、ということでした。
それでも、動物は今でも好きですけどね…
写真は先月訪れたミュンヘンの動物園のサイです。
気難しい顔をしてどうしたんでしょうね。
河村尚子(ピアノ)
この度初めてせんくらに出演させていただきます、バリトンの草刈伸明と申します。
毎回豪華な演奏者の方々が出演されるこの音楽祭で、自分が歌うことが出来ると知った時は本当に嬉しかったです。
初出演の今回はソプラノの大内裕子さんと「世界の歌 名曲巡りコンサート」というタイトルでさまざまな国の音楽をお届けしたいと思っております。
まずは自己紹介をしたいと思います。
東京ディズニーランドが開園し、ファミコンが発売された年のこどもの日に生まれ、高校まで杜の都仙台で育ちました。
小さな頃から歌うことが大好きだったのですが、音楽を本格的に勉強し始めたのは高校生からで、ピアノのドがどこにあるのを覚えるところから始めました。
また、合唱が好きでその中で自分なりにつくっていた発声から、自分の声のみで勝負する独唱の発声へと変えていくのが大変難しく、一応の形が出来た(自己評価ですが)現在も日々試行錯誤を続けています。
今回のコンサートの冒頭に、声楽を勉強するにあたり、まず誰もが歌うイタリア歌曲集の中から「陽は既にガンジス川から」を演奏させていただきます。
高校生の時に初めてこの曲を歌った時は、音をなかなかつかむことが出来なかったことと、言葉に不慣れであったこと、そして音域が広かったので大変苦労したことを覚えています。
歌う度に初心を思い出させてくれるこの曲を、音楽を始めた仙台で歌うことが出来るのは感慨深いものです。
最初の曲から全力投球で歌いますので、是非楽しみにして下さい!!
草刈伸明(バリトン)
9月4日 ボローニャ~フィレンツェ~モンテプルチアーノ
明日から始まるモンテプルチアーノでのセミナーのために移動です。
ボローニャからフィレンツェまで電車で移動…。
やって来ました、フィレンツェへ。
「中央駅」以外にも到着駅があるとは知らず、Rifedi(リフェーディ)という駅に着いてしまいました。
そこから中央駅までたったの5~6分なのに…日曜日だったので一時間に1本しか電車がなく…すごく時間がかかりました…。
フィレンツェでは、ピアノ・クラスの先生、ヤコブ・ロイシュナーさんと待ち合わせ。
「サン・ロレンツォ教会」。今回は時間がなかったので、中には入らず、外観を楽しみました☆
(写真【1】)
フィレンツェは本当に暑くて、教会の前にいたワンちゃんもへばってます(^_^;)
(写真【2】)
9月に入って夏休みも終わっていると思ったのですが、まだまだたくさんの人が訪れていました。
(写真【3】)
ほんの束の間の市内観光。ドゥオーモが見えます。
(写真【4】)
ドゥオーモ。「花の聖母寺院」とも呼ばれているそうです。
本当にきれいな建物ですね!
(写真【5】)
そして、いざ、モンテプルチアーノへ!
私たちが泊まるホテルは、町の一番下の方にありました。
学校は街の上の方にあるので、登るのが大変!
写真だと、お伝えしづらいのですが…。
(写真【6】)
さあ、いよいよ明日からはセミナーが始まります。
漆原啓子(ヴァイオリン)
皆さんは方向感覚が良い方だと思いますか?
男性と女性、どちらの方がより良い方向感覚を持っているか?
と訊かれたら、やはり大抵の方は男性と答えるでしょう。
そう、今日のテーマは「地図」。
私は地図が大好きです。地図を何時間でも眺めていられます。
建物の案内図、街の地図、日本地図、世界地図、鉄道の地図、車道の地図、山の地図、昔の地図。
地図を見ていると大変ワクワクします。新しい街や国を発見したり、街と街とのつながりや、どの道路がどこの小道に繋がっている等がはっきりと分かる所が楽しい。
また、地図はカラフルで濃い色や薄い色によって何が幹線道路か、どこが野原、川や湖かがすぐに分かる。
時々、川のラインが誰かの顔に似ていたり、地形が動物のシルエットを思い出させたり。
遠いと感じていた場所が、地図で見てみると案外近かったり。
私が地図を好きになったのはまだカーナヴィゲーションが普及していなかった頃、10代半ばになって母が運転する乗用車の助手席に乗り、初めて訪れる街の地図を見ながら先導したことによってです。
その為、方向感覚も悪く無い方だと思います。
仙台の街中も何度か歩きました。
また新たなる発見を求めて時間が許す限り、10月も歩きたいと思います!
河村尚子(ピアノ)
皆さんこんにちは♪
私のブログは本日最後となりました。
今日は私が好きな仙台のスポットをご紹介します。
私が好きな場所、それは仙台市天文台です。
仙台駅から車で30分程でしょうか、、初めて行ったのは小学3年生の頃だったと思います。
今はどこでも、街の灯りが明るい事から、中々満天の星空を見ることが出来なくなりましたが、 天文台では今の季節、仙台ではどのような星空が見えかプラネタリウムで見ることができます。
またどのような星座が見えるか、丁寧に教えてくれるのであっと言う間に時間が過ぎてしまいます。
そしていつか、本物の満天の空の下や大自然の中で思いっきり歌えたら、気持ちいいだろな~と考えてしまいます(笑)
是非一度足を運んでみてください!癒されますよ。
大内裕子(ソプラノ)
みなさん、こんにちは。漆原啓子です。
普段は、Facebookというソーシャル・ネットワークを使って、ちょっとしたコメントを掲載しています。
8月からは、今ちょうど滞在しているヨーロッパのことを日記風に載せていますが、今日からは、裏話を披露させていただきます。
9月3日 ボローニャにて
8月からヨーロッパに滞在し、ドイツにいる息子とゆっくり旅行を楽しみました!
この日は、息子の友達がいるということでボローニャへ…
しかし、その友達、ベルリンに行っていて不在…
案内役がいなくて、しかもガイドブックにも載っていないので、一体どうなることやら心配でしたが…
(ここまでのヨーロッパ日記は、Facebook「Keiko Urushihara漆原啓子」のページで大公開中!)
とりあえず…何もわからないので、中心の広場まで来てみました。
この街は、バスの運賃がなんと1ユーロ!安いなぁ…。
ヴェネツィアは「観光客料金」というのがあって水上バスの運賃は、6.5ユーロもしました!
(写真【1】)
正面に見えるのが、市庁舎…と思います。たぶん。。
(写真【2】)
こうやって外にテーブルを出して食べるのっていいですよね~w(^o^)w
(写真【3】)
土曜日だからか、人が多かったです。
しかし…ここが「何」なのかは全くわからなかった…。
(写真【4】)
このあと、ボローニャの友達に教えてもらった美味しいレストランに行くことに♪
街の中心部から少し離れていたので「タクシーに乗ろう!」
と提案したのですが、「イタリアのタクシーにはぼられるから嫌だ…」
と息子に反対され、ひたすら歩き、バスに乗り、探して探して…
ようやく辿り着いた!
…が!!!
なんと、お休み(*_*)!!!
…仕方なく、近くにあったレストランに入ってごはんを食べました。。
まぁ、いい思い出にはなりましたが…疲れた~(~_~;)
(写真【5】)
漆原啓子(ヴァイオリン)