今回の「せんくら」では、龍くんのお母様の節さんもご出演なさいますね。私も、節さんのお話に興味津々で、平井さんに「是非聞いてみたいです!」と、お話しましたら、「ああ・・新さん、無理無理。だってあなたの出番の少し前だもの・・・」とあっさり(笑)おっしゃられ、渋々あきらめました。そりゃあ、いくらのんきな私でも、それはないですよね・・・。
それにしましても、このチケットを手に入れた方は、滅多に聞けないお話だと思いますから、ラッキー^^ですね。
いつもお会いすると・・・
「ゆうちゃん、全然変わらへんねえ・・」
(・・・と、これは、社交辞令・・・??(笑))
「それを言うなら、節さんです!ホントお変わりないです!」(これは本当なのですよ!)
いつお会いしても、若々しく、ハツラツとなさって、こちらまで、背筋が、ピーンと伸びる感じがします。。。
明日からの2日間は、お待たせしました!五嶋節さんのご登場です。何を書いて下さるのかしら・・?
ソワソワ、ドキドキ,ワクワク・・・・・(^^)
新ゆう(ピアノ)
今日は、一日食っちゃ寝練、食っちゃ寝練…。こんな毎日です。
及川浩治(ピアノ)
ちまたでは、「モーツァルト効果」なんて言葉もちらほら・・・。私も、美しいモーツァルトの旋律に浸りながら、お肌すべすべ??(笑)だといいのですが、なかなかそうはまいりません!
今回、モーツァルトのピアノソナタを4曲演奏させていただきます。
その中のk.310は短調の曲なのですが、同じ時期につくられたヴァイオリンとピアノの為のソナタもありました!短調の美しいソナタが・・・。(k.304)その2楽章の始まりのフレーズは、とても好きです。この頃、モーツァルトは、母親を亡くし、深い悲しみの中にいたといいます。その中で、このソナタが生まれたのですね・・・。
ヴァイオリンソナタといえば、五嶋龍君とも共演しました。
今、CMで流れているのが、k.296ですね。この曲は、彼が10才の頃だったと記憶しておりますが、大阪のコンサートで演奏しましたのも、今ではいい思い出です。。。
新ゆう(ピアノ)
今日は、一日リフレッシュのための日にしました。
朝練で基礎練習を徹底的にやり、そのあとはお出かけです。
まずは、広尾のヘアー・メイク・バージンに行き、*みどりツアーのために真っ黒にしていた髪を染めなおし、リフレーッシュッ!!!
次に広尾駅から日比谷線に乗り、銀座へGo!!癒し系デンタルクリニックへ行き、歯の治療〜どすこーい。僕はここへ来るまでは、歯医者は大大だいっ嫌いだったのですが、ここは超いいとこです。今日も僕は治療中に爆睡していたみたいで、起きたら治療してくれていたはずの院長先生がいなくなっていました。そして知らぬ間に、口が閉じないようにつっかえ棒みたいなのをしていました。ふーっよく寝た!!!
そのあとは、2つ隣のビルにあるマッサージ屋に行き、フット20分、ボディー110分のコースでリフレーッシュッ!!!いつもマッサージしてくれてる岡田っち、サンキュー!
帰りは木村屋で買ったあんぱんとクリームパンを食べながら、東京発中央ライナーで帰ってきました。
充実した一日でした。
*みどりツアー:五嶋みどりさんと全国の小学校・養護学校などへ訪問し、演奏等をしている「ミュージック・シェアリング」のこと
及川浩治(ピアノ)
今回、私は、初めて仙台にお邪魔します。はじめての仙台が「せんくら」でのコンサートだなんて、ピアニストとしてこんなにうれしい事はありません。
せんくらでは、たくさんの方が、トルコ行進曲を弾かれますね。(私もその中の一人ですが・・・)アコーディオンでのトルコ行進曲なんて素敵でしょうね〜。
私も家では、いろんな方のを聴いていますが、日によって、その日の気分で、聴きたいトルコ行進曲ってありますから、楽しみながら聴いています。雄倉さんが、書いていらっしゃったアンドレス・シュタイアーと高橋悠治さんのも是非聴いてみたいです。
他に、おすすめCDがありましたら、皆様にも教えていただきたいです。
そうそう、あと、仙台のおみやげ^^のおすすめもありましたら是非!!
新ゆう(ピアノ)
こんにちは。毎日毎日暑いですね。僕は一週間ほど宮城の実家の方にいましたが、こっちは湿気がなくて暑いとはいえ東京よりは過ごしやすかったです。今東京に向かう新幹線の中でこれを書いています。
ipodでお気に入りのアシュケナージ指揮、アムステルダム・コンセルトヘボウ・オーケストラのラフマニノフの交響曲を聴いています。
音楽を聴いていると手が止まってしまいがちで、何書くべな〜。あだま(頭)はだらがねくて(働かなくて)、だめだこりゃ。宮城弁は濁音が多くて、そういうとこは僕が留学していたブルガリア語とよく似ています。僕は、語学は得意ではないのですが、当時発音だけは、ほめられだっけ。んだがらどうしたっつう話なんだけど、仙台いいどご(所)だがらみんなできてけさい(来てください)。牛タンもうめ〜がらっしゃ(おいしいからね)!!!
及川浩治(ピアノ)
みなさま、こんにちは!ピアノの新(あたらし) ゆうです。
今日から一週間、せんくらブログにお邪魔させていただきます。どうぞよろしくお願いします。
五嶋龍のオフィスから・・・
http://ryugoto.asablo.jp/blog/2006/05/19/
で、5月に紹介していただいた時に、いくつかコメントをいただき、大変うれしかったです。今回は、あの!五嶋節さまからのメッセージも、ご紹介しようと思っておりますので、どうぞお楽しみに!
さて、「せんくら」のチラシを、拝見しましたが、かわいらしくて親しみやすい感じが、とても素敵ですね。その上1000円!で、ご家族みんなで楽しめる!なんて書いてあると、子供を持つ親としましては、もうワクワクします。こういうコンサートが、もっと増えるといいですね。私は、関西在住ですので、こちらでもこんな素敵な企画が誕生する事を願ってやみません・・・。
私の周りで「せんくら」の話をすると、行かれた事のある方もない方も目を輝かせて・・「仙台?!!」と言われます。それで、「せんくらを聴いて、仙台も観光したい!」
という方が、何人かいらっしゃいまして、ナント!仙台まで来てくださる事になりました。
時候もバッチリですね・・・。ありがたいお話です。。。
新ゆう(ピアノ)
皆さんこんにちは。ピアニストの及川浩治です。
せんくらでは、仙台フィルとの共演で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏します。ラフマニノフは僕の最も愛する作曲家の一人です。偉大なピアニストでもあった彼の作品の中で、最も有名な曲です。ロシア的哀愁を帯びた美しくも悲しいメロディー、ぞくぞくするほどすてきでロマンティックなハーモニー、これでもかってなほどのクライマックス、最高です。
楽しみにしててくださいね。
及川浩治(ピアノ)
今日で最終回です。6月25日から1週間、わたくしのブログを読んで下さってありがとうございました。
「せんくら2006」は、クラシック音楽を身近な存在として多くの方々に聴いていただきたいというその強い願いで企画開催されるということですが、いち演奏家として本当に同じ思いです。
わたくし自身、クラシックを気軽に多くの方々に聴いていただきたいという願いを込めて自分でコンサートを企画してきました。
最初に、多くの方々にどうしたら実際にコンサートホールまで足を運んでいただけるかどうか、
それには・・・
・時間―ゆっくり出来る休日の午後
・手ごろな料金
・コンサートを聴く前、後におしゃべりをしたり、食事をしたり、とトータルで1日を楽しんで欲しい、
などなど。来てくださる方々の側から考えてみました。来年2月12日(月・祝)には、第3回「アフタヌーン・コンサート」をサントリーホールで開催いたします。
「せんくら2006」の、その規模、多種多様性、そして多彩さに目を見張っています!
心からエールをお送りいたします。
多くの皆様方に、仙台にてお目にかかれることが出来、演奏を聴いていただければ大変うれしいです。
もう一度、どうもありがとうございました!!
前橋汀子(ヴァイオリン)
こんにちは、加藤です。最終日は、今週ブログが同時進行していた、ヴァイオリンの前橋汀子さんです。人気、そしてその音楽の素晴らしさともに、まさに我が国音楽界の女王です。
おそらく今までに何百回(何千回?)と本番で演奏してきたであろう小品のような作品に対しても、いつでも同じようにリハーサルに取り組み、さらに新しい発見や、新しい可能性を見出そうとして、ちょっとしたバランスや間、テンポの取り方といったことを、普通に聴いていたら分らないほど微妙に変化させたりして、少しでも音楽を高みへ導こうとしている姿勢に本当に頭が下がるし、心底尊敬しています。
そして、たとえばブラームスのソナタのようなものを合わせているときでも、3時間ぐらい全然休みを取らずに弾き続けるという、すごい集中力とヴァイタリティを持っていて、これはひたすら音楽の確信へ向かっていこうとする、執念にも似た探究心から来ているのでしょう。こうした意識とエネルギーを持ち続けているからこそ、何十年にも亘って第一線で活躍してこられたのであり、またこれから先も、前へ進み続けることができるのだと思います。
華やかな、そして一見エンターテイメント性の強いような小品であっても、全身全霊をその数分に注ぎ込み、媚びるような演奏や、表面的な効果を狙ったりするといったところとは正反対の位置に立ち、感覚よりも心の底に直接訴えかけてきて、そこから真の感動を呼び起こすような音楽をする芸術家であると私は捉えています。ステージで一緒に演奏しながら、本番中にもかかわらず幾度となく心を震わせられてきました。
さらに素晴らしいのは、音楽そのものの持つ原初的な喜び、楽しさのようなもの、あるいはヴァイオリンという楽器が持っている根源的な魅力を振り撒きながら、精神の高みに向かっていくような厳しく深い音楽を同時に感じさせてくれる、もしかしたら、矛盾しているんじゃないか、と思わせるようなことを共存させているということです。
ご自分の本番がないときは、コンサートやオペラ、バレエ、さらには日本の伝統芸能などに、ご自分でチケットを取られて足しげく通われる方でもあります。そこからまた刺激を受けたり、新しいアイデアを得て、演奏に反映させていかれてもいますが、でも直接的には、そのためにというよりも本当に好きで通っていて、楽しんだり感動されてて、時々「この間聴いたあのコンサートは、こんな感じで素晴らしかったのよ。」とか、「バレエを観に行ったのだけど、あの人の動きにはびっくりしたわ。」とか嬉しそうに話してくれるのです。一度、「これ行けなくなっちゃったから。すごく行きたくてやっと手に入れたんだけど・・・」と、国立劇場の文楽のチケットをいただいたこともありました。感受性がずっと新鮮なままで、そして何に対しても好奇心に満ち溢れてて、とにかく若いのです。
いつどんなコンサートのときにも、そのステージの一瞬一瞬に存在の全てをかけて燃焼しつくそうとする前橋さん、仙台での本番が少し違ったスタイルのコンサートなだけに、一体どのようなものになるのか、共演者としてどのような体験ができるのか、いまからとても楽しみです。
本日で私の最初で最後のブログは終わりです。
つたない私の話にコメントをくださった方々、そしてお付き合いくださったすべての方々に深く感謝いたします。どうもありがとうございました。コンサートの場でお会いできることがあればとても幸せに思います。
加藤洋之(ピアノ)