
皆さん、はじめまして!
私は仙台フィルハーモニー管弦楽団で副指揮者をしております、松元宏康と申します。今回は10月8日に行われる仙台ジュニアオーケストラの演奏会の指揮者として私が皆さんの前に登場するという事で、このブログに参加することになりました。
本来、指揮者と呼ばれる人というのは人前で面白い話をするのが上手だったり、文章を書けばウィットに富んだジョークを交えながら素敵な事を書ける方が多いのですが、私はまだまだ副指揮者ということでその辺も大目に見ていただければと思います。
さて、最初に… まずは、今回の演奏会の主役である仙台ジュニアオーケストラについて少しお話しなくてはいけませんね。
仙台ジュニアオケは、全国でも珍しく公立のジュニアオーケストラで、現在、仙台市に居住または通学する小学校5年生から高校2年生までの男女(夏期合宿での練習風景)約120名が在籍しております。そして、その子供たちの楽器の指導にあたっているのは、全パート仙台フィルハーモニー管弦楽団の団員です。
実は、日本ではジュニアオケと呼ばれる団体が多くありますが、現役のオーケストラの団員が、直接全パートに指導者として参加しているのは仙台を含め数団体しかないそうです。
子供たちが将来音楽家になるかそうでないかに関わらず、人生の一番大切な時期に音楽という素敵なものに触れるチャンスがあり、またそれを教えているのが現役のプロであるという事を考えると、こんなに恵まれた環境はないのではないでしょうか?
みなさんこのようなジュニアオーケストラが仙台にあるなんてご存知でした?
それでは、これからしばらくのお付き合いですが、どうぞよろしくお願いいたします。
仙台フィルハーモニー管弦楽団副指揮者 松元宏康(まつもと・ひろやす)
http://www.city.sendai.jp/shimin/bu-shinkou/jr-orche/index.html