8月2日  2010.08.02

2010.08.02| 西江辰郎

Photo:K.Miura 

今年もせんくらの季節が近づいてきました。
皆さま夏休みはいかがお過ごしでしょうか?

今年は坂野伊都子さんとのデュオのほか、セレーノ弦楽四重奏団ではピアノのアンダローロ氏を迎えてのシューマンピアノ五重奏曲。
また、せんくら四季合奏団でもソロをさせて頂けることになりました。
仙台フィルのコンミスになられる神谷未穂さんも出られますね!
僕が初めて彼女と会ったのが中学の頃ですから、だいぶ経ちます。コスモ・ユース・オーケストラのウィーン公演でのメンバーでした。古川展生(チェロ)さん、佐分利弦(ピアノ)さん、神谷さんらと共に、後楽園遊園地に行ったことも・・・・懐かしい。(笑)

僕は2001-2005年までの4年半、仙台フィルのコンサートマスターをさせていただいていました。
初めてプロのオーケストラでコンマスを務めることになった本番で、まるで太腿の裏に心臓があるような状態になって、これまでの人生で一番と言っていいほどに緊張したのを昨日の事のように覚えています。

色々な本番での人と人とのつながりの中で、そこから得るものもとても多いと思います。

沢山のオーケストラ曲と出会って、作曲家に対するイメージや「らしさ」といったものが、学生時代と比べれば遥かに解るようになってきました。
ベートーヴェン、ブラームス、シューマン、メシアン、なども含む公演、是非応援しに来ていただければ嬉しいです。
今日からの一週間、ブログもお楽しみに!
西江辰郎(ヴァイオリン)

8月2日  

2010.08.02| 宮本文昭

皆さま、こんにちは!宮本文昭です。

7月の九州交響楽団定期演奏会でベートーヴェン「運命」を指揮しました。
「運命」は、以前に題名のない音楽会の番組の中で、この曲について、佐渡裕さん、金聖響さん、沼尻竜典さんと喧々諤々話したことがあるくらい、いつ指揮しても怖い曲です。
そして、ご存じのように10月のせんくら2010でも演奏します。

九州交響楽団のメンバーはホントに素晴らしくて、ゲストコンサートマスターに矢部達哉さんが来てくださり。ホントに最高でした。

実は、ボクはオーボエを演奏している時は、ベートーヴェンは「とっつきにくい」と感じていたので、余り好きではありませんでした。
ところがどっこい、指揮者する立場からベートーヴェンを見てみると、人間の生の声みたいなものが、腹の底のど真ん中にビンビン響いて、訴えかけてくるんです。すごいドラマがある。
人間の恐ろしいところも楽譜に書き残しているんですね。

時間をかけてこの人の作品と向き合うと、そういう力が途方もなく大きいということがわかります。
そのうえ、オタクと言っていいほどリズムにうるさい「リズム漢」で、踊りだすくらい!
今では、「すっげぇやつだな~」と心から尊敬しています。

そんなベートーヴェンの代表曲「運命」をまた仙台フィルのメンバー達と一緒に演奏できることが、今からとっても楽しみです。
是非、聴きにいらしてください。
宮本文昭(指揮)

同級生の子供達へ  

2010.08.01| 中鉢聡

ちゅうぃ~す!

3年前、ちょうどせんくらで仙台にいた時に、中学時代の友人からメールが届いた。
「湯沢南中学校が全国大会出場決まった!」
もちろん吹奏楽部の話。
確か合唱部もNHKのコンクールで素敵な歌声を聴かせてくれていた。
オラ達が全国大会へ行ったりしてた時代以来、20数年ぶりだった。

その後、20数年ぶりに訪れた普門館はそんなに大きく感じず、いつも通る環七はやはり混んでた。
時代は代わり、生徒さんの親には同級生がいた!
演奏が始まってすぐに、涙が流れだした‥
あの頃の自分達の音が蘇った気がした。

自由曲はトゥーランドット。
オラがいつも歌う曲だった。
泣いてしまった恥ずかしさで、同級生達とろくに話しもせず、結果発表も待たずに会場を後にした。

それから毎年のように全国大会へ出場しているらしい‥
みんな頑張ってるね~!
オラも一生懸命歌ってます。
首の頸動脈の病気から4年、あの時もし歌えなくなったら‥って考えた時、他に出来る事が何一つ思いつかなかった。
だから、精一杯歌ってます。
精一杯、音楽を楽しんでます。

みんなもいつか気付いて欲しいな‥
勝ち負けとか、順位とか関係ない音楽の楽しさに!
てな感じで、今年もまた仙台で楽しいステージになる事をお約束します。

それでは、10月に
へばっ まんず
中鉢聡(テノール)

 

8月1日  

2010.08.01| 三浦友理枝

冬の軽井沢です。川久保賜紀さんと、遠藤真理さんとのトリオの初録音は真冬の軽井沢にて行われました。プレイバックする部屋の窓から見た一枚です。
ちなみにこの部屋のテーブルにはお菓子が山と積まれており、丸4日間に渡る録音で集中力が途切れないよう、大事なエネルギー源となってくれます。その写真がないのが残念です(笑)
録音中は空調の音が入らないように暖房を切りますので、しんしんと冷えてきて本当に寒かったですが、みんなで体中にカイロを貼りあいながら頑張りました。
去年のせんくらのトリオ公演ではこの時収録したラヴェルを演奏しましたが、今年はガラッと趣向を変えて、ブラームスの3番とドヴォルザークのドゥムキーを演奏する予定です。ドヴォルザークはこの公演が初披露となります!今から合わせをするのが待ち遠しいです。
それでは、2ヶ月後にお会いできるのを楽しみに。。。
あ、言いそびれてしまっていましたが、FM仙台で毎週土曜日朝9時から「ショパン’s ポエム」という番組のパーソナリティをさせていただいております。よろしかったら聞いてみて下さいね。ショパンを中心としたピアノ音楽の番組です。
1週間おつきあいいただき、ありがとうございました!
三浦友理枝(ピアノ)

 

ノドボトケ  

2010.07.31| 中鉢聡

ちゅうぃ~す!

ここまで長々とオラの自己紹介してます。
途中からご覧になった方は、面倒でも最初からお読み下さいませ。

さて、大学に入ったもののオペラも生で観た事ないし、まわりはみんな凄く歌の事に詳しい(当たり前か‥)
コンプレックスの塊でした。
大体、秋田弁を標準語に変換して喋らなきゃいけないし、同級生といってもほとんど年上‥芸大ってとこは現役の方が少ないので、同じ門下の学生も卒業するまで年下は2人しかいなかったし‥。
とにかく、色々と生の演奏を聴きに行く事に、一番安いチケット買う為によく徹夜で並んだもんダス!
でっ、大学2年の時に大きな発見をしてしまった。
それまで、モノマネ感覚でテノールっぽく歌ってた歌‥それらしい音色を出す為に喉頭が上がって自分でも気持ち悪かった‥
大学の図書館で色々な名歌手のビデオとか見てて、みんな歌ってる時に喉仏が下がったまま動かない事に気付いた!
人間、一度ついたクセを直すのは大変なもので、喉頭が下がったまま、歌えるようになったのは、大学を出てから5年ぐらいしてから‥

もうここから先は、今のオラに直接繋がるような事なので、普段から「音楽の事は書かない」って言ってる手前、やめときます。

明日はオラの‘せんくらブログ’最終日!
もう書く事ねぇ~っす!
へばっ なんとすべ!?
中鉢聡(テノール)

7月31日  

2010.07.31| 三浦友理枝

日本三景の一つ、安芸の宮島の大鳥居です。
リハーサルの後時間があったので、どうしても一目見たくて市内から路面電車に飛び乗ったのですが、思ったより時間がかかってしまい、宮島に着いた時は日没寸前...
おかげで厳島神社の中まで見学する余裕はありませんでしたが鹿の写真が沢山撮れました。いい感じに逆光です(笑)

三浦友理枝(ピアノ)

ヨコシマな‥  

2010.07.30| 中鉢聡

ちゅうぃ~す!

高校の頃のオラは、1人でトロンボーンの練習するかたわら、当時好きだったコが音楽部(合唱部)にいた事から、思いっきりヨコシマな感じで合唱もちょびっとやる事に…声変わりが早かったせいか、声もそれなりに出た。低い声で歌う方が好きだったけど、人数合わせでテノールに…
ふむふむ‥悪くはないな‥でも、1人で海のトリトン歌うみたいには歌っちゃいけないのね…

でっ高校2年になり、いよいよトロンボーンで音大の受験準備。
東京まで講習会に行き、個人レッスンしてもらい…
したっけ…!!
ある先生が、ソルフェージュで歌うオラの声を聴いて、「絶対、歌のほうがいい!声楽科受けなさい。」
はぁ~!? ヨコシマな気持ちの合唱しかしてなかったのに…
でも、うすうす気付き始めてた「声」を出す面白さ!
正直、声楽科の方が大学に入りやすいらしいって言われて、「音楽が続けられるなら」ってコロッと‘うた’に変更!

フッ‥
長々ひっぱってきた歌を始めた理由~!?
こんなもんダス。
それから、イタリア語にカタカナふってとりあえず、モノマネ感覚でアリアとか歌って‥
アララ大学受かっちゃった。
どぉ~しよ!歌の事何も知らないぞっ!

大学編へ続く‥
へばっ
中鉢聡(テノール)

7月30日  

2010.07.30| 三浦友理枝

これはオランダのとある田舎の風景です。
とにかく土地が平らで平らで。。。視界を遮るものは全くありません!
空が180度に渡り広がっていたことが印象に残っています。これが夜になるとプラネタリウム級の星空になるんです!!
牛が自由に行き交っていて、時々道路上にいるときは車の方が牛さん待ちで止まることもありました(笑)
三浦友理枝(ピアノ)

ぬぐいっすな‥  

2010.07.29| 中鉢聡

ちゅうぃ~す!
今年の夏は暑いですねぇ~!
夏休みといえば、学生達の部活はどこも合宿したりして、秋の大会へ向けて頑張ってる頃ですね!
体育会系に限らず、吹奏楽や合唱もコンクールに向けて合宿してるはず…
さて、話しの続き‥

吹奏楽部に入ったオラは、持ち前の真面目さ(笑)で一生懸命練習して、トロンボーンの面白さに徐々にハマっていきました。
コンクールにはまだ出られない1年生の時には部創設以来、初めて全国大会へ!普門館の大きさと、その前の道(環七)の広さにびっくりしたもんダス。
でっ、本当に音楽の事を真剣に考え始めたのは、中学2年のコンクールの時。この時もまだオラ自身はコンクールに出てないけど、先輩達はとても素晴らしい演奏したのに、コンクールの結果は‥時間オーバーで失格。
…多感な時期に、とても考えさせられる出来事でした。
音楽って‥時間オーバー?‥コンクール?
その後、高校に進んだオラは吹奏楽部には入らず、1人で「海のトリトン」をよく歌ってた河原で、ロングトーンやスケール練習してました…とさ。

まだ続くかっ…
へばっ
中鉢聡(テノール)

7月29日  

2010.07.29| 三浦友理枝

夕暮れに染まる、斜塔で有名なイタリアはピサの街角風景です。まるで美術館で見た絵をそのまま現実にしたかのような雰囲気でした。
この写真では左の方に小さく写っていてわかりにくいですが、この街には路上に大変多くのスクーターが停められていました。日本で言うところの自転車のような存在なのでしょうか?
しかも、真っ赤なものやころんとしたかわいい形のものなど、すごくおしゃれなものが多くてイタリアらしいなあと思いました。
三浦友理枝(ピアノ)

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