せんくらブログをご覧の皆様、はじめまして。
ヴァイオリン奏者の三又治彦です。私は仙台で中学生まで育ちました。
今も実家は仙台にあり、故郷でおこなわれるフェスティバルに参加できること、とても感慨深い気持ちでいっぱいです。
今回は学生時代の仲間とともに結成し、20周年を迎える昴21弦楽四重奏団として2つの公演に参加させて頂きます。
1つは妹とともにお届けする
【15】祝・結成20周年 昴21弦楽四重奏団×三又 瑛子 「46歳のドヴォルザークが書いた歌」
2つ目はせんくら名物企画!
【25】「せんくら・フェスティバル・ソロイスツ」 名曲で聴く弦楽アンサンブルの魅力!
2つとも聴きやすく、尚且つ深みもある公演、いまからわくわくが止まりません。
さて、この記事では20周年を迎える昴21弦楽四重奏団の紹介を致したいと思います。
昴21弦楽四重奏弦楽四重奏団が結成した理由、もちろん音楽的にも人間的にも尊敬できる仲間で結成したのですが…
きっかけは卒業のための単位が足りるか瀬戸際で、室内楽講習会にいって試験を受ければとれる!
というなんとも夢のない、現実的な所からスタートしました。
(それも試験はメンバーのトラブルにより受けられず…)
折角だからメンバーの出身地で記念に演奏会をしよう!ということでチェロの玉川さんの出身地宇都宮と私、そして佐久間さんが仙台にゆかりがあったため第1回公演を開催しました。
さて、そこで終わると思いきや…なぜか大阪国際室内楽コンクールに参加したりしているうちにあっという間に20年がたち現在に至っております。(ヴィオラの生野さんは2年前よりメンバー)
なぜ続いたのかな…と振り返ると年に1度集まり集中的に練習して公演をする、このスタイルがよかったのかなと思います。各々色んな演奏会、企画で成長をしメンバーと1年ぶりに対峙するので、お互いの成長、音楽観や音色の変化、それはそれは感じることが多く、練習は楽しくて仕方ありません。これも音楽家として常に成熟して尊敬できるメンバーだからこそですね!
【メンバーの一言紹介】
ヴァイオリン・三又治彦
仙台市出身。年少の頃からジャック・ティボー、ミシャ・エルマンなど魅力溢れるヴァイオリニストの音をレコードで聴き育つ。60歳の時に自分の理想の音が持てることが夢。
ヴァイオリン・佐久間聡一
山形市出身。巨匠のモノマネが得意でTwitterでも人気に。その実は音楽・ヴァイオリンに対し情熱的で常に高みを目指す音楽家。
ヴィオラ・生野正樹
大分市出身。ヴァイオリンから始めず最初からヴィオラを手に持った稀な音楽家。歌よし、色付けよし、トークよしの三拍子が揃う。
玉川克
栃木県那珂川町出身。このメンバーの中では一番冷静に音楽も物事も運びます。クールなのに熱い音楽を出してくるところが魅力。
昴21弦楽四重奏団が演奏とともに面白く尚且つ実のあるトークもあるスタイルで行っています。是非足を運んで頂ければ幸いです。