みなさまこんにちは
セレーノ弦楽四重奏団ヴァイオリンの西江辰郎と申します。
毎日暑いですね~
個人のせんくらブログも読んでくださったかた、どうも有難うございます。
セレーノ弦楽四重奏団
今年のせんくらでは民族音楽っぽい作品に挑戦です。
国は違うのに、どこかで聞いた覚えのあるようなメロディーがそこかしこに出てきます。
小川さん、佐々木さん、原田さん、メンバーも各々の生活を送っていて、合わせの日までしばらく会わないので、初あわせ楽しみです。
是非聴きにいらしてくださいね!
【62】
10:45~11:30
西江 辰郎(ヴァイオリン)
坂野 伊都子(ピアノ)
《ヴァイオリニスト 西江辰郎を聴く ストラヴィンスキーとグリーグ》
【57】
14:30~15:30
セレーノ弦楽四重奏団
《躍動と感動。
仙台生まれのカルテット「セレーノ」》
セレーノ弦楽四重奏団 西江辰郎(ヴァイオリン)
皆さまこんにちは。
ピアノの田原さえと、童謡を歌う子どものグループ“マリン・ミュージック”です。
初回の今日は、田原がブログ担当です。
まずはマリン・ミュージック(以後、“マリン”って呼びますね)と私の不思議なご縁について。
マリンを率いている磯村由美さんは、私と高校時代の同級生です。
個人的なお話で恐縮ですが…私は高校生の時に休学して、1つ学年が遅れました。
彼女とは、もしそうでなければきっと出会うことはなかったと思います。
思い出話をひとつだけ。
今でも小田和正さんは現役ですが、あの時彼(オフコースですね)の曲をたくさん教えてくれたのが由美さんでした。
彼女が育ててきた子どもたちの歌声に魅せられて、昨年の3月5日に一緒にコンサートをしたのが、私たちの音楽活動のスタートでした。
そして、あの東日本大震災。
同じ被災した宮城県民として何かできることをしたい!ということで、震災直後の5月、女川町の避難所で「田原さえ&マリン・ミュージック」のミニコンサートを行いました。
皆さんに少しでも笑顔になっていただけることを願って…。
バスで避難所へ向かう途中には、まだまだ津波の被害の跡が残っていました。
大人の私たちでさえ、言葉を失うようなむごさでした。
子どもたちはそれを見て、小さいながらも何かしら感じたものがあったようです。
コンサートでの歌声には、とってもとっても気持ちがこもっていました。
お年寄りにとっては懐かしい曲もたくさんあったんでしょうね。
避難所の皆さんは大変喜んで聴いてくださいました。
子どもの声って、パワーを秘めていますよね。
震災から1年半が経ちましたが、まだまだ復興途中です。
これからも、マリンと一緒に皆さんが明るく元気になれるお手伝いができればいいなと思っています。
田原さえ(ピアノ)
本日でラストの担当になりました。
今まで一週間お付き合いいただきありがとうございました(^^)
前回のブログでも熱く語りましたが(笑)仙台へ伺えること、せんくらへ出演できること本当に光栄に思っております。
とっても楽しみです。
僕自身も色々な公演を聴きにいく予定ですので、もし見かけた際は是非かけてくださいね♪
会場でお会いできるのを楽しみにしております!!
ありがとうございました(^^)
米津真浩(ピアノ)
このベビーバギーは、私がアメリカに行った6才の頃にお人形用にと買ってもらったものです。
気の遠くなるような年数なので何年前のものと明記するのはあえて避けさせて頂きますが(笑)、母がずっと大事にとっておいてくれ、自身もとても愛着があったものでしたが、この度断捨離中に思い切って親友の7才の娘さんにあげてしまいました。
‘70年代のアメリカらしい、ポップな配色と柄がかわいく、しっかりとした骨組みで折り畳むことも出来ます。
日本ではあまり見かけませんが、アメリカの幼児は歩けるようになる頃になると、必ずと言っていいほどバギーに人形を乗せて押して歩いているのです。自分が乗った方がいいのでは?!と思ってしまう小さい女の子がこういうバギーを押して散歩をしている姿は、それはそれは微笑ましく、たまらなく可愛いのです!
いつまでも思い出としてとっておきたく手放すのをずいぶん迷いましたが、私の娘も充分使いましたし、友人の子が嬉しそうに押しているのを見て、また違うおうちで「大事なもの」となってくれるのも幸せなことだな~と思いました。
思い出は形に残すものではなく、心のなかに残るもの。
音は消えてなくなってしまうけど、音楽も心に残り続けますよね。
今年もせんくらで「思い出づくり」、しましょう。
今日で最後のブログとなりました。読んでくださってありがとうございます。
See you soon!
三舩優子(ピアノ)
こんにちは!今日はモーツァルトについて少し・・。
モーツァルトは幼いころより神童としてヨーロッパ中にその名をとどろかせていました。
まだ若干6歳の頃から、ヴァイオリン奏者で、モーツァルトの才能を人々に広めようと尽力した父親、また才能豊かなピアニストであった姉と共に、ヨーロッパ各地を旅することもありました。
そんなモーツァルトが、手紙で「世界中でこれ以上の場所はありません。」と父親に書き送っているのがウィーンです。
当時の音楽の中心地はウィーンでしたが、ここでもモーツァルトは盛大に歓迎され、宮殿に招かれて女王の前で演奏しました。
ウィーンにはモーツァルトの家が残され、今でも当時の建物のまま保存されています。
この夏、音楽講習会の合間に、ウィーンとザルツブルグにあるモーツァルトの家を訪れてきました。
写真はザルツブルグにあるモーツァルトの生家です。
通りの石畳や周りの建物も当時のままの姿で残っており、家の内部には彼の書いた手紙や実際に使われた家具、直筆の楽譜が展示され、非常に興味深いものでした。
モーツァルトの協奏曲の中で、この第2番は演奏される機会は多くないかもしれませんが、本当に魅力の溢れた曲です。(私はモーツァルトの協奏曲の中で最も好きです!!)。
曲の随所に、彼の持ち味であるオペラの要素と、子供らしいチャーミングないたずら心、そして何よりさまざまな色彩の光を感じさせます。
コンサートでは皆さまと共に、音楽を通して少しでもその光やあたたかいエネルギーを共有できましたら幸いです。
モーツァルトの光が皆さまの心に届きますよう、心を込めて演奏させていただきます。
それでは、当日会場でお目にかかれますことを楽しみにしております!
1週間お付き合いいただきありがとうございました。
佐藤 優芽(ヴァイオリン)
実はつい最近まで約一ヶ月間海外へ行ってきました。
イタリア、ドイツ、フランスの3ヶ国です♪
街並みは美しく、建築物一つ一つに歴史や風情を感じ、また文化に違いや価値観の違い等様々なことに刺激を受けた一ヶ月間でした。
(米津の一ヶ月の旅に興味をもってくださった方がいらっしゃいましたらこちらもよろしくお願いいたします。笑)http://ameblo.jp/tadahiro-yonezu/
海外生活を経て思ったこと。
やっぱり日本は素晴らしいということです。(笑)
それぞれの国にもちろん素晴らしいところは多々あると思いますが、僕は日本が大好きです。
とっても恵まれている国だと思います。
料理も美味しいし(笑)
海外へいったら、らーめん、お寿司はなんとか食べれますが、牛タン・・
まず食べれるところはないでしょう(笑)
日本国内いろんな所に演奏させていただきに伺いましたが仙台は本当にグルメ!!
何食べても美味しい!!
好物の牛タンは美味しすぎてため息でます。
今回こうして仙台で演奏できること、仙台に伺えること、仙台の皆さんとお会いできること、仙台でたらふく牛タンを頬張ること。
本当に楽しみです(笑)
待ってろーー仙台。
米津真浩(ピアノ)
好きなピアニストはたくさんいますが、まだ演奏を聴きに行ける人の中でとても心酔しているひとりにヴァレリー・アファナシェフがいます。
学生の頃から、彼が来日した時には極力足を運んでいますが、特に近年のコンサートは哲学者のお話を聴きにいく、、、という感覚で、深く感銘を受けます。
彼のリサイタルは作曲家の想いやその作品の意味に繋がりをもたせてプログラム作りがされていて、たとえば演奏の順番はベートーベン、ドビュッシー、リスト、またベートーベン、と時代は飛び、なおかつソナタの中の1楽章だけだったりいきなり小品になったりと一見バラバラなのですが、全体を通して聴いていくとひとつの流れが見えてきて、本を読んだかの如く強い説得力を持つのです。
ゆえに、曲間の拍手もなしで、登場するや否やただちに弾き始めるのも独特のスタイルです。
作家としても彼はすでに3冊の本を出しています。
その中でも一番新しいのが写真の「天空の沈黙」。
昨年リサイタルに行ってサインをして頂いた私の現在のバイブルです!。
非常に高度な、考えさせられる内容なので何度も読み返しながら
理解を深めていますが、 彼の思想や音楽に向かう姿勢すべてを敬愛していると言っても過言ではありません。
左上のプログラムは自身のコンサートのときには必ず持ち歩いて演奏前に読み返したり、 右上のインタビュー記事はキッチンの目に付くところに置いて、料理しながらちらちらと目に入るようにしていたり・・・
そうです、ただの追っかけです(笑)。
演奏のみならず、ことばでもっても影響を与えられる彼の才能には圧倒されます。
その彼の言葉を繰り返し読みながら、音楽に対する真摯な気持ちを常に忘れずにいなければ、と自分を戒めているのです。
三舩優子(ピアノ)
《ピアノとエレクトーン「オトコふたりでガチコンチェルト!」》
ではエレクトーン奏者の神田将さんとラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏させていただきます。
この曲は、某コンクール本選で生まれてはじめてオーケストラと共演した際に弾いた思い出の曲です。
2番をやる前もラフマニノフの3番協奏曲はレパートリーでしたが夢にまでみたオーケストラとの初共演が叶った曲、それがこのラフマニノフピアノ協奏曲第2番でした。
実はこの2番協奏曲はまだその一回オーケストラとやらせていただいたっきり全く本番にのせておりません。
今回、この素晴らしいせんくらという機会に、また神田さんとの二人コンチェルトという企画で久しぶりにこの思い出の曲を演奏できること、幸せに思っております♪
楽しみです(^^)
米津真浩(ピアノ)
私がお酒好きなことは結構知られてきているかもしれませんが、ここ数年は日本でもすっかり日常的に飲まれるようになった”ワイン”が私にとって日々の友です。
そのおかげで人との交流も広がったり、お酒を通して文化を知ったりと、ただ飲んでるだけではなくいいことも多々あります(言い訳?笑)。
美味しいワインにはどんなお料理と合わせるかも大事なポイントなので、料理の知識やレパートリーも増えました。
しかし一応手の仕事をしている者としては、コルクを抜く作業がちょっと負担に感じることもあったり。
でもガスでシュポっと抜くのもなんかあっけないしなぁ〜と思っていたところ、友人からとても便利なものをもらいました。
電動式のオープナーで、写真にある黒い筒をボトルにかぶせてボタンを押すだけでぐるぐると中でコルクを抜き、しかも絶対失敗がないのです!
ついでにもう一つご紹介したいのは右のボトルにかけてあるクレ・デュ・ヴァンといって、ワインの飲み頃、熟成度を測定出来る道具。
先にある円形の同色の特殊合金部分(パスティーユ)をワインにつける1秒ごとが、1年の熟成度に相当して味が変化していくというもの。
5秒だと5年、10秒だと10年...と味が変化していくのが画期的です!
触媒として作用するのでワイン自体に他の物質を与えることなく、本体も消耗しないので、お湯でさっとすすぐだけで半永久的に効果が保証されているそうです。
赤ワインのタンニンは和らいでまろやかになりますし、白だと酸味を抑えてフルーティーさが増しておいしくなるので、外出先でちょっと口に合わないワインや低価格なものにこっそりひと触れさせたり出来るスグレモノです。
三舩優子(ピアノ)
《ピアノとエレクトーン「オトコふたりでガチコンチェルト!」》
今回の公演の一つにエレクトーン奏者、神田将さんとのラフマニノフのピアノ協奏曲の公演があります。
僕が心から尊敬しています神田将さんとは過去に何度か共演させていただいておりますが、いつもはサックスの方やドラムの方等複数での編成でしたので二人での公演は初めてです。
神田さんとは今年もいくつかの公演でご一緒させていただきますが、去年、一昨年と鹿児島や離島の学校を周る神田さんの学校公演ツアーにも同行させていただきました。
人前でピアノを弾くことに抵抗を感じ、音楽の素晴らしさを忘れかけていた僕に、学校公演を通し音楽の楽しさを再確認させてくださった方が神田さんです。
そんな尊敬してやまない神田さんとせんくらで二人でコンチェルトというおもしろい企画!!
二人でコンチェルト!!!なかなか聴けませんよ(笑)
本当に楽しみにです♪
米津真浩(ピアノ)