小井土文哉さんから、ビデオメッセージが届きました!
こんにちは。ピアノの田原さえです。
今回、12年ぶりに(!)せんくらに出演させて頂けることになり、とても嬉しく思っ
ております。
若い方たちとの演奏は、合わせも合間のおしゃべりも、とても楽しくて元気をいただ
けます!
すでにメンバーの皆さんから色々と情報をあげて頂いたので…
そもそも、なぜ「伝えたい言葉、残したい響き」というタイトルにしようと思ったのか?
について書いてみたいと思います。
チェロのめぐみさんは、まさに今!次の世代を世に生み出したわけですね。
その世代にバトンタッチするところまで活動していられるかはわかりませんが…
これまで自分が大事に思って精一杯向き合ってきた西欧の「クラシック音楽」を、この年齢になってようやく違う目線で捉えることができるようになった、という感じでしょうか。
これは7年前の写真で、懐かしのザルツブルグ。仲良しのフルーティスト、Ingridとのツーショットです。
ドイツ語でおしゃべりするのがとても楽しかったし、今ももちろん楽しいのですが…
だからこそ、日本語の響きや美しさにあらためて魅了されるのかもしれません。
そして、「和洋折衷」(OH!バンデスでもこの言葉をピックアップしていただきました♪)はなんて贅沢なのだろう!と感じる今日この頃です。
そんな想いを、このタイトルに込めてみました。
私たちの「和洋折衷」なステージを、ぜひ聴きにいらしてください。
田原さえ
The Rev Saxophone Quartetさんから、ビデオメッセージが届きました!
動画の後半には演奏もございます!
皆さまこんにちは!
ピアニストの津田裕也です。
今年もせんくらに参加させて頂ける事、今からとても楽しみにしています。
今年で第18回!もうすっかり仙台の秋の風物詩になり、私の故郷である仙台でこのようなフェスティバルが開催されている事、とても嬉しいです。
今年の公演ではベートーヴェンの三大ソナタである「悲愴」「月光」「熱情」を演奏させて頂きます。どの作品もベートーヴェンならではの深く劇的な内容を持っており、ピアノソナタの歴史の中でも革新的で非常に重要な作品です。激しい表情の曲想が印象的ですが、その内奥に人間への深い優しさを感じさせる眼差しがあるように思います。演奏する度に新しい発見のある素晴らしい作品です。会場で皆様とこの音楽を共有出来る事を大変幸せに思います。
公演番号24「津田裕也ピアノ・リサイタル 〜ベートーヴェン三大ソナタ〜」
せんくらでは他にも魅力的な公演がたくさんありますし、牛タンはもちろん、海の幸やお酒などグルメも楽しみながら仙台を満喫して頂けたら嬉しいです! せんくらで皆様にお会い出来る事、心待ちにしています♪
津田裕也
こんにちは、ヴァイオリンの辻彩奈です。 「せんくら」には2022年以来2度目の出演となり、再び仙台の皆さんの前で演奏できることをとても嬉しく思っています!
ピアニストの小井土文哉さんと共に2回のリサイタルを演奏します。演奏するプログラムの1つは、シューマンの1番のソナタとブラームスの2番のソナタ。ブラームスのソナタは私自身大好きな作品の一つです。2024年6月に阪田知樹さんとブラームスソナタ全曲のCDをリリースしたこともあり、より特別で大切になったソナタです。前回の「せんくら」では1番を演奏しましたが、今回は明るく幸福感に満ち溢れた2番を演奏します。
もう1つのプログラムはショーソンの詩曲とフランクのソナタです。フランクは言わずと知れた名曲、私もこれまで何度も演奏してきました。特に思い出深いのは、2023年にマルタ・アルゲリッチさんとご一緒できたことです。彼女の音楽に入り込めたこと、本当に繊細な弱音に包まれたあの音楽体験は、生涯忘れることのない素晴らしい経験でした。今回、小井土さんと一緒にどんな音楽作りができるのか、今からとても楽しみにしています!
出演者もお客様もワクワクした活気あふれる音楽祭の雰囲気が私はとても好きです。出演者も他の音楽家の演奏を聴けたり、現場でたくさんの再会があったり、お客様もたくさんの公演をハシゴすることができたり。 秋の魅力がたっぷり詰まった仙台、私もたくさんの方とお目にかかれるのを楽しみにしています!
辻彩奈
こんにちは、作曲の吉川(きっかわ)和夫です。今年も「せんくら・うた劇場」を担当します。「せんくら・うた劇場」は、歌と語りとスライドでお話を紡いでいく、子どももおとなも楽しい ”歌い聞かせ・読みきかせ” 。今年のお話は、宮沢賢治「雪渡り」です。
四郎とかん子は、すっかり凍った雪に、まっ白に燃えるようなお日さまが降り注いで、いつもは歩けないところでもどこでも歩いて行ける、そんなまたとない面白い日、歌いながら森の近くまでやってきます。すると、二人は白い狐の子に出くわしました。紺三郎という名のその狐の子から、この次の雪の凍った月夜の晩にあるという「幻燈会」に招かれました…
「キックキックトントン」
雪が凍って大理石よりも硬くなったところを踏みしめながら、歩いたりスキップしたりする子どもの足音。賢治はオノマトペの天才ですが、この何げない足音も本当にすてきですよね。
ところで、「幻(げん)燈(とう)」って何?
うーーん、説明するの難しいなぁ…。今で言えば、絵や動画をプロジェクターで投影する、つまりスライドなのですが…。少し前の時代には、写真を1枚ずつガシャって音立てて変えていくスライドがありました。授業で、先生が教材を映しながら説明してくれるOHP(オーバーヘッドプロジェクタ)というものもありましたね。でもね、ここでいう幻燈って、それらの先祖には違いないのですが、少し違っているようにも思います。8ミリ映像フィルムをもっとずっと小さくしたような家庭用の機器。「ガラス製のスライドに描かれた絵や写真をレンズによって拡大、投影する。光源にはろうそくやランプ、後にはガス灯や電燈が用いられた」マジック・ランタンとも呼ばれるこの投影装置、今から300年以上前に発明されたのだそうです。現代のプロジェクターの鮮明な画面とは違い、ゆらゆらぼんやりしていて、何とも言えない幻想的な景色が現れるのです。
賢治は、「やまなし」という作品の冒頭で「小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。」と言っています。そして、「雪渡り」の後半では、楽しい「狐小学校の幻燈会」が開かれます。幻燈の異世界から立ち上るような映像は、賢治さんの想像力を大いに刺激したのでしょうね。
今回の「せんくら・うた劇場」には、NHK仙台少年少女合唱隊の皆さんが出演して、人間と狐の子どもたちの歌を元気に歌ってくれます。そして、ソプラノの佐藤瑛利子さん、バリトンの原田博之さん、武田直之さんが出演します。ピアノは倉戸テルさんです。
いつもユニークで楽しい絵を提供してくださっているアトリエ・コパンの6歳から11歳の子どもたちが、今年も物語を読んですてきな絵をたくさん描き下ろしてくださいました。
せんくら・うた劇場、宮沢賢治作、吉川和夫作曲、合唱童話「雪渡り」は、10月6日(日)12時15分~13時、日立システムズホール仙台・交流ホールで開催します。ぜひお出かけください。
皆様、こんにちは。
仙台在住の、フルート奏者の櫻井希です。
仙台を中心に活動していた私があの「せんくら」を聴く日ではなく、出演する日がとうとう来月やってくる…と胸を弾ませています。
先に、ソプラノの磯村真綸さん、チェロの斎藤めぐみさんのブログにて、「八木節」や宮城県民謡の「お立ち酒」などのプログラムについて触れてくれていますが、日本の作品たちをとりあげて…ということから、「Emsembleなでしこ」というユニットが誕生しました。
(サッカーの『なでしこジャパン』というのが、きっと皆様が真っ先に頭に浮かぶのではないでしょうか?)
また、西洋の曲もいくつか演奏するのですが、西洋音楽の中にも日本文化から着想を得た『ジャポニズム』と称される楽曲があり、フランスの作曲家ゴーベールの、フルートとピアノのための「ソナタ 第2番」もジャポニズムによるもので、日本の音階と西洋的なハーモニーがうまく調和していて…
それがぜんぜん堅苦しくなく美しいので、プログラムに取り上げています。
3日間、それぞれの団体の個性が色とりどりに光る「せんくら」のなかで、私たちと一緒に、心があたたまる45分間を過ごして頂けたら、大変嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
そして先日、2回目の打ち合わせ・リハーサルがありました。
仙台在住であるピアノの田原さえ先生と私、そして先にブログに登場した磯村さんと
斎藤さんが仙台出身とのことで、リハーサルは仙台で行っています♪
楽しそうな集合写真を↓
櫻井希
中川英二郎さんから、ビデオメッセージが届きました!
郷古廉さんから、ビデオメッセージが届きました!
エリック・ミヤシロさんから、ビデオメッセージが届きました!