楽曲を仕上げる工程(つづき)

2018.08.02| 村治奏一

(つづき)

 

前回は1つの楽曲を仕上げるまでの、

僕なりの工程1つ目「解析」と2つ目「運指付け」

について書いてみました。

 

今回は最後の3つ目の工程です。

ここで、いよいよギターを用いての練習に取り掛かります。

1つ目の解析作業、2つ目の運指決め作業を経て、

頭の中に出来上がった「イメージ」と、

指の「筋肉」を繋げる作業です。

 

これは、とても楽しい作業です。

根気もそんなに必要ありません。

日に日に、着実に、自分の奏でる音が、

「イメージ」に近づいていくからです。

 

あ、

でも、暗譜の作業はやっぱり大変です。

でもその先にご褒美のような響きが待っています。

その響きを、お客様の前で披露できた時は、

なるほど、ギタリストというのも

なかなか良い職業かもしれないなぁと思うのです。

 

 


暗譜作業は移動中にも行います

 

村治 奏一

楽曲を仕上げる工程

2018.08.01| 村治奏一

今日は1つの楽曲を仕上げるまでの、

僕なりの手順について綴ってみようと思います。

 

大きく分けると3つの工程があります。

 

1つ目は、ギターを弾かずにひたすら楽譜と向き合う作業です。

作曲家が、速度や曲調の指定など、

ここはこう演奏してほしいと

文字で書いてある部分をチェックするのは簡単ですが、

楽譜の大部分である音符達を解読するのは、

それなりに根気が必要なのです。

時間をかけて少しずつ、ここは「、」だな、

ここは「。」だな、と調べ上げていきます。

 

次の工程は、運指を書き込む作業です。

クラシックギターは、左手4本の指で弦を押さえるので、

どの音をなんの指で押さえるのか、決めていきます。

また、右手も4本の指を使って弦を弾くのですが、

速く演奏しなければいけない所は、

右手の運指も決めます。

1つ目の工程と同じくらい、時間がかかります。

(つづく)

 

清書が終わった運指用譜面。清書すると曲への愛着が増します

 

村治 奏一

“せんくら”の洗礼

2018.07.31| 村治奏一

せんくらブログを御覧の皆さま、こんにちは。

クラシックギタリストの村治奏一です。

 

 

今日は7月下旬のとある土曜日。

家の近所の、昭和感溢れるレトロな喫茶店に来ています。

珈琲を注文して、

店内に流れる静かなジャズをまったり聞きながら、

文章を綴っております。

 

昨年はじめて「せんくら」に出演させて頂いたのですが、

あの時は2日間で、ソロ公演、ギターデュオ公演、

バンドネオンとのデュオ公演、そしてガラコンサートと

4つの公演を致しました。

 

1つの公演が終わり、サイン会に出て、

ステージ衣装のまま次の公演のリハーサルに行き、

すぐに本番・・・。

「せんくら」の洗礼を受けました。

 

今年は一転、出演はソロ公演とガラコンサートのみとなります。

ソロ公演では、J.S.バッハの作品を中心とするプログラムを

考えています。

 

本番まで約2ヶ月。

お客様に聴いて頂ける日を楽しみに、

日々の練習を積み重ねてまいります。

 

村治 奏一

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