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SENCLA BLOG

ブログ

鮫島有美子
2009.08.16

充電できる場所・・・

皆様こんにちは! 生まれて初めて書くブログです。
肌にじっとりとまとわりつく重い熱気と不健康なエアコンの冷気に交互に襲われる東京の日々から逃れ、一ヶ月ぶりのウィーンの爽やかさといったら!!

まずラジオを「シュテファンスドーム」というクラシック音楽専門のチャンネルに合わせ、(すみません、TVがないのです!)、朝食をベランダに持ち出して緑の匂いを吸いながら、自宅なのにすっかりと“休暇”気分。
多くの友人が、日本とヨーロッパの往復の頻繁さを「大変でしょう」と言うけれど、飛行機ではよく眠れるし、時差のあまりない(単に鈍いだけかも・・・!)
私にとっては、ここはゆったりと自己充電のできる必要不可欠な時間空間です。

今年の「せんくら」では、ガラコンサートも含めると3日間に5回ものステージを務めることになり、今日はプログラム全曲目の最終チェックに追われました。何しろ歌は1曲の時間が短いので、それぞれの分数を計りながらのレパートリー作りは実は容易ではありません・・・。(事務所からは「なるべく曲が重ならないように」との希望あり・・・。ン、まったく暗譜をする身にもなってください!!)でも結構色彩豊かなプログラムになったかも。夫が1981年に作曲した、リルケの詩による「秋」という作品も初公開です。
鮫島有美子(ソプラノ)

竹内将也
2009.08.16

響きは立ち上がる

地球に生命が誕生してから三十数億年の時が流れているという。水から陸へ活動の場を求めて、生命は常に上の方向を目指してきたように感じる。海の中をどことなくさまよっていた時代から、自ら動き食を求めて陸へ上がり、飛ぶ者も出た。その流れの中で、脊椎動物として四つ這いだった身体を直立させた私たちの祖先が居る。

植物においても、それらは太陽という、生命にとって欠かせないエネルギーを発する物体へ向かってその丈を伸ばしている。一方大地に根を下ろすのだが、そこでは大地からの養分を受け取って下から上へ吸い上げている。

植物は光合成によって水と二酸化炭素から炭水化物を作り、その結果酸素を排出する。
動物は逆にその酸素を採り入れて体内の物質を酸化させ、二酸化炭素を排出する。
解剖学者の三木成夫( みきしげお、大正1 4 -昭和6 2) 氏によれば、動物の腸管を裏側にひっくり返すと、それはちょうど植物となると解説される。

楽器は自然の動植物または鉱物を加工して作られる。太鼓は一概に言えば主に木を胴としてその出入り口に動物の皮を張ったものである。ヴァイオリンも木製の共鳴体にして、発音体である弦は元来羊の腸を用い、弓は馬の尾である。
演奏という行為は身体を動かすことによって生じる。人間は食物を摂取し、蓄えた養分を燃焼させ水と二酸化炭素を排出するとともに、動力を得る。残った固形物は排泄されるが、昔はこれが食物を育てる為の肥料となり、江戸時代には健康な人のものほど高値で取引されたという。何一つ無駄なものはないのである!

このように人間は大自然が織りなす大きなリズム( = 息づかい)の一過程として生活( 生命活動) をし、そして音楽を奏でてきたと言えよう。
人間が直立( 真っ直ぐに立つ) するという出来事は、この大自然のリムの中で何を意味するのか。日常生活における「立つ」仕草は、積極性があり、ことの始まりを予感させる。立ち上げる、役に立つ、顔が立つ、立役者、立ち振る舞い、旅立ち・・・。

音も立てるものである。西洋音楽は教会で発達し、旋律は常により高い音を目指すエネルギーによって進行し作品全体が構成されている。低い音に回帰することは更なる高い音を目指す伏線となる。立ち上がる響き。教会では賛美歌が歌われる。
日本でも音楽は神事につきもので、祭と呼ぶものには神楽が奏される。特に太鼓は神聖なものとして神社に奉納される。拝む両手の先は天を指している。

こうして大自然と共に生きてきた私たちの祖先が目指してきたのは、紛れもなく「上への方向」であることが明らかになってくるのだ。
竹内将也(パーカッション)

福田進一
2009.08.15

初演多し!

今年の「せんくら」では3年連続になりますが、チェロの長谷川陽子さんとのデュオも実現します。
10/3(土) 16:40~17:40/仙台市青年文化センター/A.コンサートホールデュオも、ユーゴスラビアの作曲家ボグダノビッチなど、新しいレパートリーがいっぱいで、楽しみにしているのですが、なんと言っても、今回の目玉は、長谷川さんがキューバの国民的大作曲家レオ・ブローウェルの「無伴奏チェロ・ソナタ」を日本初演してくれること。

ブローウェルは、今年70歳になる指揮者・作曲家で、現代中南米最大の作曲家です。
すでに僕のために2曲のソロ作品「悲歌」「ハープと影」そして協奏曲「コンチェルト・ダ・レクイエム」を作曲しています。

昨夏の今頃は、彼の指揮するスペインのコルドバ交響楽団とこの協奏曲の初演で忙しかったのでした。
その代表作「ギターのためのソナタ」は1989年にイギリスの巨匠ジュリアン・ブリームのために書かれ、僕が日本初演し、今や世界的に良く弾かれるギターの名曲となっていますが、チェロ・ソナタはそれより20年近く前に書かれた作品で、近年イギリスで出版されました。
長谷川さんがこの未知の作品をどのように料理してくれるのか…今からドキドキしますね~

さらに!ギター・ソロでは、20世紀のギター名曲集と題して滅多に演奏されない難曲を披露します。
10/4(日)11:30~12:15/仙台市青年文化センター/B.パフォーマンス広場イギリスのバークリー(今年没後20年です)、そしてダッジソンといった名前は知っているけれど、あるいはCDのみで実演を聴いたことがない。そういう曲を集めてみました。どの曲もひょっとしたら仙台初演(?)かも知れませんよ。

「せんくら」が、僕自身だけでなく、仙台の皆さんにとっても新しい貴重な体験となりますように。今年も頑張ります!

福田進一(ギタリスト)

西江辰郎
2009.08.15

CD発売決定!!

この度新しくCDを出せることになりました。

今年9月21日にFONTECより発売予定で、ニコライ・カプースチン(Nikolai Kapustin)のヴァイオリンソナタ作品70などが入っています。

幸運にもカプースチン氏本人から言葉も頂くことが出来ました!

大親友のピアニスト、ジュゼッペ・アンダローロとの共演です。

是非聴いていただけたら嬉しいです。

「カプースチン」 KAPUSTIN

Blu-Spec CD

Blu-Spec CDという高音質のCDですが、今までの通常のCDプレーヤーで再生できます。

FOCD 3510 /3000円(税込)

内容曲

・携帯電話:着信音
・ニコライ・カプースチン:ヴァイオリンソナタ 作品70
・クライスラー:美しきロスマリン
・クライスラー:道化役者
・クライスラー:愛の悲しみ
・チャイコフスキー:なつかしき土地の想い出 作品42
・ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ(1927)

ヴァイオリン:Tatsuo Nishie
ピアノ:Giuseppe Andaloro
<録音>2008年9月2、3日(Live) 仙台市青年文化センター コンサートホール
<ライナーノート> N.カプースチン、奥田佳道

「私のヴァイオリン・ソナタが実際どのくらい演奏の機会を得ているのかは、はっきりとわかりません。私自身はアレクサンドル・チェルノフ氏と録音をしましたが、それ以外ではこの西江氏とアンダローロ氏のデュオしか耳にする機会が持てませんでした。しかしすぐに言えるのは彼らの演奏がとても優れているということです。「ヴァイオリン・ソナタ作品70」は小品でもなく、非常に難しい作品です。同じくこの曲を演奏した川上昌裕氏は、この作品で難しいところは、理想的なアンサンブルを実現する事だ、と述べています。

西江辰郎&ジュゼッペ・アンダローロ両氏による演奏振りは私を驚かせ、喜ばせるものでした。二人による私のヴァイオリン・ソナタの演奏は、全体的に華麗でエネルギッシュなものとなっています。」

Nikolai Kapustin
ニコライ・カプースチン 2009年5月 モスクワにて

(訳:鮫島奈津子)
西江辰郎(ヴァイオリン)

P.S.あともう一日分ブログがあると思って書いていたら、一日計算を間違えていました。
せんくらで皆様に演奏を聴いていただけるのを楽しみにしています!

http://homepage3.nifty.com/nishie-tatsuo/

 

河野克典
2009.08.15

あっという間に・・・・、そして思いは北へ

久しぶりに地元で乗ったバスは貸し切り状態で20分ものあいだ運転手の動きをじっと見ていた。昔は運転手の横にも座れたし、前に大きなボンネットもあった。あの左手の動きがとても目を惹いていた。

不慣れなブログであったが、あっという間に過ぎた。この一週間、「話題は無いか」と目をきょろきょろとさせながら歩いていた。そしていろんな事を考えることもできた。

思いは既に10月の演奏会! せんくらの4公演だ!
暗い演奏会の前は、日本の歌の演奏会。

昨年、「この道 ふるさとの歌」という日本の歌のCDを出した。表紙を如何しようか、という話になった時に直ぐに浮かんだのが八戸の海岸を描いた東山魁夷画伯の「道」。快諾を頂き使わせて頂いた。

「山は碧きふるさと、水は清きふるさと」、日本は何処に行ってもこの言葉がよく似合う。

先ずはできるだけ明るく、そしてたくさんの思い出を共有できればと思う。

4つめはグランドフィナーレ!

マエストロ山下と一緒に演奏をするのは初めてで、これも今回の楽しみの一つだ。昨年、もしかしたら20年ぶりに、偶然飛行場で会った。全然変わっていないのに驚いた!

仙台で美味しいものを一緒に食べよう! ということになった。

皆さんともお目にかかれるのを楽しみにしています。
一週間、お付き合いいただきましてありがとう御座いました。

河野克典(バリトン)
ホームページ: http://www.k-kono.com

福田進一
2009.08.14

せんくらでの新メニューは・・・

4年連続で「せんくら」に出演させて頂けることになり、今からウキウキしているギターの福田です。
仙台の熱狂的なギター音楽ファンの皆さんに再びお会いできること、心からの喜びです。
何? 美味い牡蠣だの、牛タンだの、酒だの、本当にウキウキ喜んでるのはお前の心じゃなくって胃袋だろって?

「ごめん、それって、ちょっとだけ正解。(特に食の都、仙台の場合はね)」

でも、ですね。今年のプログラムですが、料理じゃないけれど「新メニュー」が多いのには自分でもウキウキしますよ、本当に!
まず、フルート(荒川洋)、ヴィオラ(佐々木真史)&ギターという珍しい組み合わせのコンサート。
(10/2(金)12:45~13:30/仙台市青年文化センター/B.パフォーマンス広場)
古典期イタリアの作品ですが、カルッリの夜想曲とか、グラニャーニのトリオとか、これらは30年の長いギタリスト人生で全くやったことないんです。

どんな音がするんだろう?ドビュッシーに、フルート、ヴィオラ+ハープの有名なソナタがありますが、あまり想像つきませんね。
あ、僕が知らないんだから皆さんご存知な訳ないですよね~未知のイタリア料理。
それから、荒川くんが素敵な曲を書くフルーティストだってことは前から知っているんですが、どんな曲を書き下ろしてくるのか…

いや~、実に楽しみです。

あと、ソロですが7月25日にCD「オダリスクの踊り~タレガ作品集」をマイスター・ミュージックからリリースしました。
http://www.meister-music.com/new.html

「せんくら2009」では、この内容を中心に、さらに名曲「アルハンブラの思い出」「アラビア風奇想曲」などを加え、
タレガの没後百年を記念して演奏します。
こっちは、濃厚なスペイン料理、タレガの故郷バレンシアのパエリャ料理の感じで弾きましょうか!
10/2(金) 16:35~17:20/仙台市青年文化センター/D.交流ホール
福田進一(ギタリスト)

西江辰郎
2009.08.14

映画音楽

今僕は新日本フィルハーモニー交響楽団でコンサートマスターをしています。仙台フィルから新日本フィルに移ったのが2005年の4月なので、早いもので両オーケストラにおよそ同じ期間在籍していることになります。

今日は久石譲さんの公演の練習でした。あわせと会議もあったので、今は家でレコードを聴いています。
久しぶりのLP、いい音です!CDよりパワーがあるし、空間も自然。

久石さん率いるWDO(ワールド・ドリーム・オーケストラ)の公演では東京エレクトロンホール宮城でも8月26日に公演があるので、ひょっとしたら皆様とお会いできるかも知れませんね!

「ポニョ」も昨日やっと見れました。
もちろんストーリーや映像も見たかったのですが、曲のどのテーマがどんな箇所で使われているかにもとても興味があって、半音階の使われる蜂蜜、波の音形、天馬が駆けるモチーフが、波の上を駆けるのに
使われていたり、ミニマルミュージック的な要素も、ハチャトゥリヤンの音楽に似ていたりと、とても面白いです。

そういえばショスタコーヴィチも映画音楽を書いていますが、書きたくなかったという説もあります。
けれど、オペラがそうであるように映画もやっぱり総合芸術ですね=
西江辰郎(ヴァイオリン)
http://homepage3.nifty.com/nishie-tatsuo/

河野克典
2009.08.14

続けることの尊さ!

前にも書いたが、僕は三日坊主である。

唯一、長続きをしたといえるのは「歌」、そう「歌うこと」だ。

今こうして歌っているとは誰が想像したであろう!?

音楽に関わっていると言うこと自体不思議なことかもしれない。

歌をはじめたのは高校三年になってからだし、そうか「歌」「歌い手」でと思いだしたのは大学4年の今頃だった。

学部時代は「歌」や「音楽」「音楽大学」に????だらけだっし・・・・・。といいながら時間は過ぎて行ったし、気がついたら四年生になっていた。

月曜日から郷里山口から行き、戻ってきた。

先日の集中豪雨の事も気になっていたが、年に何度かは山口に戻る。

昨年からは山口県の「ふるさと大使」を勤めている。元々それ以前からふるさとのニュースは気になっていたし、大変光栄なことだ。

帰ると決まって中高の同級生が集まり飲み会となる。

そしてその青春時代を過ごした街で二カ所ほど必ず行くところがある。一つはラーメン屋、もう一つは喫茶店である。

今回も昨日、ラーメンを食べて、喫茶店へ行って、それから飛行場へと向かった。

どちらも30数年の時を経ても存在する。有り難いことだ!! いや奇跡だ!!

昔、この窓から入ってくる夕陽が心地好かった。このカウンターに座って流れてくる音楽を聴いた。

僕にとってはすべて新しい世界の音楽だった。

そこはまた粋がって大人を感じられるところだった。

外の道や街路樹は変わってしまったけれど、中はタイムトンネルのよう。

初めてこうしてマスターと二人で写真を撮った。三十数年の時を経た男二人。
河野克典(バリトン)

福田進一
2009.08.13

ギターとの出会い

皆様、ギターの福田進一です。

さて、昨日に引き続き本日は自己紹介をいたします。

私は大阪の中心部、船場という商売の町に生まれ育ちました。
もとより音楽は大好きでした。9歳の頃、小学校への通学路の途中にある小さなピアノ教室に通い始めたのですが、始めるのには少し遅過ぎたようでした。
レッスンの最中、後ろの椅子で順番を待っている自分より年下の女の子たちが笑うのです。私がミスをするたびに…。これは自我が芽生えはじめた男の子には大変屈辱的でした。

趣味では、ピアノ以外に父が買ってくれたウクレレも弾いて遊んでいたのですが4本弦というのは実に和音が頼りなく、友人の弾くフォーク・ギターの豊かな音量に比べて情けなく思っていました。
しかしある日、なんとピアノ教室の2階にギター教室が出来たのです。私は11才の夏にそこに引っ越したのでした。それがその後9年間師事した斎藤達也先生との最初の出会いでした。

最初はクラシック・ギターというジャンルがあることも知らず、言われるがままピアノのバイエルにあたるカルカッシの教則本を持って通ったのですが、齋藤先生の教育は実にユニークでした。ハーモニーがわからなければ当時流行のフォークやビートルズ、シンコペーションなどのリズムがわからない時はボサノバやサンバを題材に面白く楽しくレッスンして下さるのです。

アンサンブルにも積極的に参加しました。最初の発表会では、ギターではなくリコーダーを吹きました。かなり難しいフレーズでしたが、元来吹く楽器は大好きなので得意になって演奏したのを覚えています。ギターの腕前も順調に伸びていきました。

14才の時、パリ国際ギターコンクールで優勝した渡辺範彦さん(当時22才/故人)の演奏会を聴き、自分の進む道はこれだと確信しました。残念ながら当時は音楽大学にギター科がありません。仕方なく腰掛けのつもりで関西大学商学部に進みましたが、在学中に大阪のコンクールで二度入選し周囲も可能性を認めてくれるようになり大学を中退し、1977年6月にパリに留学しました。ギターの留学に何故パリを選んだのかというのはよく訊かれる質問ですが、14才の時の衝撃と感動、そして確信がずっと続いていたからに他なりません。
福田進一(ギター)

西江辰郎
2009.08.13

惹きつける

今日は「はじめてのクラシック」
~中学生・高校生のために~の本番2日目でした。
三枝成彰さんの株式会社メイ・コーポレーションの企画で、
手軽な料金で生演奏を聴ける機会を提供するコンサートです。

プログラムはチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲、そして交響曲第4番という充実したもの。

三枝さんのトークも交え、5000人の前で2日間にわたるコンサート。
指揮は小林研一郎氏。

三枝さんにも、スタッフの方、協力してくださった方にも聴きに来てくださった方々にも感謝しなければ。

今日の本番でどのくらいの方が、新たにクラシック音楽に興味を持って下さったでしょうか。
短い曲をチョコチョコと聴いていただくのも良いかもしれませんが、今日のようにある程度の長さの曲を全曲を通して演奏できるほうが僕は好きです。

時々思うのですが、クラシック音楽は静寂を必要とする音楽だなとおもいます。
それも、防音室の中に閉じ込められたような静寂ではなくて、自然な空気の流れのある、静けさ。

息づかいや、生命の息吹はあるのに、そこに静寂があるような、そんな静けさです。

最近は、より多くの情報、多くの騒音のなかで暮らさなくてはいけなくなり、電車の中でクラシック音楽を聴いたりするのは難しいほどです。

けれど、自然にきこえる鳥の声や、虫の声など、夜など虫が鳴いていても寝れるのが不思議ですね。何が違うのでしょうね。

偶然性や、一回限りのこと。変化、ゆらぎみたいなものがそこにはあるからなのではないでしょうか。

演奏会では一つの会場に多くの方が集まり、何かに惹き付けられるとき、そこにはある静寂が生まれます。

そんな「惹き付ける」演奏ができる音楽家になりたいです。
西江辰郎(ヴァイオリン)

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