フィリピン パラワン島

2019.08.20| 2019

こんにちは☆

ソプラノ歌手の後藤真美です。

 

昨日のブログでは、今回の公演とCD『こころ歌』について書かせて頂きました。

 

CDをリリースしてからは、『こころ歌』と題したリサイタルを、関東はじめ名古屋や福岡等、様々なところで行わせて頂き、ありがたいなぁと感じています。

実は、せんくらの後には、なんとフィリピンで!リサイタルを行わせて頂くことになっています。

 

とは言っても小規模のものにはなりますが、ご縁あってそのような運びとなりました。

 

私は普段、もちろん日本歌曲だけではなくオペラや外国曲も学んでおりますが、英語や様々な言語の外国曲に交え、現地の方々に日本の曲も聴いて頂きたいと思っています。

音楽は国境を超えられるか…!?

今からドキドキ、ワクワクです!

 

 

先日、初めてフィリピンへ行ったので、その時の写真を少しご紹介したいと思います♪

 

マニラから飛行機で1時間、パラワン島という島へ行きました。

世界の旅行情報誌の、「世界最高の島ナンバーワン」にも選ばれた島です。

プエルトプリンセサという空港に降り立ってから、美しい海が見られるエルニドまでは、車でなんと6時間…! 道も悪いし、ずーーっと山道の急なカーブを進み続ける…という、酔い止め必須な道のりで大変な思いをしましたが…

 

着いて感動!!

海がめっちゃくちゃキレイ!!!

これまで見た海の中でも、ピカイチの美しさでした。

「アイランド・ホッピング・ツアー」と言って、船で小さな島やビーチをいくつもまわりました。

なので場所によって、海の見え方も違ってきます。

 

 

 

 

 

なんじゃあ〜この色は!!という感じです。

雨季で曇りがちでしたが、それでもすごく綺麗でした。

大雨の中寒さに耐えられず、海の中であったまる、という経験もしました(笑)

 

 

 

 

 

 

海の透明度が100%に近く、シュノーケリングでは、目の前で魚がたくさん見れました。

海の中までお見せできないのが残念!

 

 

 

 

自然の美しさに相まって、フィリピンの方々がフレンドリーでとてもあたたかく、何に対しても楽しむことを忘れないというところがすごく心に残りました。

 

一緒に歌って盛り上がったり、書家の妹からは慣れない筆を持ち漢字を習ったり、

年なども関係なくチャレンジ精神が旺盛で、見習わなければ!と思いました。

 

海外へ行くと、得るものや学ぶものが多いですよね♪

こういった体験を、音楽にも生かしていきたいと思っています。

 

後藤 真美(ソプラノ)

私の思う『こころ歌』〜日本の心〜

2019.08.19| 2019

せんくらブログをご覧の皆さま、こんにちは。

公演番号51番で、せんくらに初出演させて頂きます、ソプラノ歌手の後藤真美です。

どうぞよろしくお願い致します!

 

今回私は、『こころ歌 〜日本の心を歌う〜』と題し、唱歌や日本歌曲を歌わせて頂きます。

 

このタイトルは、ちょうど2年前の2017年8月にリリースしたCDと同じものになっています。

 

 

CDには18曲を収録したのですが、今回のプログラムには、その中から秋の歌を中心に10曲を選曲しました。

 

 

皆様は、「日本の心」という言葉に、どういったものを思い浮かべますか?

 

私が思う「日本の心」は…

 

自然の美しさを繊細に感じ取る心…

またその情景に、家族や大切な人を想う心…

 

そういった、昔から現代まで自然と受け継がれてきたものだと感じています。

そのような日本の心を大切にしてゆきたい、との思いで、CDや演奏会で『こころ歌』を歌っています。

 

 

私がCDの中で特にこだわった事がいくつかあります。

 

ひとつは、ピアノの下岡達朗さんが手掛けて下さった編曲です。

下岡さんの美しいピアノの音色と、今までにないアレンジ。

聴き慣れた唱歌も、これまでとはひと味違った世界観を感じられるものになっています!

 

下岡さんとの演奏は、音にもイメージにも互いにこだわり、

音楽を作り上げていく作業ってこんなに楽しいんだ…!と思えるものでした。

 

 

そしてもうひとつ、強く希望したのが、「荒城の月」にピッタリと思っていた尺八の音色を入れること!

 

私はいくつかユニットを組んでいるのですが、その中に、和と洋の融合した新邦楽ユニット『やわ風』(やわかぜ)というのがあります。これは、2007年に『日本伝統文化普及会』という催しをきっかけに尺八・箏・ソプラノ・作曲&ピアノの4名で結成したグループなのですが、メンバーの木下愛子に編曲をお願いし、尺八の遠藤頌豆に共演してもらいました。おかげで、「荒城の月」の郷愁や物悲しい雰囲気がグッと高まったものになったと思っています。

 

「荒城の月」だけなぜ特別なのかといいますと、作曲者の瀧廉太郎は、大分県竹田市で幼少期を過ごし、岡城にかかる月をもとにこの曲を書いたと言われています。私は大分県の出身なので、昔からよく聴きよく歌い、縁の深い曲でした。

 

そして、皆様もご存知かと思いますが、作詞をした土井晩翠は、仙台市出身…!

となれば、せんくらでも歌わないわけにはいきませんね!(笑)

 

 

せんくらでは残念ながら、尺八の音色と、下岡さんの編曲はお聴き頂けませんが、その分、心を込めて歌わせて頂きたいと思っています。

 

 

今回ピアノでご一緒下さる矢崎貴子さんも大変素晴らしく、一度の共演で惚れ込んだピアニストさんです。

乞うご期待!!

 

 

…って、ここまで書いて思いましたが、なんだか他力本願!?(笑)

 

あ、それと、日本歌曲というより歌謡曲ですが、「童神(わらびがみ) ~天の子守唄~」という曲も、私の強い希望でCDに収録しました。

沖縄の雰囲気漂う、愛情溢れる子守唄です。

もちろん、せんくらでも歌わせて頂きますので、こちらも是非ぜひ聴いて頂きたいです♪

 

それでは、会場でお会いできるのを楽しみにしております!

 

 

後藤 真美(ソプラノ)

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