せんくらオーディエンスの皆さま、せんくらチームの皆さま、お久しぶりです。
こうしてまたせんくらブログを書いているのが、まるで夢の中の出来事のようで、すっかり舞い上がっている神田将です。
2009年から8年連続で呼んでいただきましたが、2017年に記録が途絶えた時には、この世の終わりのような悲しみと、世紀の恋に破れたような寂しさを味わいました。
そりゃそうだよな、若くて優秀な人たちに道を譲ることも大切だよなと納得しつつ、またいつかきっとと希望を持ち続けてよかった。2年置いて、またフレッシュな気持ちでせんくらの仲間に入れてもらえたことを、とても嬉しく思います。
ちょっと見ぬ間に、せんくらはますますパワーアップしていますね。馴染みの顔ぶれもたくさんいますが、意欲的で個性豊かな内容から察するに、皆さん気合いたっぷりのようです。
それに世界的スターの仲間入りをしたあのアーティストも出演するとあって、今年は特に注目度急上昇、満足度最高潮のせんくらになりそうです。
そんな中、私はオーソドックスなふたつの公演に出演。どちらもエレクトーンソロで、オーケストラ作品の名曲選をお届けします。
エレクトーンでクラシックってどんな感じだろう?と不思議に思う方も多いでしょう。実は言葉で説明するのがとても難しく、どう表現してもイメージが伝わらないのです。こればかりは聞いてもらうのが一番。その意味でも、せんくらは気軽に楽しんでいただく絶好のチャンスです。
4日の午後は、せんくらの名物とも言うべき、0歳からのコンサート。躍動感溢れるリズムや美しい旋律など、お子さんにもママにも聞いて欲しい名曲ばかり集めました。華やかで変化に富んだ選曲は、エレクトーンの得意技。何も考えずに、音楽のシャワーを浴びに来てください。
6日の夕方は、ドラマチックなオーケストラ作品を演奏します。喜怒哀楽を振れ幅いっぱいに感じさせてくれる音楽を、オーケストラさながらの臨場感とダイナミックさでお楽しみください。終演時には、スカッと気分が晴れているようなステージにしたいと思います。
どちらもささやかな演奏会ですが、あなたのブラボーになれたらいいな。

写真:2016年のせんくらです
神田 将(エレクトーン)