こんにちは、チェロの三宅進です。
せんくらでは今まで長谷川陽子さんたちとチェロカルテットや、ピアノの加藤昌則さんとの珍デュエット「おんがくサプリ」など面白いことをやってきました。
今年は、尊敬していて仲のいいヴァイオリンのすごい人を呼んでピアノトリオをやります。
そのヴァイオリニストは誰?
イタリアに世界的に有名なイ・ムジチ合奏団というグループがあります。ヴィヴァルディの「四季」といったらこのグループというのが定番でした。
そしてフェデリーコはそこのコンサートマスターでした。
彼と初めて会ったのは、うーん、30年くらい前かな?
一緒に弾いたのはもうすこしあとで、たぶん25年前。
彼の十八番の「四季」を弾いたのですが、実はこの曲、ヴァイオリンとチェロの絡みが全曲にわたってあります。
それが最初のリハーサルからとてもしっくり行ったのです。もちろん彼が素晴らしいんだけど、仲良くなり自宅に遊びに来たりするようになりました。
彼の叔父は名ヴァイオリニストのフランコ・グッリなのですが、僕はアメリカ留学時代に彼を知っているのです。
もう故人となってしまいましたが、めちゃめちやヴァイオリンが上手く、そしてダンディーでした。
フェデリーコは彼を彷彿とさせます。
そして僕の恩師シュタルケル先生と同じインディアナ大学で教えていたので、彼の話をできるという点でも僕は嬉しいのです。
そんな彼ですが、アメリカが住みにくくなったといって、数年前に日本に家族と共に移り住んできました。
これは、せんくらに呼ぶしかないじゃないですか!
ピアノのチェ ソンエさん主催の室内楽シリーズでも共演を重ねてきたブラームスのピアノ三重奏と、コダーイというハンガリーの作曲家の書いたヴァイオリンとチェロのデュオから第1楽章という聴きごたえのあるプログラムです。
是非会場にいらしてください。
心のひだに入り込んでくるヴァイオリンの音色を体験してください!
公演番号:14
公演日:9月30日(金)14:30~15:15
【Chamber Music, Anyone?~室内楽はお好き?】
せんくらスペシャル!
会場:日立システムズホール仙台|交流ホール
出演者:
フェデリコ・アゴスティーニ(ヴァイオリン)
三宅 進(チェロ)
崔 善愛(ピアノ)
公演番号:25
公演日:10月1日(土)19:45~20:45
せんくら名物企画!
「せんくら・フェスティバル・ソロイスツ」
名曲で聴く弦楽アンサンブルの魅力!
会場:日立システムズホール仙台|コンサートホール
出演者:
フェデリコ・アゴスティーニ(ヴァイオリン)
川久保 賜紀(ヴァイオリン)
大江 馨(ヴァイオリン)
西本 幸弘(ヴァイオリン)
井野邉 大輔(ヴィオラ)
三宅 進(チェロ)
助川 龍(コントラバス)
昴21弦楽四重奏団(ヴァイオリン:三又 治彦、佐久間 聡一、ヴィオラ:生野 正樹、チェロ:玉川 克)