ブログ担当も早3日目を迎えました、中園理沙です!
昨日もコンサートのため、東京→上越市→つくば市、と、1日約10時間の移動をしていました。ふう。
さすがに0時過ぎにやっとホテルに到着した時は、部屋に入るやいなやベッドに倒れ込んでしまい…(^。^;)
でも、身体はヘトヘトでも、心のタンクは満タンです!
そんな本日の10時間移動の果てに思ったこと。
それは、やっぱり生のコンサートに勝るものはないなあ、ということ。
以前、私が音楽誌に連載をさせて頂いていた時にも書いたのですが現代はとても便利になり、様々なものが簡単にダウンロード出来る時代になりましたよね。
でも。
決してダウンロード出来ないものもあります。
コンサートの場でしか味わえない空気感や臨場感、奏者とお客様の一期一会の出逢い、生のコミュニケーション。
そして、その時その場のインスピレーションを得て生まれた演等々…。
これらは、どんなに進化した未来が訪れようと、決してダウンロード出来ない、かけがえのないものだと思うのです。
ということで、何を伝えたいかと言いますと!
せんくらで、会場で、お客様にお逢いできることがとっても楽しみ!
ということです♪
大切なことは、伝えたい想いは、いつもシンプルなのかもしれませんね。(*^^*)
中園理沙(ピアノ)
毎回どんな衣装を準備するか、会場に合うか悩むところですが、以前オーダーで2着製作してもらったことがあります。
1つ目は陰影がある赤いシルクタフタを基本にセンターに石を付けたいと製作者さんにお伝えしたところ、出来上がりにはスワロフスキー2000個にもなって、とってもゴージャスでした。
この衣装に負けない演奏を...とプレッシャーを感じつつ。
2つ目はコサージュ(写真)をたくさん使ったビスチェとスカートのセパレートタイプをお願いしましたら、これも華やかで素晴らしい衣装になりました。
スカートの色を変えてせんくらのステージで着るかもしれません。
あれこれ衣装を考えるのも楽しみの一つです。
極希にですが、イベント関連で歌唱するときにヘアメイクや衣装、アクセサリーを提供してくれることがあります。
ファッションにも少し興味がありますので、ロベルト・カヴァッリのドレスを一度見てみたいと注目していた頃に、思いがけずスイスの有名時計メーカーのイベントで数曲歌う際に用意されたドレスがロベルト・カヴァッリ。
その上、高級時計やアクセサリーを身に付けての歌唱だったためいつもとは違う緊張感を伴い、滅多にないステージでした。
衣装などの助けを借りて、華やかな気持ちになるのは大切ですね!色々な経験が出来ることに感謝。
安藤赴美子(ソプラノ)
どうも、どうもどうも!ササナオでございます!
今日は(も?)あまり音楽とは関係ないお話です。
昔よく、じいちゃんばあちゃんに会ったりすると「あらぁ〜ずいぶんおっきぐなってぇ〜、いぐつになったのわ? この間生まれだどおもったらぁ〜」なんて言われてたのですが、最近この「この間生まれたとおもったら」の感覚が自分にも!え!
というのも私には2歳になった甥っ子がいるのです。
19にしてオバさんになりました。
生まれた時から、いや、生まれる前から見てきて、成長とはこんなにも早いものなのかと、たまに会う甥っ子には驚かされます。
もうお母さん(私の姉)の言うことは分かるんですよね。
この間生まれたと思ったら、もう走り回ってますよ。
いや〜かわいくてしかたないですね〜 めんこい!
まだ2歳だからオバさんの公演は見られないけど、大きくなったらせんくらに行けるといいね。
佐々木夏生(チェロ)
皆さま、こんにちは!中園理沙です。
まだまだ残暑厳しい日々が続いていますが、皆さまはいかがお過ごしですか?
私は、厳しい残暑同様に、毎週末3日連続公演というハードな日々を過ごしていますが、この夏は太陽より熱く心が燃えていました!(笑)
そうなんです、心も身体も完全燃焼(!)した夏を過ごしました!!
と言いますのも、8月に10日間の九州コンサートツアーがあったのです♪
8月の九州、それはそれは照りつける陽射しは強く、熱く、ギラギラしていましたが(夏の九州はとーっても暑いですよね)、私もパワー全開で、最後は卒倒しそうになりながらコンサートをしていました。
そんな、かつてない位に充実したコンサートツアーだったのですが、これについてはまた明日綴りたいと思うので♪
今日は、この写真のひとときを回想します。
久留米公演から移動して、長崎に到着した日。
手配頂いた練習場に向かう道中、長崎の街が一望できるこの場所で、 主催の方が一瞬車を止めて下さったのです。
タイムスケジュールの関係で、ここに居たのはほんの5分程の時間でしたが、風の香り、潮の匂い、山々が織りなす豊かな景色に包まれて、心がスーッとリラックス出来たのでした。
やっぱり、自然はいいですね。(^_-)-♪
中園理沙(ピアノ)
モーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」は10年ほど前から使い始め、Barenreiter社の表紙が青いピアノヴォーカルスコアを使用しています。
このモーツァルト作品はイタリアで数ヶ月勉強し、その後オランダでも伯爵夫人役を歌ってきた素晴らしいソプラノ歌手の下でトレーニングを受けたので、長旅のスーツケースに幾度も押し込んだせいか…
背表紙は剥がれ、最近は中の糸までポロポロと取れてきてとても使い込んだ楽譜です。
フィガロはレチタティーヴォ(音付きのセリフ)も大変多く、ページ数が多いので普段お稽古の時に持ち歩くのも重かったりします。
オペラのヴォーカルスコアの中で最重量かもしれません。
スコアの持ち運びについては、ピアニストの方で複数のスコアを持ち歩く時に指を傷めないよう、スーツケースで持ち運びされているのを見かけたことも。
リサイタルではこの「フィガロの結婚」伯爵夫人役のアリアも歌います。
伯爵夫人は身勝手な伯爵に苛立っているスザンナ、フィガロと共に伯爵を陥れる計画をするのですが、夫人は若かった頃の伯爵との甘く楽しい思い出を回想し、この手であの人の心を取り戻そうと希望に満ち溢れた壮大なアリアです。
モーツァルトの音楽は常に前向きな喜びを運んできてくれます。
安藤赴美子(ソプラノ)
どうも、どうもどうも!ササナオでございます!
今日は、東京での生活ぶりをちょこっと。
大学から東京に来て、初めての一人暮らし、初めての自炊(仙台ではほとんど料理などしてません!笑)、最初はどうなることかと思いましたが、慣れてくれば意外と生活できるもので、雑ですが料理だって、洗濯だってやってますよ!
家族からは「ちゃんと食ってんのか?」とよく心配されますが、ちゃんと食べてますよ!笑
テーブルもベッドも折りたたみ式じゃないと練習できない〜!という泣けてきそうなくらい狭いアパートですが、「住めば都」で、快適にくらしております。
私の住んでいるところは、上野の大学から歩いて15分くらいでしょうか、テレビでもおなじみの「谷根千」のエリアに住んでおります!
「谷中銀座」が有名ですね。メンチカツ、本当においしいですよ!
快適とは言ったものの…
やはり夏は死にそうなくらい暑いですね〜う〜ん、あづい!
たまに仙台に帰ってきて、新幹線から仙台駅のホームに降り立つ時の開放感といったらもう!
私のように仙台から東京へ進学、あるいはお仕事で東京へ、なんていう方はたくさんいらっしゃると思いますが、いいですよね、やっぱり仙台は。
高校まで仙台を動かなかった私は、こうしてしばらく離れてみて初めて「落ち着くなぁ」と思うようになりました。
他の都市から来られた方に会うと、みなさん口を揃えて「仙台は過ごしやすいですね」なんて言われるのですが、ようやくその意味が分かってきた気がします。
今回のせんくらにも、仙台あるいは宮城県外からお越しになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ぜひこの仙台の空気を味わっていただきたいですね!
佐々木夏生(チェロ)
皆さま、初めまして。中園理沙です。
今年、初めてせんくらに出演させて頂くことになりました。
憧れのせんくらの舞台に立たせて頂けるなんて夢のようで、出演決定した時は、もう飛び上がる程嬉しかったです。
そして同時に、もう一度、仙台で音楽を奏でられることの幸せを噛み締めていました。
何故かと言いますと。
あの3.11(東日本大震災)の数日前、私は仙台でコンサートをしていたのですが、その時に味わった喜びというのが、今も鮮明に脳裏に蘇る程のものだったのです。
コンサート中のお客様との一体感、終演後のサイン会でかけて頂いたお言葉と笑顔…
どこをとっても、とても嬉しく大切な時間だったので、当時の自分のブログには、「この気持を、次に繋げたい」と綴った事を覚えています。
ですので、この時の気持ちを、今年のせんくらの舞台にしっかり繋げたい。
想いを音に込めて、お届けしたい。
そう思っています。
そして、今日から一週間担当させて頂く“せんくらリレーブログ”では、皆様に楽しんで頂けるようにリラックスして綴りたいなあ、と思っています♪
そう言いながらも、実は明日から3日連続公演、新潟→茨城→埼玉の日々が始まるので、今は緊張もピークで練習と準備でドタバタしていますが、青汁飲んで、ユンケル飲んで頑張ります。
あ、バナナも、公演前のスタミナ補給の必需品です。(笑)
それでは、一週間、どうぞよろしくお願いいたします(*^_^*)
宜しかったら、私のオフィシャルサイトもご覧下さい。
http://www.risa-nakazono.com/
中園理沙(ピアノ)
はじめまして!ソプラノの安藤赴美子です。
今年せんくらデビューをさせて頂く事になりました。
仙台ではできる限り楽しい時間を皆さんと共有できますよう願ってやみません。
私は札幌の出身で、中学生の頃は仙台に演奏旅行に訪れたこともあり、当時を思い出します。
北海道と東北は青函トンネルが開通してから便利になりました。
もう親戚は住んでいませんが、母方の先祖は岩手の宮古だったそうです。
写真は「ラ・ボエーム」ムゼッタ役の4幕衣装を担当衣装さんにコルセットを締め上げたボディに美しく着せて貰い、出番直前の1枚です。
高校生のための鑑賞教室ということで一般の方も残券があれば購入できますが、このボエームは学生対象の公演でした。
公演回数は6回あり、ダブルキャストのため内3回出演しましたが、日によって学生さんの反応はかなり違いがあり興味深いです。
初めてオペラを見聴きするのでしょう、まずオーケストラピットに指揮者が登場するだけで大興奮!
なぜか黄色い歓声や指笛までする盛り上がり。
そしてオーケストラの音が出ると思わず「おぉー!」なんていう声も聞こえてきたり。
あとは舞台上の演技を観て、声を聴き、同時に日本語訳字幕を目で追ったりと忙しいですから、疲れて寝てしまう子もいるような...素直な反応が伝わってきました!
一度に色々な要素が飛び込んでくるオペラをたくさんの方々に体験してもらいたいです。
一つでも心に残る感動があるように、出演者、スタッフみんな頑張っています!
せんくら出演者ブログリレー、どうぞお付き合いください!
安藤赴美子(ソプラノ)
どうも、どうもどうも!ササナオでございます!!
(↑私の大好きな眉毛の太いタレントさんのマネしました!笑)
みなさま初めまして、今回せんくら2012、オープニングコンサートで演奏いたします、チェロの佐々木夏生と申します。
「夏に生まれる」と書いて「なお」と読みます!
どうぞよろしくお願いします。
生まれは仙台、育ちも仙台、現在は東京で一人暮らしをして大学に通っています。
「ササナオ」は大学でのあだ名です。
仙台のかまぼこじゃありませんよ。笑
そう、私はまだ学生で勉強の真っ只中。
まさか!この”せんくら”という七夕まつりやジャズフェスと並ぶ、仙台のビックイベントに演奏者として参加させて頂けるなんて、感激しております!
今年も例年のように、「今年はどんなアーティストかなぁ〜どんな曲が聴けるのかなぁ〜これ聴いてみたいなぁ〜あ〜もうチケットない〜!」 なーんてせんくらHPやブログをルンルンニヤニヤ眺めるはずが…
私も家族もびっくりで、いまだに信じられないのですが、ここまで育ててくれた仙台、そして応援してくださった方、音楽をこよなく愛しているみなさまに、「ありがとう」の気持ちを込めて、完璧ではないかもしれませんが、私なりに、私らしく、精一杯演奏したいと思います!
そして、これから1週間、ササナオブログにお付き合いくださいませ。
佐々木夏生(チェロ)
セレーノ四重奏団が今回演奏させていただく「仙台市青年文化センターコンサートホール」は、今現在改装工事中です。
ホールの特徴でもあったステージ上の「階段」を取り払うほか、舞台床も張り替えるということで、普段定期公演を行っている仙台フィル(特に私たちチェロ、コントラバス奏者にとってはステージの床の材質によって全く音の鳴り、音質まで違うということもあって)としては、どのように音が変わるのかとても楽しみなところです。
せんくらでの仙台フィルの公演はすべてイズミティで行われますので、オーケストラで演奏した場合の変化を確かめていただけるのは10月定期公演まで待たなければなりませんが、一足先にカルテットでも充分に違いを体験していただけるのではないかと思います。
そういった意味でも皆さま是非セレーノ弦楽四重奏団のコンサートへご来場ください。
写真はせんくら2010、青年文化センターコンサートホールでのセレーノ公演。
舞台後方に見えるバルコニーのようなものが取り払われるそうです。
セレーノ弦楽四重奏団 原田哲男(チェロ)