みなさま、今年もせんくらが近づいて参りました。
せんくらが 5回目…ということはセレーノも5回目の出場!になります。
セレーノの結成は2002年ですから、カルテット暦はさほど長いわけではありません。
が、たった四人で世界を作るカルテットはなかなか長く続かないと言われます。
しかもファーストバイオリンの西江氏は仙台には住んでいません。
それでも細く長くやっていけたら、自分の財産の一部になると感じています。
応援よろしくお願いします\(^O^)/
写真は結成した頃の、本番後の一枚。
真ん中は私の大好きなアイリスオーヤマの社長夫人でございます。
で男の子たち、ホテルマンみたいじゃありません?
イケメンに囲まれていいですねーといわれますが、確かにそうかもね…と思えるお気に入りの一枚です。
…しかしみんな若いなぁ(^o^;
今回は、第一回の仙台国際コンクールピアノ部門の優勝者、ジュゼッペ・アンダローロとのシューマンも楽しみですが、ベートーヴェンの最後のカルテット第16番が私は一番の楽しみです。
なぜなら、実際にあまり演奏されないから。…そこまでいけないからというべきかな。
直前の15番、大フーガなどは壮大な世界も感じられ、挑戦したりしますが、最後の16番はなんとも単純なメロディーラインと、その追っかけっこで成り立っています。
私が最初に演奏会で聴いた時は、ちっともいい曲に思えませんでした。
あのベートーヴェンが最後に何を書きたかったのか。
特徴がこれといってないなぁと思っていましたが、わかってきたことが一つ。
大人じゃないと弾けない…。
見せびらかすようなテクニックも、演歌のような歌い回しもありません。
でも、静かな何かがそこに存在するように思うのです。
セレーノが挑戦します。
小川有紀子
ヴァイオリンの大江馨です。
7月に聖路加病院の医師、日野原重明先生の著書の出版記念パーティーがあり、演奏させて頂きました。日野原先生は10月になんと99歳になられますが、大変お元気で世界中を飛び回っておられます。
今回出版された本は、「働く」と、「10歳のきみへ」の英語版の2冊(いずれも冨山房インターナショナル刊)。「10歳のきみへ」はもともと先生が95歳の時に書かれたもので、子供たちに直接語りかける内容です。
もし95歳の私が16歳の今の私に語りかけるとしたら、なんて言うだろう。もっと勉強しろ?もっと遊べ?
今の私が、ヴァイオリンを始めた5歳の頃の自分に話しかけるとしたら・・・・・・聞いてくれそうにないなぁ(笑)
今の自分を百歳近い自分が見る、なんて考えると、不思議な気がしませんか?
日野原先生は「音楽家になろうと思ったことがある。いろいろ作曲もしました。 」等と話して下さいました。私も先生のようにいつまでも元気で、好きなヴァイオリンを弾くことが出来たらいいなと思います。
ブログを読んで下さり有難うございました。 せんくらの3日間、楽しんで下さい!
大江馨
さて、1週間担当させて頂いた「せんくら出演者ブログ」本日で次のアーティストにバトンタッチです。
最終回は私の近況報告を・・・。
今年は1月にバーバー/エルガーのチェロ協奏曲のアルバム(指揮・下野竜也/オケ・チェコ・ナショナル響)に続き7月には久しぶりの小品集【愛の小径@チェロ名曲集~長谷川陽子】がリリースになりました。
このところ続いていた渋めなアルバムとは少し変えて、音のブーケのような一枚を作りたくて、リストの【愛の夢】やチャイコフスキーの【舟歌】、カッチーニの【アヴェ・マリア】などなど。
ある曲はピアノ、ある曲はハープでの伴奏で、例えばお茶を飲みながら、もしくはドライブのお供に、リラックスして楽しんで頂ける一枚になりました。
そして本日19日は東京文化会館小ホールで、リサイタルをします。ラフマニノフ&ショスタコーヴィチのアルバムでも共演して頂いた野平一郎さんと。今後は毎年少しずつ無伴奏チェロのジャンルももう少し手を広げてみたい・・・今年はブリテンに挑戦です!
それから・・・最近ツイッター始めてみました。(ID @yoko_vc)と言っても、あまりつぶやかず、のんびりゆるゆるですが。
ブログ、相変わらずマイペースで楽しみながら書いています、こちらにも是非遊びにいらして下さいね^^
1週間お付き合い下さり、本当にありがとうございました。せんくらで是非お会いしましょう!!
長谷川陽子
こんにちは。
今日、やっと前期期末試験の一週間が終わりました!
ドイツ語、数Ⅱ辺りは出来たと思うけど、数Bが・・・・。
さて、今日の写真で私が着ているTシャツは、楽天の貴重なファーストシーズンのTシャツです。初年度のキッズクラブ入会で貰いました!6年生の時に東京のサントリーホールへコンサートを聴きに行った時に写した写真です。
小学生の時は、「鶴ヶ谷ジュニアスターズ」というスポーツ少年団に入って野球をしていました。素晴らしい監督と仲間に恵まれて、楽しい思い出です。大会のある週末は朝5時に起きて5時半集合。お母さん方が、朝食べられなかった子供たちにバナナやおにぎりを用意し、大声で応援してくれました。監督は私の最も尊敬する人の一人です。バッターボックスに立つ時には、いつもとても緊張しました。その頃東京でのコンクールにも参加していましたが、舞台で、一人でヴァイオリンを弾く時よりずっと緊張しました。演奏は下手でも上手でも自分の責任で結果は自分に返って来ますが、野球では私の一打がチームの皆に影響するのですから。
私は楽天ファンで、いつも楽天のTシャツや帽子をかぶって東京に行っていましたので、コンクール仲間からは、「あの仙台から来る楽天の子」と覚えられていました。横浜にいても毎日まずは楽天の結果が気になります。昨年はノムさんで沸いたけど、今年も頑張って欲しいです。
大江馨
弦楽器はピアノと違って、人に聴かせられるような音が出せるまでが大変な楽器です。
私もチェロを習いたての子供の頃、練習していたら、口の悪い祖母から「まぁ、ガマガエルが鳴いているのかと思った!」と言われたほどです・・・^^;
ショックでした・・・。
例え同じ曲を聞いても、耳に心地よく心にじんわりと語りかけてくる音、それは聴いて下さる方の楽器の好みにもよるかもしれませんし、演奏家の好みのタイプかもしれません。
理知的な音が好きな人、情熱的な魂をゆさぶる系が好きな人、色々です。
せんくらでは、数々の名曲が、これまた沢山のアーティストたちによって、演奏されます。
しかもチケット代はお試し価格!
あなたの好きな音を探しに、是非せんくらツアーにお出かけ下さい。
長谷川陽子
初めまして。ヴァイオリンの大江馨です。
10月3日に、仙台フィルと山下一史さんの指揮でブルッフのヴァイオリン協奏曲を演奏します。
私は現在、高校2年生で横浜に住んでいますが、中学3年生までは仙台に住んでいました。今でもお正月や夏休みに仙台に戻って来るとホッとします。ですから仙台フィルと共演できることが大変嬉しいですし、楽しみです。
私がオーケストラの演奏を初めて聴いたのは小学校1年生の時です。その時の曲がこのブルッフのヴァイオリン協奏曲、ソリストは戸田弥生さんでした。残念ながらその時の事はよく覚えていませんが、この曲は小学生でも楽しんで聴いて頂けると思います。
写真は、5月末に韓国の済州島で行われた日中韓首脳会談の晩餐会のときのものです。中国からピアニスト、韓国からチェリスト、日本からヴァイオリニスト(私)がそれぞれの国の代表として参加しました。演奏したのはメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲です。観光の時間はありませんでしたが、同年代の3人が缶詰めになりながら曲を作り上げていった、楽しい5日間でした。
大江馨
午前中はひろしま美術館へ。
ロマン派・印象派を中心に素晴らしい絵画に溢れているこの美術館は、日本の中でも特にお気に入りの美術館のひとつです。
その佇まいはシンプルで、芝や木々の緑に白の建物。
静かな美しい美術館です。
ひとつひとつの作品から音楽や景色や忘れていた風景・・・
いろんな事を感じます。
イタリアに住んでいた頃は、よく美術館巡りやいろんな街の教会巡りをしました。
日本ではなかなか心静かに過ごせる場所が少ないので、こうして地方に来れる時は貴重な時間です。
美術館や神社仏閣巡りは 私にとってとても大切な時間。
作品に触れて気づく 心のよりどころだったり
感じる事が静かに溢れてきます。
美しい絵画に出会うと、この絵画のような音楽を奏でるにはどうしたらいいのか・・などなど。
こうした時間に癒され、あまりの心地よさに今日もついつい長居してしまいました。
東京へ戻り、そのまま知人の画廊へ。
スペインの現代作家ロレンツォ・フェルナンデスを迎えての彼の日本初個展を記念したオープニングパーティーに駆けつけました。
彼の作品は前から大好き。
キュートなセンスがいっぱいで 見ていると幸せになります。
写真??かと まじかで見ても思ってしまうその技法に脱帽。
ご本人は とてもとてもいい方で 質問にも色々教えて頂きました。
個展は10月2日まで 銀座の「ギャラリーためなが」で開催してますのでご興味のある方は ぜひ♪
http://www.tamenaga-exhibition.com/LorenzoFernandez/jp/index.html
素晴らしい芸術作品達に癒されまくった一日~♪感謝。
鈴木慶江
今年の春から赤ちゃんウサギさんを飼い始めました。
ピーターラビットのモデルになったネザーランド・ドワーフという品種です。
きれいなキャラメル色なので名前はキャラ。これがまた予想以上に可愛い!!
「ウサギはあまり表情が変わらないんじゃない?」と聞かれますが、そんな事ありません。
ケージから出してあげると、大喜び!ヒネリ技を入れながらぴょんぴょん元気よく部屋中をジャンプして、全身で楽しさを表現してくれます。
興味のあるモノの匂いを嗅ぐ時はしっぽが、ピン!
ひとしきり遊び疲れると、ぐるりと私のまわりを一周し、膝に乗って腕をペロペロして、なでなでをリクエストしてきます^^
やはり小動物には癒し効果があるのでしょうか、おかげで我が家にキャラが来てから、私もゆっくり熟睡出来るようになりました^^
長谷川陽子
今日は広島でリサイタルでした。
本当は前日に広島入りの予定で一度駅まで行ったのですがなんと台風で新幹線が遅延。。。
何時間待つのかわからなかったのでそのまま帰宅。
再び今朝出発~・・・
東京は台風一過で少し涼しくなったのに広島は暑かった~~
そんな中、3時間も前からお客様が並び始めて下さったそう。
本当にありがたいです!ありがとうございました!
今日のテーマは 「心に残る 美しいうた」
イタリア歌曲 日本歌曲 スペイン歌曲 アヴェ・マリア オペラ・アリア・・・
それぞれの曲への想いをお話しさせて頂きましたが、言葉に耳を傾けてくださったり、歌を聞きながら涙して下さったりを感じると、「ああ 心に届いたかな・・」と、とてもうれしくなります。
場所やお客様の事を考え毎回選曲しているのですが、聴いて頂きたいいい曲がたっっくさんあるので絞るのはとても大変な作業です。
今度のせんくらでも色々悩みました~
喜んで頂けるように願いつつ・・お楽しみに!
心の底から、おなかの底から、大地パワーまで総動員して歌いきった後は 美味しい時間に癒されま~す。
みんないい顔!
スペイン料理の「バスク」で主催者の皆様と!
すっごく 美味しかった~~
素敵なマスターから カヴァのプレゼント♪うれしい~~~!!
ありがとうございました~~!!
今日も 感謝でいっぱいの一日♪
鈴木慶江
エルパークで行う子供のためのピアノコンサート。
こちらは三歳からということなので少し(かなり?)難しいかな。。と思ったのですがせっかくのピアノコンサート!
ということでピアノ曲のなかでも超絶技巧が繰り広げられ、超難曲と言われているリストのメフィストワルツを演奏したいと思っています。
私がこの曲と出会ったのは確か小学3、4年生頃。
その頃ちょろっと作曲を習っていた私でしたが、どうしようもない曲ばかり作っていたのでしょう。
そんな私に作曲の先生が世の中にはこんなに凄い曲もあるのだよと教えて下さったのがきっかけでした。
初めて聞いた時の感想は何だか良くわからないけれどとにかく凄いぞ!でした。
そしてとにかく格好良くていつか絶対弾いてみたい!!と思ったのです。
そんな私の憧れだった曲。小さな子たちには難しいかもしれないけれど、少しでも何か感じてもらえればと思っています。
どうかみんなが恐くて泣いてしまいませんように…
4日間お付き合い下さりありがとうございました。
会場で皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
住田怜美