今日は、せんくらで演奏する曲目についての説明をしてみようと思います。
演奏家にとって、プログラムを決めるというのは、大事なひと仕事です。
特にチェンバロの曲は小品が多いし、色々な組み合わせが可能なので、あれこれパズルみたいになってしまうこともあります。
一度提出してもまた変更したり、曲順を変えたり、ついついマネジャーの手間を増やしてしまいます。
曲を決めるにあたって3つの重要なポイントがあります。
まず、会場!次に楽器!それから客層!
というわけで、まだ行ったことのない会場ですと、客席数や響きの具合の情報を集め、音響を想像してみることから始まります。
そもそもチェンバロという楽器は、コンサートホールではなく貴族のサロンで聴くものなのですから。(そんなもの今はないって!)
しかし現代でも音響が素晴らしいホールで、キャパも少なめであればチェンバロのいい音を聴くことはできます。
ですから、せんくらの会場は2年前の記憶を引っ張り出してきます。
次に楽器はといえば、誰がいつ頃製作した楽器で、モデルは何か?ということが基本の情報です。
せんくらは、蔵王の木村雅雄さんのフレンチで、もう何度も弾かせていただいています。
木村さんとは高校生の時からのお付き合いなので長いですよー。
お客さま層も2年前の記憶を辿って、なんとなくイメージしてみたりします。あらら、前置きが長すぎたので本題はまた明日ね!
*おまけ*
今日の写真は、パリの空港で買ってきたカルバドスをお気に入りの
グラスで。皆さん、楽器の上に飲み物を置いてはいけませんよ~!
曽根麻矢子(チェンバロ)
先日、札幌交響楽団さん、指揮の飯森親範さんとのチャイコフスキー作曲ヴァイオリン協奏曲、2日連続演奏させていただきました。
初日はショートカット風に隠れアップヘアを心がけてみたものの、ヘアメイクとかはとくに不器用なうえに普段はほとんどナチュラルメイクなので、本番の日だけ時間がかかるかかる…
自動メイク機械が欲しいです。
顔に装着したらスタンプみたいにバババっとメイクしてれる、夢のマシーン、待ってます。
チャイコフスキーは今までで一番多く演奏している演目のひとつ。
きっとこれからも沢山演奏する機会がある曲だと思いますが、毎回違うところで、
はっっっっっっっ!
とさせられる瞬間があります。
今回は音響が素晴らしい札幌キタラコンサートホールでの本番ということもあって、また新しい発見がありました。
こうやってどんどん発見していき、刺激を受けて、はやく音を出したい!練習したい!試したい!
となりいつまでたっても時間が足りない生活なのかなと、思います。
松田理奈(ヴァイオリン)
皆さま、こんにちは!!チェロの長谷川陽子です。
今年も【せんくら】の季節がやってきました。
実に第一回目から本年も皆勤賞で参加させていただける事、心から嬉しく光栄に思っています。
実はワタクシ、何と今年でデビュー25周年。
25年もの間ひたすらチェロ、音楽だけを見つめ続けて生きてこれたこと、これもひとえに皆みなさまの長年の温かい支えのおかげ、と心から感謝でいっぱいです!!
「あっという間に・・・」と言いますが、四半世紀というものは、そんな軽いものではなく、本当に沢山の経験をさせていただきました。
四半世紀弾き続けていても、毎回何かしら「気づき」があり、考えたり、反省したり、閃いたり・・・。
そんな経験をさせていただく中で、ここ数年は音楽はツールであって、それを通じて今まで沢山の愛を下さった方々にお返しをしていきたい。
「チェロを弾くこと」の意味を、そんな風に考えるようになりました。
今年のせんくらでは、この25年の間に培ってきた全てを音に託して皆さまにお聞きいただけたら・・・と思っています。
どうぞよろしくお付き合い下さい。
長谷川陽子(チェロ)
こんにちは。チェンバロの曽根麻矢子です。
2年ぶりのせんくら、楽しみにしています。
私は只今チェンバロ・フェスティバルの準備に燃えています。
仙台から戻って1週間後に開幕なのです!
自分一人が会場に移動して演奏するだけっていうのは、ある意味楽なことだと実感します。
仙台には親友が待っているので、本番後に親友とシャンパンで乾杯するのも実はとても楽しみなのです。
なにしろ今月はワイン抜きの麻矢子です。 (ワインの栓抜きじゃないよ、ワインなしという意味)
「あれれ?この前一緒に飲んだじゃん?!」という方、その夜は「ワイン抜き期間の息抜き」です。
そうそう、あまり張りつめるのはよくないですからね。
毎日飲んでも美味しいと思うのに、たまに飲むと更に更に美味しいと思えますね。
明日夜に「息抜き」の予定があるので、それを楽しみに今日もめちゃくちゃ頑張ります!
曽根麻矢子(チェンバロ)
みなさまこんにちは!
ピアノの法貴彩子です。
昨年に引き続き今年もせんくらで演奏させていただけることになり、とても嬉しいです!
今年も、素晴らしい音楽仲間であり宴会仲間でもある鈴木美紗さん、米津真浩さんと3人でコンサートが出来る喜び!
私たちは、ショパンのバラード全4曲と即興曲1番、3番をリレー形式で演奏いたします。
せんくらで演奏できるということは勿論、仙台の友人、お世話になった方々との再会がとても楽しみです。
(牛タンとの再会も!)
今日から3日間、せんくらブログを担当いたします。
よろしくお願いいたします。
写真は、今年2月に大阪で、飯森範親さん指揮 大阪フィルハーモニーとラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を演奏したときのものです。
このときの衣装は曲をイメージしてデザインからつくりました。
私は黒のパンツスタイル以外に、ドレスは色違いで3着しか持っていなかったのです。
舞台に立つ演奏家として少なすぎ・・・^_^;
でも今年のせんくらは、おニューのドレスで演奏予定です。
法貴彩子(ピアノ)
せんくらブログをご覧のみなさん、おはようご“ザイマス”
9月29日15:15~16:00青年文化センター・交流ホールで出演します 、ブラストリオ“ZAI-MASU”です。
せんくらブログ、本日はホルンの齋藤が担当します^^
さて、ZAI-MASUはホルン、トロンボーン、テューバの3つの金管楽器でアンサンブルをしております。
実は、この編成のために書かれたオリジナルの曲は大変少ないので、今回せんくらで演奏するプログラムも私たちZAI-MASUのために特別に編曲をお願いしたものです。
ZAI-MASUではこれまで、3回の自主公演、街中でのフリーコンサート、学校での音楽教室など色々な場で演奏をさせていただいています。
せんくらへの出演は今回が初めてなので、お時間がありましたら是非足をお運びくださいね!
今回はピアノの門脇麻美さんと、急きょ打楽器の竹内将也さんにも加わっていただき、ガーシュインの「ポーギーとベス」から数曲と、ピアソラの作品から有名なリベルタンゴを含めた3曲を演奏する予定です。どうぞお楽しみに!
それにしても、今年の夏は大変暑かったですね!
僕は今月で仙台に住み始めて丸5年になりますが、この夏が一番暑かったような?気がしています。
千葉県育ちの僕にとっては東北の冬の寒さにはなかなか慣れず、冬になる度に「あぁ夏の方が絶対過ごしやすいなぁ」なんて思うんですが、こうも夏が暑いと「あぁ冬の方が過ごしやすいかも」なんて思ったりしている最近です(笑)
でもまた次の冬が来れば…
「やっぱり夏が好きだ」って言っていることでしょう。
千葉県育ちと言いましたが、実家は千葉の中でも北東部、九十九里浜の近くにあります。
九十九里浜は全長がなんと66kmにも及ぶ長~い砂浜。
海水浴客やサーファーで賑わっています。
浜の周辺はど田舎なので、夜になると星がとても綺麗に見えるんですよ。
波の音を聞きながら眺める満天の星空はとてもとても神秘的なんです。
そんな九十九里浜で撮った青空の写真を、この暑かった夏の記憶に一枚^^
ZAI-MASU 齋藤雄介(ホルン)
何故だか昔から北海道が好きで、とくにドイツに住むようになってからは、より好きになりました。
ドイツではニュルンベルクに住んでいたのですが、近くの大都市といえばミュンヘンです。
ニュルンベルクもバイエルン地方でしたので、行き来も楽でよくミュンヘンに行っていました。
ミュンヘンと札幌は、姉妹都市なのですが、北海道の気候もミュンヘンと似ていますしなにより一番好きな理由は、楽器のコンディションがとても輝く気がするからです。
ヨーロッパで生まれた楽器を多くの人が利用していますが、そこの気候に似ていると楽器も喜ぶのでしょうか。
今回はどんなふうに楽器が変化するか…
楽しみです!
松田理奈(ヴァイオリン)
こんにちは!中園理沙です。
秋の空が広がってきた今日この頃、せんくらブログ担当も最終回を迎えました。
そして、いよいよせんくら開催日も迫って参りましたね!
ということで、今日はコンサートについてご案内させて頂きたいのですが、チケットが両日共に完売という大変嬉しい事になっております!お越し下さる皆様、本当にありがとうございます。(*^^*)
♪コンサートタイトル
“0歳児からのコンサート
初登場 中園理沙による名曲の玉手箱!~クラシックからジブリまで~”
内容は
クラシックの名曲を中心に、私の1stアルバム「ショパンdeジブリ」、2ndアルバム「ショパンde星に願いを」から数曲お届けします。
こちらのアルバムは、ジブリやディズニーの映画曲がショパン風に美しくアレンジされて、また新たな輝きを放っている珠玉の作品達!
このアレンジは、日本を代表する作曲家の方々がショパンを研究し、ジブリやディズニーの曲と融合させたものなので、実に素晴らしい芸術作品となっています。
(「えっ!ショパンの〇〇の曲と、ジブリがこんな風に一緒になるの!?
わ~。意外だけどすっごく素敵!」という声が上がる曲が盛り沢山です♪)
せんくらでは、そんな私のアルバム曲と、クラシックの名曲を通して、ピアノの魅力・楽しさをお伝えできたら。
そして、聴いて下さった皆様が“笑顔”で帰ってくれたら。
そう願って止みません。
それでは、皆様にお逢いできます日をとても楽しみに(!)、会場でお待ちしております。(^_-)-☆
中園理沙(ピアノ)
正直、小さな頃から運動らしいことはしてこなかった私ですが、親の特訓のおかげで唯一自慢できるスポーツはスキーでした。
学校のスキー教室で上級者だったくらいのレベルですが山頂から滑り降りるのがとても好きでした。
今年に入ってから時間を見つけてフィットネスに通っています。
以前から軽く走って健康になりたいという思いはありました。
そこで、決定的なキッカケが訪れてしまい…
昨年あるオペラの演出で傾斜の舞台上でアクロバットな運動を要求され、慣れないことをしてしまったせいか、お稽古中に足を捻挫をしてしまいました。
こんな理由で運動を始めたのですが、いまではストレス解消や施設内にあるジャグジー風呂が目的になってきています。
あまりストイックにはまってしまうと長く続かないかな、と(!?)自分のペースで楽しむことにしています。
不摂生になりがちなオペラ歌手ですが、なるべくお料理もして健康維持を心掛けています!
それでは、仙台で元気に多くの方々とお会いできますように!
安藤赴美子(ソプラノ)
音楽家には欠かせない食のお話。
もともと大好物なのは餃子とラーメンなのですが、ラーメンはいつしか控える事を知り…
餃子はこの先もこよなく愛する私のエネルギー源なのですが、ここ数年、はまっているのはカレーです。
とくにスープカレーの奥深さに今ははまってしまっていて、漢方やスパイスが多いスープカレーもあれば、あっさりと透き通る綺麗なスープのカレーもあり、個性を楽しみつつその日の気分でお店を選べる楽しみもあります。
そして、先日出会ってしまったこちらのスープカレー。
なんと、餃子が入ってるんです。
最高でした。
そんなスープカレーの発祥の地である札幌にいます。
札幌交響楽団と指揮の飯森さんとの共演、2日間連続でチャイコフスキーの協奏曲です。
どこのスープカレー、食べようかな~
仙台では牛タンが楽しみです。
食いしん坊りなより。
松田理奈(ヴァイオリン)