本日も、こんにちは~。
西本ブログ最終日です!!
結局、前回もリサイタルのお話で終わってしまったので、最終日はプロデュースアンサンブル公演【83】について書きます。こちらの公演ありがたいことに、完売したとのご連絡いただきました(^^♪
このアンサンブルは僕にとっても初めての挑戦です。
ヴァイオリン×2、ヴィオラ、コントラバス、クラリネットの5人。ここ数年ずっと考えて温めていたこの編成でのコンサートです。
実はイギリスに留学していた時にパブなどで、この編成での音楽を耳にする機会が何度かありました。大概の編成に登場するチェロが存在していないのに充実していて、でも、軽やかさがある。チェロのいない空間は少しドライな印象ですが、機動力は凄まじい。他では体験体感できない響きを音出来ると思います。
簡単に言うと!軒下で飲んでいる場所に現れる《流しバンド》だと思ってください!!(笑)
ギターやアコーディオンを肩から下げて、、、、、
ウィーンでもシュランメル兄弟を中心にこういった機動力のある小編成のバンドが、市民と一緒にカジュアルに音楽を楽しむという文化が沢山ありました。
きっと、それはポルカやワルツは音楽のための音楽ではなく、大衆市民が楽しむためであり交流を深めるための音楽や踊りだったのではないかと僕は思っています。
そこで、仙台市民である仙台フィルのメンバーで流しバンドやっちゃえ!!って企画です。
シュトラウスやランナーというワルツとは切っても切れない作曲家、そして我々の音楽の情熱や喜怒哀楽を存分に注ぎ込むであろう民俗舞踊曲をお楽しみください。
せんくら期間中に、どこかに突然現れて、流しちゃうかも!?( *´艸`)
というわけで、3日間せんくらに向けたコンサート解説しましたが、皆様それぞれの楽しみ方でコンサート味わって頂けると幸いです。
今年は4月より九州交響楽団でもコンサートマスターを兼任、ラジオ番組でレギュラーMCなど、沢山の新しい経験をたくさんしています。色々な経験を元に、もっとたくさんの角度から皆さんと音楽を楽しめる方法を探りながら、せんくらで皆さんと一緒に楽しみたいと思います。
それでは、また会場でお会いしましょう!!
西本 幸弘(ヴァイオリン)
こんにちは。
本日2日目のブログでーす。
前回は仙台フィルの公演に関してでしたので、今回はリサイタルのコンサートについて、まず書いていきます。
昨年に引き続き、リサイタルはOne Spoon of Orchestra Ⅱ【11】です。
コンサートマスターによるオーケストラの名曲解説付きコンサートということで、沢山のお客様から嬉しい感想をいただきましたが、今年も昨年に引き続き、名曲沢山ご準備いたしました。昨日のブログでも書いたように、オーケストラでは日々沢山の音楽を演奏します。その中で、決して一人では感じ得ないかもしれないことや、素晴らしい音楽家と共有してきた名曲のエッセンスや楽しみ方を、西本なりにお届けします。
簡単に演奏する曲を公開!!
ベートーヴェンの有名管楽曲である『エグモント』序曲をヴァイオリンとピアノだけで演奏しちゃいます!ピアノと二人だけで、曲の緻密なエッセンスをお伝えします!!
昨年からの流れで、歌劇ポーギーとベスよりブルースなナンバー(´;ω;`)、悲しみから生まれる音楽にも凄まじいパワーがあります。そして色気や艶も必要な名曲たちです。
サンサーンスの弦楽合奏の隠れた名曲は昨年にピアニスト大伏さんと練りに練ってコンサートでも演奏した曲、サンサーンス独特の色合いやタッチをご堪能いただけます。
来年1月に仙台フィルの定期演奏会でも演奏するプロコフィエフの古典交響曲から( *´艸`)、この曲は何度聞いても何度弾いても、毎回発見のある曲。イギリスでプロコフィエフの曾孫さんとお話しした時のことでもお話ししようかな~。
コンサートマスターの腕を試される長大で技巧的なヴァイオリンソロのあるチャイコフスキーの白鳥の湖より黒鳥のパ・ド・ドゥ!(‘ω’)ノ
というような感じで、様々な国の、様々な音楽家にアレンジされた、様々なスタイルのオーケストラ曲を西本が大伏さんと様々に演奏しちゃいます。
名曲沢山お伝えしたい!!オーケストラをもっともっと好きになってほしい!!!
西本幸弘(ヴァイオリン)
今年も、間もなくせんくら開幕ですね!!
もうせんくらをスケジュールはお決まりですか?
僕は今年も仙台フィルのコンマスとしての3公演はもちろん、ソロのリサイタルとプロデュースしたアンサンブルコンサートに出演します。
各公演の聴きどころなどを書いていきたいと思います。
まずは、仙台フィルでの出演する公演についてですが、2日目の2公演【54、56】と3日目のグランドフィナーレ【87】に出演致します。
【54】ではクラシックオンアイスということで、フィギュアスケートに因んだ名曲お送りします。きっと『あの時の興奮』甦るのではないかと思います!!
オペラに因んだ蝶々夫人やトゥーランドットのアリアでは、なんと、歌手ではなく僕西本がソリストとして歌うヴァイオリンソロ務めさせていただきます。今から気合い充分です。(笑)\(^^)/
続いて【56】は、素晴らしいピアニスト横山幸雄さんとの共演で、聞き応え十分の協奏曲を2曲お届けします。実は、これも個人的なお話ですが、今年のコンマスとしての最多の共演回数をカウントしております。圧倒的なテクニックとキラキラと輝く音をお楽しみいただけること間違いなし(^.^)
最後は【87】のグランドフィナーレです。このコンサートはなんといっても第九と威風堂々を同時に楽しめる仙台版プロムスと言ってもよいのではないでしょうか!イギリスに留学していた僕にとっても特別な時間です(^_^)vまた大学の後輩でもあり仙台ゆかりの素晴らしいソリスト濵地さんのホルンコンチェルトもなかなか生で聴ける機会の少ない楽曲です。ぜひ、皆さん一緒にせんくら2018を壮大に楽しくしめくくりましょう!!!
というわけで、あっという間に結構な文字数になりました~。
仙台フィルに入団してまもなくまもなく丸6年となります。コンマスとして、たっっっっくさんの時間や音楽を、メンバーやお客様と共有し、貴重な経験を沢山いただいてきました。7年目に向けて、仙台フィルのコンマスとして頑張って参ります。
では、今日はここまで!!
次回はリサイタルとアンサンブルの公演についてかな!?
西本幸弘(ヴァイオリン)