出演アーティスト 音楽隊うたうたうさんからのメッセージ

2021.08.16| 2021

昨年中止となってしまいました仙台クラシックフェスティバルの再開を心からお祝い申し上げます。

今回は音楽隊歌うたう《うたで彩る季節の移ろい⦆と題しましてコンサートを企画させて頂きますピアノの庄司美知子です。

 

今年はいつもより短い梅雨期間そして梅雨の終わりの豪雨。梅雨明けと同時にいきなりの猛暑となりました。

亜熱帯化していく日本の季節の移ろいに戸惑いを感じます。

そんな中だからこそ子ども達には日本の四季の美しい移り変わりを感じながら、その四季をうたい上げた童謡、歌曲をお聴き頂きたいと思います。

子どもの時に耳にした音楽は大人になっても懐かしくその時の光景や出会った人の面影までをも思い出させてくれます。

会場ではお子様はもちろん、ご家族皆様でお楽しみいただければ嬉くれます。

 

今回歌って下さるソプラノの山中敦子さんは幼稚園に通う男の子のお母様でもあります。バリトンの武田直之さんも3人のお子様のお父様です。お子さんの日々の成長を日々ご覧になりながらお子さんの気持ちを汲み取っての選曲です。

 

未来に向かって育っていくお子様たちに、日本の四季の美しさや日本の美しい風習を受け継いで頂けることを願い、心を込めてこの

コンサートに向けての準備を進めて参ります。会場でお目にかかれますのを楽しみにしております。

 

音楽隊うたうたう 庄司美知子(ピアノ)

 

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現在6歳になる息子の底無し体力に奮闘中のソプラノ山中敦子です。

数年振りにせんくら0歳からのコンサートに出演させて頂ける事となり、仙台の子育て中の皆様にお会い出来る事を大変嬉しく思っております。

 

さて、子育ては大きな喜びと同時に不安が尽きないですよね。

何せ子育てって習わずしていきなり実践ですものね…。

私自身も、未知なる子育て、そして子どもの謎を解明すべく追い求め勉強していましたら、いつの間にか子育てアドバイザーの資格まで頂いてしまったという極端なタイプです。

 

そんな私から子育て中の皆様にお伝えしたい事は

0歳の頃からパパママの声で歌を歌ってあげましょう!!

と言う事です。

 

赤ちゃんの五感の中でも聴覚はお腹の中にいる時から発達しており、生まれたての赤ちゃんでもママの声を聞き分けられると言われています。

 

パパママの肌のぬくもりに包まれ、匂いを感じ、子守唄を聴く、そんなやわらかな時間が子どもの五感を育むのですよね。

赤ちゃんにとってはCDを流すよりパパママの声が世界最高の歌。

鼻歌だって最高!!

 

今回のコンサートでは日本の四季を取り上げ、美しい日本語が沢山使われた童謡を沢山お届けします。

是非パパママに日本の童謡を思い出して頂き、日々の子育ての中で童謡を歌って頂く、そんなきっかけにして頂けたらと願っております。

 

音楽隊うたうたう 山中敦子(ソプラノ)

 

 

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3人の子育て真っ只中、山形出身のバリトン、武田直之です。

目に見えぬウィルスの猛威に目まぐるしく状況が変化する日々、皆様も不安と共に生活なさっておられる事と思います。そんな中、音の灯を絶え間なくともし続けて下さる”せんくら”に今年もお声がけ頂き、心より嬉しく思います。

 

今年は有難いことに、東北を舞台にした作品に関わらせて頂く機会が多く、その度に作者が感じていたであろう自然への畏敬の念に、強く共感しておりました。儚く美しい四季の移ろい、子供たちと一緒に歌で辿れたら素敵ですね、というグランマ、パパママ歌手、満場一致の強い想いで、この度のプログラムをお届けいたします。

皆様にお会い出来るのを心より楽しみにしております!

 

音楽隊うたうたう 武田直之(バリトン)

 

 

 

 

公演番号:36
公演日:10月2日(土)10:45~11:30
「うたで彩る季節のうつろい」

“音楽隊うたうたう”
0歳からのコンサート
会場:エル・パーク仙台|ギャラリーホール
出演者:
音楽隊うたうたう

 

音楽隊うたうたう

この夏の音楽の旅

2019.09.17| 2019

今年も音楽隊うたうたうのステージでピアノを担当致します庄司美知子です。

今回はバリトンの草刈伸明、ソプラノの鈴木理恵子ご夫妻とご一緒致します。

歌い継ぎたい名曲の数々を小さなお子さんからパパママ、おじいちゃま、おばあちゃま、どの世代の方にも気軽にお楽しみ頂けたらと選曲を致しました。

 

今日はこの夏の私の音楽の旅のお話を少し。

 

 

 

梅雨寒の仙台から夏の日差しいっぱいのスペインバルセロナに到着。そして更にそこからに車で4時間の山中vilallerは私が2000年に初めて海外の講習に呼ばれた地でした。そのあと何度かこの地を演奏や指導で訪れました。今回は11年ぶりにコンサートの為に訪ねたこの村は今も変わらず緑濃く、抜けるような青空と太陽が眩しい懐かしい町でした。今回の演奏の後、11年前に泊まった宿のおばさんがお元気でお変わりなく、コンサートを聴きに来て下さいました。そして何となく見たことがあるおじさんも声をかけて下さいました。何と2000年に初めてこの村に来た時に泊まった別の宿の息子さんでした。その時のおじいさんに会いたいと思って出かけたのですがこの春亡くなったそうで代わりに息子さんがコンサートの後で声を掛けて下さいました。なんと温かい気持ちの方々でしょう!カタラーニャ語と日本語まじりの英語の会話でも人と人は繋がりました。この村を再訪できただけで感激していた私です。人の気持ちの温かさはきっとこの自然が人を育てるのでしょうね。

 

バカンスでこの村に滞在していらした方も、村のおじさんもおばさんも気軽にコンサートに足を運んで楽しんでくださり立ち上がって沢山の拍手をしてくださいました。

 

日本にもこんな文化が欲しいなあと思います。村の一角で行われるコンサートにみなさんがおしゃれをして出向いて下さるなんて素敵です!

 

 

 

そして夏の終わりには軽井沢の音楽祭に(これは聴衆として)1人で出かけてきました。東京の蒸し暑さをぬけ軽井沢の駅に降り立つとまだ日差しは強い昼下がりでしたが大賀ホールの側にはススキが顔を出しコンサート帰りは日没も早くなり心細さを感じます。そんな中で聴いたブラームスのクラリネット五重奏は夏の終わりの感傷的な気持ちに寄り添うように流れます。ブラームスが晩年に書き上げた傑作。クラリネット奏者の熱い音楽への気持ちはゆく夏を惜しむかのように憂いに満ちたものでした。

 

スペインの焼けつくような太陽の元で温かい心に触れながら夏を迎え演奏をする事ができ、今は心静かにブラームスを聴き秋の美しい光景を思いながらコンサートへ向けての準備を進めております。

 

10月皆さまにお目にかかるのを楽しみにしております。

 

音楽隊うたうたう 庄司美知子

みんなで歌おう 懐かしい童謡・歌い継ぎたい名曲たち

2019.09.16| 2019

せんくらブログをご覧の皆様、こんにちは!

 

2011,2016,2017年と出演させていただき、2019年で4回目の出演となります、仙台出身バリトン歌手の草刈 伸明です。

9月も半ばを過ぎますとそろそろ「せんくら」が始まる!と緊張とワクワクが入り混じった気持ちになってまいります♪

 

今年は2つの公演に出演させていただきます。
本日は1つ目の公演、公演番号【14】『“音楽隊うたうたう”0歳からのコンサート みんなで歌おう 懐かしい童謡・歌い継ぎたい名曲たち』をご紹介致します。

 

2011年にはじめて出演させていただきましたときから、子供から楽しめるコンサートを企画してまいりました。

2年前に子供が生まれ、その成長に音楽がというものが大きな影響を及ぼしているのを目の当たりにし、自分が「せんくら」で行っていた演奏の責任感というものを再確認させられました。

今年は妻である草刈 理恵子と一緒に、以前演奏させていただき好評だった曲と新たに歌わせていただく曲、デュエット曲をふんだんに散りばめたプログラムを御用意致しました。

 

★楽しくうたおう動物の歌

小鳥の歌

ぞうさん

七つの子

5匹のこぶたとチャールストン

猫の二重唱

 

★童謡メドレー(トマト~ドロップスのうた~アイスクリームの歌)

 

★リズムにのって

おもちゃのチャチャチャ

こぶたぬきつねこ

バスにのって

 

★大人の皆さんへ

モーツァルト:歌劇「魔笛」より パパパの二重唱

荒木とよひさ/三木たかし:心の瞳

レハール:メリー・ウィドー・ワルツ

 

プログラムの前半はいろいろな動物が登場します。

冒頭の「小鳥の歌」では、小鳥は大歌が好きで、何でも歌で呼んでしまします。

当日名前を呼んでもらえるかもしれないですよ~!

「5ひきのこぶたとチャールストン」はリズムが楽しいですね。

自由に体を動かして楽しみましょう!

「猫の二重唱」では2つの匹のネコがどんな物語をみせて、聞かせてくれるのか楽しみにしていてください♪

 

童謡のメドレーは意識していなかったのですが、食べ物のメドレーですね!

トマトは食べるのが嫌いな人もいると思います。

実は私もその一人だったのですが、子供と一緒に食べるうちに大分克服出来たと思います。

 

おもちゃのチャチャチャからは実際に体を動かしていただきます。

手を叩いたり、動物の真似っこをしてみたり、バスに乗ってみたり

全身で楽しんでいただきたいと思います。

 

プログラムの後半は会場へいらしていただいた「大人」の皆様へおおくりいたします。

快活なモーツァルトの「魔笛」、坂本九さんの最後の曲「心の瞳」、そして愛にあふれた「メリー・ウィドー・ワルツ」

大人の方々がいい曲だなぁと思うと、内容はよく分からなくても子供も良い曲だと感じてくれまよね。

 

会場へいらして下さったお客様皆さんが、満足して笑顔になっていただける様に力の限り頑張ります!!

 

御存じの曲が始まったら是非是非大きな声で歌って下さい♪

我々の公演は静かに座ってお行儀良く聴き入るのではなく、全員参加型ですのでまったく恥ずかしくないですよ♪♪

それでは10月4日に会場でお会い出来ますことを楽しみにしております!!

 

 

音楽隊うたうたう 草刈伸明(バリトン)

 

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