あっという間に、ブログ最終日となってしまいました。
せんくらでは、毎年いろいろな出会いがあります。
町の中やホールの至る場所に思い出がちりばめられているようです。
ホテルで、坂本朱さんに初めてお会いしたのに私が風邪ひきだった為大変慌ててしまったこと (ピアニストは風邪をひいてもピアノは弾けますが、歌の方にうつしてしまったら大変な事になります・・・。)
小川典子さんと偶然タクシーを同乗させていただき、いろいろお話が出来嬉しかったこと、長谷川陽子さんと牛タンを食べに行き、おいしかったこと。
ホールの中で迷子になっていたら、助けて下さったあのスタッフの方、このスタッフの方。
毎年のようにいらしてくださるお客様。
全ての出会いが懐かしく、「せんくら」という言葉と共に思い出されます。
今年もたくさんの出会いがありますように。
せんくらにいらっしゃるお客様も是非、たくさんの素敵な思い出を作ってくださいませ!!!
後、一か月とちょっと。
皆様にお会い出来ます事を楽しみにしています!
仲道祐子(ピアノ)
今から200年後、人々はどのような音楽を聴いているのでしょうか?
そんな事をたまに考えます。
きっとバッハやベートーヴェン、モーツァルトなど、偉大な作曲家の曲は、未来の人々の心にも深い感動を呼び起こし続けているでしょう。
その他にも、今はあまり知られていない作曲家の作品が多くの人の耳に届いているかもしれません。
もしかすると、今は影も形もないような新しい形態の音楽が誕生しているかもしれません。
未来の事は誰も予測できませんが、音楽というものが人類に寄り添って存在し続けることだけは確かだと言えるでしょう。
何故なら音楽は人間の心の一番深い部分に訴えかけるだけの力があるからです。
文字通り、音楽に国境はないのです。
ではその先はどうか?
実は、アメリカが1977年に打ち上げたボイジャーという2機の無人惑星探査機には、地球上の生命や文化の情報が詰まった金属板が搭載されています。
勿論そこには音楽も音として記録されています。
バッハのブランデンブルク協奏曲、ストラヴィンスキーの春の祭典などのクラシック音楽、日本の「鶴の巣籠もり」、民族音楽、ジャズ、ロックなど様々です。
演奏者も、グレン・グールド、ルイ・アームストロング、チャック・ベリー、指揮のカール・リヒター、オットー・クレンペラーなど、素晴らしいラインナップ。
現在地球から178億キロ彼方を飛行しているボイジャー1号。
今年、打ち上げから35年で太陽系の一番端の部分に到達し、今も止まる事なくその先に向けて飛び続けています。
もし遠い未来、このボイジャーを通して私達の音楽に触れる機会を得る文明が存在する時、その創造者達はどのように感じ、何を思うのか?
そんな事に思いを馳せながら、私の人生の中で出会う音楽に対し愛おしい気持ちを抱いています。
1週間お付き合いいただきありがとうございました。
仙台でお目にかかる事を楽しみにしています。
(NY タイムワーナーセンターからの眺め)
中野翔太(ピアノ)
1週間私たちのblog記事にお付き合い下さり、ありがとうございました!
皆々様と仙台の街でお会いできるのを心待ちにしております。
まずは今後の予定として、カバー第3弾のマイケル・ジャクソン・クラシックスのレコーディングに向け、メンバーそれぞれ練習に励んでいます。
CDリリースは11/21(水)を予定していますが、せんくらではCDリリースよりも一足先に、本邦初!の私たちのマイケル・ジャクソンをお届けします!!
今年から来年に掛けてのコンサート・ツアーで着用する衣装も仙台で披露する予定ですので、こちらもあわせてお楽しみになさって下さいね。
【3】
9月28日(金)19:00~20:00
青年文化センター/コンサートホール
「ビートルズ、クイーン、マイケル・ジャクソンクラシックス」
ピアノ・カルテットで聴くあの永遠の名曲!
料金:1,500円
対象年齢:小学生以上
曲目
ビートルズ
ノルウェーの森、抱きしめたい、イエスタデイ
クイーン
ボヘミアン・ラプソディー
ウィー・ウィル・ロック・ユー
ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
マイケル・ジャクソン
スリラー、今夜はビート・イット
ディス・イズ・イット
ほか
もう1公演は、なんとなんとチケット完売とのお知らせが!!!
何と嬉しい事でしょう!
チケットをお持ちの皆様、イズミティ21 小ホールで一緒にロックしましょう!
こちらはビートルズ&クイーンのプログラムです。
【51】
9月29日(土)16:00~16:45
イズミティ21/小ホール
「ビートルズ & クイーン ロンドン・クラシックス」
ピアノ・カルテットで聴くあの永遠の名曲!
• 料金:1,000円
• 対象年齢:3歳以上
曲目
ビートルズ
ノルウェーの森、抱きしめたい、イエスタデイ
クイーン
ボヘミアン・ラプソディー
ウィー・ウィル・ロック・ユー
ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
初めての仙台、憧れのせんくら・・・9月を楽しみに日々邁進したいと思っています!
お目に掛かるのを楽しみにしています!
1966カルテット(アンサンブル)
本日も、コンサートのご案内です。
軽井沢にアトリエブルックスというギャラリー&サロンがあるのですが、そこには、何と、プレイエルのピアノが置いてあるのです!
ショパンの愛したプレイエル社のプレイエルのピアノです!
2006年製のP190という機種がはいっているのですが、これを弾くとショパンの世界がまた違った角度から見えて来るのです。
繊細な響きの楽器で、ショパンの意図した音は本当はこんなだったのかしら?
と、次から次へと想像力が湧いてくる楽器なのです。
きっとお聴きになる方もサロンを愛したショパンの姿がより身近に感じられるのではないでしょうか。
アトリエブルックスにて8月18日16時開演でオールショパンのコンサートです。
今回はチェロの長谷川陽子さんとご一緒のオールショパンです。
チェロソナタあり、序奏と華麗なポロネーズあり。
チェロという楽器とプレイエルのグランドピアノの響きが紡ぎ出すショパンの世界が大変楽しみです。
ピアノのソロ曲も演奏致します。
ご興味のある方、お問い合わせは
アトリエブルックス:TEL.FAX 0267-42-1405 です。
仲道祐子(ピアノ)
家にいる時は、ちょこちょこ料理もします。
いったいどんなに凝ったものを作るのかと思われるかもしれませんが、ニューヨークに住んでいた頃から、パスタなど比較的簡単に、短時間で出来るものを作っています。
パスタや蕎麦などは、十中八九、計量器を使わずに100グラム掴む事が出来るまでになりました!
最近は朝食に作るオムレツにハマっていて、中はふんわり、見た目もバッチリ(笑)
今はより美味しくなるバリエーションを試しています。
留学中、魚のグリルを作る際、焼き加減を見る為にオーブンを開けたら干物になっていたり、キャベツと鶏のスープを作ったらキャベツが殆ど生だったりと、失敗談にも事欠きません。
凝り性なのですが、そこまでする程時間もとれないので、ちょうどいいのかもしれません。
中野翔太(ピアノ)
今日はメンバー揃っての練習日でした。
終わってみたら、約7時間ほどが経っていました((((;゜Д゜)))))))
。。あ、すみません、途中、ちゃっかり休憩しましたm(._.)m(笑)
写真は、その休憩時間のものです♪
私たち、練習で集まることも多いのですが、何故かいつも、何か食べてるんですよね。。(^_^;)
別に、お菓子当番がいるわけでもなく、順番に買ってくる協定を結んでいるわけでもなく、暗黙の了解のようなものもさっぱりないのに、ナゼかいつも誰かがお菓子、持ってきちゃうんですよね。
甘いものに目がない者たちの、哀しき性ってやつですかね。。(笑)
コンサートで地方に行っても、その土地で食べなきゃいけないものリサーチをばっちりしていって、もれなく食べに行く&買って帰ってます!
特に、花井ちゃんは、リサーチ担当みたいになっちゃってるので、執念がハンパないですよ(笑)
そういえば以前、姫路公演のときにも。。
前日から姫路入りしていたんですが、翌日公演日、ホテルの朝食を蹴って、あえて早起きして地元の喫茶店にわざわざモーニングに行くという荒技を4人揃ってやりましたね(笑)
アーモンドクリームトーストが食べたくって。。
せんくらでは、普段のコンサートよりも長く滞在できますから、一体どれだけ美味しいものをいただけちゃうのか、どんな荒技が飛び出すのか、今から楽しみで仕方ありませんo(≧▽≦)o
リサーチ頼むよ!花井ちゃん!!♪( ´▽`)
1966カルテットでした☆
こんにちは。
前回申し上げましたように、今回は年一回の夏の講習会についてお話させて頂きます。
私は一週間ほど前まで、鹿児島県の霧島で開催されました霧島国際音楽祭に受講生として参加しておりました。
私は、ここ何年かずっとこの音楽祭に参加させて頂いているのですが、自然が豊かな霧島の地で素晴らしい先生方と仲間に囲まれ、マスタークラスに沢山のコンサートの鑑賞等の充実したプログラムでたっぷり2週間、音楽に集中出来る素晴らしい場所です。
マスタークラスやコンサートも本当に素晴らしいのですが、地元霧島の皆様がボランティアで(学生のお財布に大変優しいお値段で)用意してくださいます野菜たっぷりのランチビュッフェでは、講師・アーティストの先生方や関係者の皆様、そして受講生たちが入れ替わり立ち代り賑やかに過ごし、普段余りお話が出来ない他の楽器の先生方とも思いがけずお話させて頂いたりして、大変楽しい交流の場でもあります。
今年などは、出して下さってからものの5分もしない間に皆のお腹に消えたデザートのパイについて、「ブルーベリーパイ美味しかったですね!」と他の方と話していると、「ブルーベリーパイ?どこにあるの??」 と横から声を掛けられ、そちらを向くと何と講師のある先生(日本を代表する素晴らしい音楽家)が一生懸命パイを探していらっしゃった…
という信じられないような状況も発生します。
私は、「無くなってしまいました、すみません!!」と、反射的に必死に謝ってしまい(自分だけが食べた訳ではないのですが)、すると「ああ、そうだったの…」と穏やかに仰りつつ、餡パン(こちらも大変美味しかったのですが)を持って何となく悲しそうに去って行かれたその先生の背中が忘れられません…。
このように(?)、先生方と共に2週間過ごして普段見られない一面にも触れ、そしてご自分の本番の舞台に臨む背中を間近で見せて頂くことで、これほど素晴らしい先生方でも常にすごい努力を重ねていらっしゃるのだから自分はもっともっとやらなくては、と素直に感じられることも音楽祭の大きな魅力の一つです。
今回は私の夏の特別修行の期間の色々な経験についてお話ししましたが、次回(最終回)は内容の予告をしないことにさせて頂きたいと思います。
大変恐縮ですが、次回もお時間がありましたらお読み頂けますと幸いです。
(写真は霧島連山)
美世真里奈(ピアノ)
明日は、終戦の日です。
終戦の日の12時の時報と共に、私も参加している朗読劇「月光の夏」が開演致します。
あ、ちなみに・・・朗読で参加しているのではなく、「ピアニスト役」としての出演で、一言も話す事は無いのですが、ピアノを演奏致します。
月光の夏。
ご存じの方も多くいらっしゃいます。
二人の特攻兵が出撃の前に、小学校に置いてあるグランドピアノを弾きにやって来た・・・
というところから始まるお話です。
実話です。
この「月光の夏」に参加し始めて、今年で6年目となります。
毎年、毎年、こころが痛みます。
でも、朗読劇の中にもこのセリフがありますが、「語り続けていかなくてはならない事」だと思います。
8月15日(水曜日) 12:00開演
北沢タウンホール
ピアノ・ソナタ「月光」による
朗読劇 月光の夏
原作・脚本 毛利恒之
演出 鈴木完一郎/原田一樹
出演:小高三良、清川佑介、山田珠真子、古田美奈子、仲道祐子
お問い合わせ:劇団東演03-3419-2871
仲道祐子(ピアノ)
CDとリサイタルのご案内です。
今年6月に2枚目となるアルバムを発売させていただきました。
今回はガーシュウィンのアルバムです。
今回のせんくらでも、リサイタルで彼の曲を演奏します。
ガーシュウィンの音楽を語る場合、ジャズとクラシックの融合された音楽というのが一番分かりやすい説明の仕方だと思います。
彼は元々ジャズの音楽を作っていましたが、心の中ではクラシック音楽に対する憧れが強くありました。
ラヴェルやストラヴィンスキーをはじめ、多くのクラシック音楽家の元を訪ね、教えを乞おうとした程です。
彼の曲を演奏していると、そうした音楽に対する情熱、探究心を強く感じます。
私は、今まで10年間ニューヨークのジュリアード音楽院で学び、その生活の中で自然とジャズを耳にする機会も多くありました。
ヴィレッジヴァンガードという老舗のジャズクラブにはよく行き、一流の音楽家の演奏を間近で聴くことが出来ました。
初めて生のジャズを耳にした時の感動は、今でも忘れません。
ジュリアードではクラシック音楽家の為にジャズのクラスがあり、一流のジャズ演奏家からコードやスケール、スウィングのことなどを学び、その年の終わりにはミニコンサートで生まれて初めてドラムとベースと共に演奏しました。
作曲家のラヴェルは、アメリカを訪れた際には必ずジャズクラブに入り浸る程ジャズに魅せられた音楽家の1人です。彼のピアノコンチェルトの第二楽章などは、本当に色濃くジャズの影響を受けています。
ガーシュウィンがクラシック音楽に魅せられた様に、クラシックの音楽家がジャズに魅せられ、影響を受けるという事もまたあるのです。
39歳の誕生日を迎える前に、脳腫瘍を患って他界したガーシュウィン。
人懐っこい性格で、多くの音楽家からも好かれていたようです。
現在の混沌とした世の中にあって、この世のすべてを受け入れ昇華したガーシュウィンの音楽を通し、少しでも心を軽くしていただけましたらと思います。
中野翔太 ピアノリサイタル
「次なる挑戦は、ガーシュイン」
9月30日 (日) 16:45~17:30
青年文化センター
パフォーマンス広場
お会い出来ることを楽しみにしています!!!
中野翔太(ピアノ)
1966カルテット自己紹介リレー、ラストはピアノの江頭美保です。
この度、仙台クラシックフェスティバルという大きな舞台に出演させて頂く機会を頂き、大変光栄に思います。
1966カルテットの公演の他、ヴァイオリン花井悠希ちゃんのソロコンサートでは伴奏も務めさせて頂きます。
会場で皆さまにお会いできるのを楽しみにしています♪
どうぞ宜しくお願い致します。
皆が書いていたように、私にとっても1966はとても楽しく心地のいい場所です。
こういう仲間と音楽が出来るというのは幸せですね…♪
1966カルテットの活動はこちらで更新しています!
http://ameblo.jp/1966quartet/
さて、私は本を読むこと、映画を観ること、散歩すること、美しい景色を眺めること、コーヒーを飲むこと、そして美味しいものを食べることが大好き!
そうそう、仙台も美味しいものが沢山あるみたいですね…♪
メンバーの皆と同じく、今回が初めての仙台です。
以前から是非訪れたいと思っていたのですが、それがこのような形で実現するとは本当に幸せなことですね。
緑が溢れ、歴史もあり、食べ物も美味しく素晴らしい街だと聞いています、とても楽しみです。
そして、2011年に震災の被害を受けられたこともやはり忘れられません。
仙台に住む友人たちから様子を聞き心配したことを昨日のことのように思い出します。
わたし一人の力はごく小さなものではありますが、しっかり演奏して、復興に向かう仙台を少しでも応援出来たらと思っています。
ではでは、
自己紹介リレーを終えて、
次は何の記事でしょうか♪どうぞお楽しみに~!
江頭美保(ピアノ)