昨年に続き今年も“ラグタイム・映画音楽”、やらせて頂きます!
今年は映画音楽を少し多めに。少なくとも写真の3作からは何曲ずつか弾く予定です。
ウエストサイド物語は歌がないとちょっと物足りないかなぁ、という気もしますが、 「ピアノ・レッスン」と「海の上のピアニスト」はピアノありき、の作品ですよね。
どちらもとても印象的な映画でしたが、特に「ピアノ・レッスン」は恐ろしかった。。。ピアニストが見るには恐ろしすぎます。私はハーヴィー・カイテルが大好きなので、恋愛部分は官能的で良かったのですが、あの、ゆ、指のシーンが・・・
あ~思い出すだけでも怖すぎる~!!
その裏でめくるめくように流れるマイケル・ナイマンの曲は、哀しさを掻き立てるようで胸に深く突き刺さります。
出来ればご覧になってからいらしてくださいね。
もう一つの名曲プロも、自分自身久しぶりに弾く曲もいくつかあって楽しみです。
せんくらに今年も参加させて頂けて本当に幸せです!
もう少しでお目にかかれるのを心待ちにしていま~す!!
三舩 優子
今年の演目は3つ:昨年ご好評を頂いたラグタイム・映画音楽の夜、名曲シリーズ、
そして今回初となる女優の水野真紀さんを朗読にお迎えしての「シンデレラ」。
真紀さんはご存知の通り、おりこうな息子さんが一人いらっしゃいながら、精力的にお仕事もされている「スーパーママ」であります。
このチラシの写真、ふたりとも若いでしょう(笑)。最初にご一緒したのはもう8年ぐらい前で、以後間隔は空きながらもコンスタントにこのシンデレラで全国を回って来ました。元々は私の“WINGED”というアルバムにプロコフィエフのシンデレラ組曲を入れたので、それをベースに朗読と合わせられないかな~と思ったのがきっかけです。
ちょうどその頃真紀ちゃんと知り合い、彼女はまだ結婚もされてなかったのですが 、「子供の情操教育って大事よね!」と快くノッてくれ、忙しい売れっ子にも関わらず私とのこの仕事だけは受けてくれて、遂にはせんくらに登場!!となりました!
ありがとー真紀ちゃん!牛タンごちそうするよ~。
首輪かと思うほど細いベルトをしていて、そばで話しているときに顔を見ていると本当にちっちゃくて、お肌もきれいで、美人で、それでいてとてもきさくでふつーの感覚を持っていて・・・と、ホントにステキな方なんです!
シンデレラは子供たちだけでなく、大人も惹き込まれてしまう語りと曲と「仕掛け」で仕上がっていますので、ぜひぜひ皆さま、いらしてくださいね~^o^
三舩 優子
私は食べ物の好き嫌いがほとんどなく、和洋中、エスニックなどなんでもオッケーです。
その中でも、太らなければ毎日でも食べたいぐらい好きなのが「ピザ」です!
パリパリの薄い生地、もちもちのナポリ風・・・と今はいろいろありますが、やはり子供の頃にピッツァ・パーラー(と呼んでいた)で一枚、二枚と頼んで食べていたアメリカンスタイルのパンピザが今でも一番好き。
今回はカーネギーホールの斜め向かいあたりにあるAngelo’sという窯焼きの有名なピザ屋さんに、イタリア人の家族と行きました!
キャンティーで乾杯してから定番のモッツァレラとトマトにペストソース。続いてイカのフリット。そして最後にドーンとピザが。すごい量で食べれない~!と思われるでしょうが、あまりのおいしさと、しつこくないあと味に、食べれてしまうんです、これが。いえ、けっして私だから食べれるというワケではなく(!)、大人から子供までみーんな食べていました。
特にこの生ハム!!このハムとチーズの質は日本にはないなぁ~。
もし「あるよ!」
とご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、教えてくださいませ!
三舩優子
昨日のブログにも出てきたバーベキュー。アメリカではハンバーガー、ホットドッグ、 ステーキ肉などが基本ですが、もちろん串焼きの野菜やとうもろこしなんかもあります。
牛肉だけでなく、いわゆる「焼き鳥」も。そこで今最も勢いのある“Wholefoods”という素晴らしいオーガニック系の食材の宝庫のスーパーで見つけたのがこちら。
デカッ!!
焼くのも時間かかりそうだけど、これ一本食べたらお腹かなり膨れるでぇ~。
スケール違うなホントにもうー。
これ以外にもピーマン、マッシュルームなどが丸ごと何個か串に刺してある野菜焼きなどもありました。すべてきれいに出来上がっていてあとは焼くだけ。
いつかこれらを買い込んでバーベキュー、行きたいものです!
あとは樽ビールですね(笑)。
三舩優子
北九州からも無事戻った福田です。
音楽祭については一休みして、今回は「せんくら」での共演者について一言。
昨年大いに盛り上がった荒川さんと佐々木さんのデュオ。仙台フィルの首席の重責を担うだけの確かな音楽性が頼りになる佐々木さん、さらに6月に東京でデュオリサイタルを開いた荒川さんとは益々息が合ってきた感じがします。
メゾ・ソプラノの坂本朱さんは、昨年「せんくら」での私のステージを観て頂いた事がご縁で、とんとん拍子にCDアルバムでの共演を果たしました。武満徹の作品集、素晴らしい出来!バラエティーに富んだ方にアレンジをお願いしたので、坂本さんの説得力ある歌唱だけでなく、是非ともギターパートにも耳を傾けて聴いて下さい。
せんくらでももちろん披露しますのでお楽しみに!
今回、共演はありませんが、以前「せんくら」でも共演したヴァイオリニストの神谷未穂さんが仙台フィルのコンマスに就任したというニュースを聞きました。
未穂ちゃん、おめでとう!
パリ、鎌倉と仙台の三重生活は大変だろうけど、バンバン!マイルを貯めて頑張って下さい。
それでは!
福田進一
今回はニュージャージーで過ごした小学校時代の同級生の親友…のお兄さんがタイ人と再婚するということで、タイ式セレモニーに出席してきました。ちなみに彼はイタリア人。前妻は日本人で娘が一人。来ているお客さん達も国際色豊かでした。
マンハッタンからタイの僧侶を5人呼んできて、自宅の庭で早朝始めたセレモニー。
段取りがいろいろと細かくあり、お祈りがあったり、新郎新婦の手に参列客が一人ずつ水をかけて清めたり、また、新郎が花を持って新婦のところに行くのをみんながさえぎって、小さなプレゼントをもらうと通してあげたり・・・と興味深い儀式でした。
いわゆる両親への花束贈呈のようなものもあったり。
儀式の最後にタイのシェフを呼んでのタイ料理のビュッフェ。私はパクチーはじめタイ料理が大好き!なので、本当に堪能しました!
そして一旦お客さん達は帰り、我々は昔を思い出しながら一緒に片付け。日頃の手馴れた作業ゆえ、夜の部で花嫁サンが着るドレスにスチームアイロンをかけてあげたりしながら、自己紹介をし合っておしゃべり。
夕方からはサングリアやテキーラバーと共にバーベキュー・パーティー。あらゆる肉のグリルと、イタリア家庭には欠かせないパルマの生ハムと水牛モッツァレラ。
ん~~たまらないパーティーでした。
三舩優子
コロンビアのボコダから無事帰国した福田でした。
次に出演した音楽祭は北九州市にある響ホール(名前の通り素晴らしい響きのホール)フェスティヴァル2010。
まずこのフェスティヴァルについては一言、どうしても触れなければならない音楽家の名前があります。
名ヴァイオリニストで若くしてお亡くなりになった数住岸子さん。
このフェスティヴァルの最大の特徴は、数住さんが音楽監督を務め、私より少し若い世代で、今日の音楽界を支えている多くの音楽家の方が薫陶を受けた(超厳しく鍛えられた!)響ホールフェスティヴァルの思想(一般名曲とともに、新しい音楽を積極的に取り上げる)が受け継がれているということでしょう。
現在のプロデューサーは、野平一郎(作曲家・ピアニスト)さん、松原勝也(ヴァイオリニスト)さん、佐久間由美子(フルーティスト)さんと、名実ともに現在我が国を代表する超実力派が務めています。
彼らが一番やりたい音楽を、支援はしても口は出さずの精神で(これもスゴイ!)、ホールでの充分なリハーサルを重ね質の高い音楽を提供する、という演奏家にとっては夢のようなフェスティヴァルです。
今年のプロデューサーは私のパリ留学時代の仲間、野平一郎さん。
今年はホールでのコンサートが2回。市内の病院、サロンでのアウトリーチが2回の計4回公演で、私はホールでの2日目の演奏会に出演しました。
各日とも野平さんにより、考え抜かれたテーマとそれに基づく選曲でしたが、ちょっと説明が難しくなるのでそのあたりはカットします(ご興味のある方はこちらで→ http://www.kicpac.org/music/h_festival.22.html)。
出演者は野平一郎さん、佐久間由美子さん、クァルテット・エクセルシオ(弦楽四重奏)、林美智子さん(メゾ・ソプラノ)、望月哲也さん(テノール)、田尾下哲さん(演出)それに私。
みんな、気心が知れ合っている素晴らしい仲間たちです。モーツァルトと現代音楽が取り上げられましたが、どのプログラムもさすが練り上げられて感動的でした。
私が演奏した曲は、テデスコ:ギターとピアノのためのファンタジア(私と野平さんのデュオ)、レクオーナ(野平一郎編曲):アフロキューバン舞曲集より (私とクァルテット・エクセルシオ)、野平一郎(林 望 詩):演劇的組歌曲「悲歌集」全曲 演出版(林さん、望月さん、佐久間さんと私+今回は演出に田尾下哲さん)の3曲。
レクオーナはキューバの作曲家で、この曲はノリの良いラテンの作品集です。はっきり言ってこんなタイプの曲の編曲を野平さんに依頼出来るのは今のところ私だけでしょう。
またこれがユニークで素晴らしい編曲になっています。そして野平さん作曲「悲歌集」は全曲45分に亘る大曲です。
ギターは全編殆ど弾きっぱなし。
相方のフルートの佐久間由美子さんは、この難曲をいつもながらの完璧な演奏でサポート、注目の演出家、田尾下哲さんによる、椅子、テーブル、傘などのわずかな小道具に照明を加えただけの、シンプルな演出は、お二人の歌手の素晴らしい歌唱と演技によって、心情や情景が強く印象に残る素晴らしい舞台になりました。
小倉では、勿論、練習日から毎晩美味しいものを食べ続けることも忘れないワタシたちでした。
特に本番日に会場にまで差し入れをして下さった小倉の名店「S鮨」さんは最高でした(決して「せんくら」での差し入れを強要しているわけではありませーん!)。感謝!
写真は響フェスティヴァルのリハーサルでのひとコマ。
※現代音楽を演奏するときの醍醐味、作曲者(野平一郎さん)とのディスカッション。ベートーヴェンとは相談できないでしょ。
福田進一
8月の半ばに1年ぶりぐらいでNYに行ってきました。
今回の目的は、幼なじみの結婚式に参加することだったので、わずか1週間足らずの短い滞在。それでも友人達何人もと会うことが出来、充実の5日間でした!
我がふるさと、NYに行くといつも睡眠を取らないでも全然OKなほど覚醒されてしまうのか、あちこち歩き回ってしまいます。興奮して寝ていられない…なんて、この年になってくるとなかなかないことなので(笑)、逆に歩くし、懐かしいもの食べるし、精気を得るし、で“ヘルシー”に生き返る想いです。
今回はマンハッタンの中心部に泊っていたので、朝早く起きて5番街からぐるっと回って散歩しました。出勤のビジネスマン達の中には早朝からピシッとスーツで決めて、まるでディナーのようにお洒落な高級レストランで朝食ミーティングをしている人たちも。日本でも朝の7時頃からやっている高級レストランってあるんでしょうか???
生活習慣、仕事の仕方の違いを感じました。
確かに食事を取りながらだといちいち午前中を会議に費やすこともなく、気分も良くひと仕事終えられる気がしますよね。
あとはケータリング・トラックでドーナツやプレッツェルを買って歩きながら食べている人がほとんど。朝から活気にあふれています。
散歩の途中では5番街のお店の粋なデザインに惹かれ、思わず写メを撮りまくってしまいました。こちらはルイ・ヴィトン。ビルの角をこんな使い方するなんて!
三舩 優子
今年は7月末からほとんどオフの日もなく、先日広島から戻ったところでちょっと風邪気味です。
まったく9月とも思えぬ暑さ。皆様も体調管理に充分お気をつけ下さい。
さて、世界をギター一挺で渡り歩く(?)福田です。海外で活躍するクラシックの音楽家の皆さんは大勢いらっしゃいますが、赤道を越えた国での音楽活動では、我が国でも屈指の演奏家と自負しています。
中南米だけでもキューバ、ブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ etc.・・・と、何度となく演奏旅行に出掛けています。
今年の音楽祭始めは5月、コロンビアでのボゴタ国際フェスティバル2010でした。 アメリカのヒューストンまで11時間、2時間のトランジットでボゴタまで4時間半。家から成田までを含めるとトータル20時間の長旅。14時間の時差なので、昼夜は完全に逆転。南半球での仕事はいつも時差ボケとの戦いです。
コンクールはとても優秀な人材約70名が集まって、白熱した演奏が繰り広げられました。
夜には錚々(そうそう)たる審査員によるリサイタルが楽しめます。
今回は特にバロック・ギターのホセ・ミゲル・モレノのビウェラとバロック・ギターのリサイタルは、それは素晴らしいコンサートでした。
そして2日後の私のリサイタル。まさに時差とハード・スケジュールをいかに克服するか、が課題のリサイタルでしたが、頑張りました。夜8時からの演奏会はほぼ満席。最後のスタンディング・オーベーション(!!)。
こればかりはラテンの国ならではの熱さ。やはり演奏者としては、ものすごーく気分が良い。
「せんくら」でも、賞賛の拍手はいつもより大げさに、態度で示す事をお勧めします。演奏家は喜び、聴き手も楽しい!こんな良い事はないでしょ。
是非とも「せんくら」名物にしてもらいたいです。
もっとも、わたしたちがそれに値する演奏をした時に限りますが(甘やかしも禁物です!)。
明日は翌月6月に参加した北九州響ホールフェスティヴァルについて書こうかと思います。
それでは!
福田進一
せんくら2年目、ピアノの三舩優子です。
今年もどうぞよろしくお願い致します!
昨年は初参加にしていきなり8公演、5演目!我ながらよく乗り越えました~。
でもでも、とっても楽しかったのだよー!!
今年は一気に半分の4公演。
余裕を持って、コンサート会場でだけでなく、街中や移動中でもじっくり皆さまと共に過ごしたいと思います!他のアーティストの方々の公演もなるべく多く覗けるといいなぁ。。。
まずはブログで1週間、よろしくお願い致します^^v
*明日は先日行ってきたばかりNYレポートをお届けしたいと思います*
三舩 優子