あっという間に最後のブログです。
世界中をツアーで回る音楽家たちの話を聞く機会があると一番驚くことはその移動の距離と頻度です。
ほとんどのプレイヤーはツアーで訪れた都市で観光やその土地でしかできないこと忙しい合間にしているようです。
それが新たな力やインスピレーションに繋がり、ステキですね。
私も演奏などで各地を訪れる時、ちょっとした楽しみを持つようになってきました。
ようやく、少し気持ちの余裕が生まれてきたかもしれませんね。
ここ最近、気になりつつ行っていないところに出掛けました。
スカイツリーの展望台。
地上まで見えるガラスの床に恐る恐る…
すごいですね。
またオペラやコンサートで他国へ出かけ出演させて頂く機会もあるかもしれません。
新しいものを見て大切なことに気付いていける感性を持っていたいです。
こちらはスペイン、テアトロ・レアルにて、新国立劇場のオペラ「蝶々夫人」2017年版全幕上映された様子です。
仙台でも新しい発見、そして楽しみを見つけられると予感しております!
コンサートでお会いしましょう。
久々のせんくら出演が楽しみでなりません。
安藤赴美子(ソプラノ)
せんくらブログ2日目
拙いブログですがまたお付き合い頂けましたら嬉しいです。
今日は、最近「朝と夜」を中心に選曲しているリサイタルについて書きたいと思います。
こんなアイデアが出たキッカケは、ヨーロッパのちょっとしたリサイタルに何を歌おうかとコレペティトゥーア(お稽古してくれるピアニストのことです)に相談したところから始まりました。
同時代の作曲家や連続した作品を演奏するのが良いかと思いますがより身近なことに近づいてみるのは面白いのではないかとこの案が膨らんでいきました。
そして何より、お客様と共にドラマを楽しむことを第一に。
圧倒的に夕方から夜の曲が多いのですが、朝の情景を表現した名曲がたくさんあります。
しかし想いに耽るのは夕暮れ時以降のようですね。
朝の曲、探してみましょう。
安藤赴美子(ソプラノ)
仙台の皆さま、こんにちは
<せんくら>への出演を毎回楽しみにしております!
早いもので前回から4年経ち、その間にオペラ「椿姫」演奏会形式やトヨタ・マスター・プレイヤーズで仙台へ来ておりました。
<せんくら>は声楽出演者にとって一つ一つのコンサートのみならず、最後に「歓喜の歌」も歌わせて頂ける事でファイナル・コンサートまで地元の皆さまと心を通い合わせられたような感覚が残ります。
最後まで良いコンサートになるよう努めさせて頂きたいと思います。
このせんくらブログにも書いたことがあると思いますが、北国に生まれた私としては東北、仙台へ行く機会はいつもとても楽しみなのです。
今年に入ってから全国、福岡から札幌まで演奏会で良い時間を過ごしております。
滞在中は時間をかけて市内を見て回る時間がないもので、移動や宿泊、体に良い食事、各コンサートの喜びいっぱいと改善点ばかり頭にある状態であります。
生きることと音楽が常に一緒であるウィーンの音楽家たちとハッピーな時間を満喫しました。
そしてこのようにツアーなどで訪れる際、地元の皆さまからの歓迎は大変心が温まり、いつも深謝しております。
怒涛のような時期が過ぎ、久しぶりに故郷の北海道で自然に触れてきました。
鳥や動物の声と共に早朝の涼しい散歩(1日の温度差は20度くらいありました!)でリフレッシュします。
鶏小屋で鶏の産みたて卵に出会えました。
北国の純度の高い凛とした空気大好きです。
仙台の滞在もきっと体と心を新鮮な状態にしてくれるでしょう。
安藤赴美子(ソプラノ)