こんにちは。ピアノの田原さえです。
今回、12年ぶりに(!)せんくらに出演させて頂けることになり、とても嬉しく思っ
ております。
若い方たちとの演奏は、合わせも合間のおしゃべりも、とても楽しくて元気をいただ
けます!
すでにメンバーの皆さんから色々と情報をあげて頂いたので…
そもそも、なぜ「伝えたい言葉、残したい響き」というタイトルにしようと思ったのか?
について書いてみたいと思います。
チェロのめぐみさんは、まさに今!次の世代を世に生み出したわけですね。
その世代にバトンタッチするところまで活動していられるかはわかりませんが…
これまで自分が大事に思って精一杯向き合ってきた西欧の「クラシック音楽」を、この年齢になってようやく違う目線で捉えることができるようになった、という感じでしょうか。
これは7年前の写真で、懐かしのザルツブルグ。仲良しのフルーティスト、Ingridとのツーショットです。
ドイツ語でおしゃべりするのがとても楽しかったし、今ももちろん楽しいのですが…
だからこそ、日本語の響きや美しさにあらためて魅了されるのかもしれません。
そして、「和洋折衷」(OH!バンデスでもこの言葉をピックアップしていただきました♪)はなんて贅沢なのだろう!と感じる今日この頃です。
そんな想いを、このタイトルに込めてみました。
私たちの「和洋折衷」なステージを、ぜひ聴きにいらしてください。
田原さえ
皆様、こんにちは。
仙台在住の、フルート奏者の櫻井希です。
仙台を中心に活動していた私があの「せんくら」を聴く日ではなく、出演する日がとうとう来月やってくる…と胸を弾ませています。
先に、ソプラノの磯村真綸さん、チェロの斎藤めぐみさんのブログにて、「八木節」や宮城県民謡の「お立ち酒」などのプログラムについて触れてくれていますが、日本の作品たちをとりあげて…ということから、「Emsembleなでしこ」というユニットが誕生しました。
(サッカーの『なでしこジャパン』というのが、きっと皆様が真っ先に頭に浮かぶのではないでしょうか?)
また、西洋の曲もいくつか演奏するのですが、西洋音楽の中にも日本文化から着想を得た『ジャポニズム』と称される楽曲があり、フランスの作曲家ゴーベールの、フルートとピアノのための「ソナタ 第2番」もジャポニズムによるもので、日本の音階と西洋的なハーモニーがうまく調和していて…
それがぜんぜん堅苦しくなく美しいので、プログラムに取り上げています。
3日間、それぞれの団体の個性が色とりどりに光る「せんくら」のなかで、私たちと一緒に、心があたたまる45分間を過ごして頂けたら、大変嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
そして先日、2回目の打ち合わせ・リハーサルがありました。
仙台在住であるピアノの田原さえ先生と私、そして先にブログに登場した磯村さんと
斎藤さんが仙台出身とのことで、リハーサルは仙台で行っています♪
楽しそうな集合写真を↓
櫻井希
みなさまこんにちは。
10月5日(土)公演番号49「伝えたい言葉、残したい響き」に出演します、Ensembleなでしこ、チェロの斎藤めぐみです。
今回のコンサートでは、栃木県・群馬県などに伝わる民謡「八木節」、宮城県大和町発祥の民謡「お立ち酒」など、クラシックコンサートではなかなか演奏機会の少ない、日本の伝統的な曲を演奏いたします。
最近、私自身が雅楽や日本人作曲家の作品に夢中になっているので、演奏するのがとても楽しみです♪
そして個人的な話ですが…
今年の3月に娘を出産しました。
妊娠中の思い出といえば、ピチカートに合わせてお腹を蹴られること、臨月のお腹はつっかえてチェロにぶつかること、です。
産後は、いつになったら練習する時間が出来るのか…と心配になるくらい目まぐるしい時を過ごしましたが、無限の可能性を秘めた小さな愛しい存在が、人生の大きな糧になっています。
ちなみにせんくらでは託児サービスも行っているそうです。なんとありがたい…。生後6ヶ月から利用出来ると聞き、私の娘も利用予定です!世の中の沢山の福祉サービスに助けられています、ありがとうございます。
そんなこんなで初子育て、初せんくら、あっという間に10月を迎えますね。
みなさまにお会い出来る日を心待ちにしています♪
斎藤めぐみ
こんにちは!
Ensembleなでしこ、ソプラノの磯村真綸と申します。
はじめに少し自己紹介を…、
生まれは仙台の隣の富谷市です。
一緒に暮らしていた祖母が大の歌好きで、
地域のコーラスサークルの練習に孫の私を背負って参加したり、
毎週NHKで放送される歌謡ショーを欠かさず観ていたり…、
そんな祖母の影響を受けて、たくさんの歌に親しみながら育ちました。
せんくらへの出演は今回が2度目になります。
前回は2012年の「田原さえ&マリン・ミュージック ハートウォーミングコンサート」。
私は童謡を歌う子どものグループ「マリン・ミュージック」の一員として、初参加させていただきました。
その後大学進学を機に京都へと移り、
クラシック音楽と寺社仏閣めぐりの世界に浸り…、
現在は関西、関東、仙台を中心に音楽活動をしております。
さて、この度のせんくらでは、
宮城・仙台ゆかりの作曲家の作品や
器楽曲、歌曲、さらに民謡までバラエティに富んだ曲目を
ピアノ田原さえ先生、フルート櫻井希さん、チェロ斎藤めぐみさん、ソプラノ磯村真綸の“Ensembleなでしこ”によるアンサンブルで演奏いたします。
公演番号49
伝えたい言葉、残したい響き
10月5日(土) 15:15~16:00(開場14:45)
仙台銀行ホール イズミティ21 小ホール
演奏曲目の一つ、「お立ち酒」は、宮城県大和町発祥の民謡です。
大和町では毎年「お立ち酒全国大会」が開催されるなど、
宮城を超えて全国各地で広く愛され、歌い継がれています。
今回演奏させていただくのは、仙台ゆかりの作曲家 岡崎光治先生が合唱曲として編曲された「お立ち酒」。
アンサンブルの新鮮な響きを、ぜひお聴きください!
仙台の秋はカラッとした涼しい風が心地よく、
芸術の秋、スポーツの秋、食の秋、何を楽しむにもうってつけです。
(食の秋に食べたいものはたくさんありますが…、仙台で必ず食べたい“甘味”は「生パイ」と「生どら」です。ご存じでない方はぜひ検索を!)
みなさまと素敵な音楽のひと時を過ごせることを楽しみにしております。
磯村真綸