こんにちは。ピアノの鈴木美紗です。
4日目の今日は、昨年の“せんくら”についてです♪
昨年、震災直後の4月頭にチャリティーコンサートを開催してからしばらく経ったある日、幸運にも“せんくら”への出演依頼をいただき、大好きな仙台にまた戻って来られることが本当にうれしく、心待ちにしていました。
(※昨年のチャリティーコンサートの模様は、こちらをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/charitysendai/e/55706c97dd0d96fdca6db0e6fab206c2 )
2011年10月1日、ついにその日が来ました。
仙台に来るのは震災後初めてだったので、正直なところどんな風になっているのかドキドキしながらの再来仙だったのですが、JR仙台駅やその周辺、街の中心はパッと見る限りは以前と変わらぬ様子で内心ホッとしつつ、ホテルでのチェックインを済ませました。
ロビーでは奇遇にもコンクール出身の出演者全員と会い、半年ぶりのみんなの顔を見れて安心した後、さっそく牛タンを堪能(※前々回のブログ参照)し、仙台に来た実感を100%味わいました。
そして翌日、公演本番。
私たちの公演会場は、コンクールの時にホストファミリーの方と初めてお会いしたり、ボランティアの方々にお世話になった思い出の場所、青年文化センター交流ホールでした。
コンクール以来初めてホールに足を踏み入れた瞬間、独特な懐かしさに包まれ、今自分がここに居ることを不思議に感じ、特別な気持ちになりました。
簡単なトークの打ち合わせを法貴彩子さん、米津真浩君と済ませ、いざ本番。
トークはほとんどぶっつけ本番でしたが、センターで1本マイクを3人で使うという法貴さんのアイディア“トリオ漫才スタイル”を採用、やっていて楽しかったです。
今でも覚えているのは、スタッフの方にやや困惑気味に、「お1人1本ずつでなくて良いんですか?」と尋ねられられたこと。
そんな出演者は初めてだったのかもしれません(笑)。
お互いの演奏を客席で聴けなかったことは残念でしたが、それぞれに異なった曲目で、なかなか聴きごたえのあるプログラムだったのではないかと思いました。
“せんくら”では、バラエティーに富んだ他公演を多く堪能できることも、醍醐味の1つです。
私たちは演奏後、河村尚子さんや、小山実稚恵さんの素晴らしい演奏を拝聴しました。
本当に忘れ難い貴重な時間を過ごさせていただき、大満足で会場を後にしました。
そして向かった先は、スタッフの方々も交えての打ち上げ!!
最高に楽しかったです♪
鈴木 美紗