みなさん、こんにちは!
今年せんくらに出演させていただくピアノの高橋礼恵です。
今日から一週間ブログを担当させていただきます。お付き合いよろしくお願いします♪
さて、今回は私のせんくらデビュー。
考えた末、プログラムはやはりベートーヴェンに決めました。
ベートーヴェンは私が子供のころからずっと好きで関わってきた作曲家。なぜこんなに魅かれるのかはわかりませんが、父がよく聞いていたせいもあるのかもしれません。今も覚えているのは、“皇帝”を聞いて“将来絶対この曲を弾きたい!”と思ったこと。それから20年して夢がかない、しかもそれがベートーヴェンの生地ボンだった時の嬉しさは忘れられません。
幸運にもその後“皇帝”をはじめベートーヴェンのコンチェルトを演奏する機会をいただいていますが、5曲それぞれが素晴らしくて、どれが一番好きと決めるのも難しいくらい。特に3番の2楽章と5番の2楽章の痛いくらいの美しさはこたえられません・・・緩徐楽章を聞くと、“ベートーヴェン=力強い、気難しそう”というイメージと別の顔が見えてきますよね。
今回演奏する、“月光”ソナタ、“悲愴”ソナタ、どちらもそんなベートーヴェンの魅力がいっぱい詰まった名曲です。
“悲愴”ソナタの衝撃的な始まり、ほとばしる情熱、そして2楽章の慰め、慈愛に満ちた旋律。“月光”ソナタの1楽章の深い絶望と悲しみ。シンプルなのに、そこからあふれ出る痛み。3楽章の絶望の爆発。
ベートーヴェンの心をぶつけるようにして書かれた二つのソナタ。
私も今できる力すべてを尽くして演奏したいと思っています。
会場でお会いできたらとても嬉しいです。
高橋礼恵(ピアノ)
今日は最後のブログとなります。
去年は、「せんくら」から、楽しい思い出をいっぱいいただき、美味しい牛タンも食べて、ステキな3日間を過ごすことができました。
今年も仙台で、皆さんに会えることを楽しみにしています!
宜しくおねがいします!
さて、これから夏も本番ですね、皆さんも楽しい夏を!
1週間、ありがとうございました!
川久保賜紀(ヴァイオリン)
みなさまこんにちは!
お元気ですか?
きょうで今年の僕のせんくらブログは次の書き手へバトンタッチです。
仙台は僕にとって特別な街です。
4年半という間でしたが、実際に住んで、いろいろな方と出会い、多くの本番、今でもせんくらをはじめ、東京エレクトロンホール宮城(旧宮城県民会館)、仙台国際音楽コンクール事務局、仙台画像検診クリニック、エミューズといったところが本番をくださいます。
聴いてくださる方々のなかにも、近々懇親会を催してくださったりと、実際4年半より長く感じるのはそれだけ充実していたのかなとも思います。
今年のせんくらでは、久しぶりのセレーノ弦楽四重奏団、彼らとの合わせも楽しみですし、ジュゼッペとの共演、坂野伊都子さんとの共演も楽しみです。
選曲は、いま最も演奏してみたい曲ということで組みました。
10月まであと2ヶ月をきりましたが、当日みなさまに演奏を聴いていただけるのをとても楽しみにしています。
是非応援に来ていただければ嬉しくおもいます。
暑い日がつづきますが、楽しい毎日をお過ごしくださいね!
ではでは!
西江辰郎
http://homepage3.nifty.com/nishie-tatsuo/
これまでのせんくらブログはこちら
せんくら2006
http://sencla.asablo.jp/blog/2006/07/09/438161
せんくら2007
http://sencla-blog.asablo.jp/blog/2007/06/03/1552275
せんくら2008
http://sencla2008.asablo.jp/blog/2008/07/27/3653328
せんくら2009
http://sencla2009.asablo.jp/blog/2009/08/09/
夏の暑さまっただ中!
やはり夏休みはここ、沖縄に限りますね。
ホントに大好きです。
今年もちょっと早い、夏休みを一週間過ごしました。
部屋から見える紺碧の空は最高です。
北海道から沖縄まで。ひと夏で飛びまわっていますが、
日本って、本当に素晴らしいです。
10月2日にせんくらで、お会いできることを楽しみにしています!
宮本文昭(指揮)
私の今住んでいるベルリンの街は、日本の神社やお寺のように、とっても古い歴史のある建築物が多くのこっています。
1920年に戦争があった時からここに建っているGedaechtnis Kirche(記念教会)や東と西の間にあるBrandenburger Tor(ブランデンブルク門)、オペラ劇場やホールなど、古く歴史ある素晴らしい場所がいっぱいあります。
昨日友達の家に遊びに行ったのですが、その友達が住んでいる家も戦争の頃にたったもので、石でできているステキな家なのですが、弾丸のあたった痕が外の壁にのこっていて、スゴイと思いました。
2010年になった今でも歴史がそのままにのこっているというのは感動的です。
様々なことを考えさせられますが、素晴らしいことだと思います。
楽器と音楽もそれと同じく、300年もの歴史をこえて現代に息づいている。
わたしたちは何百年も前にできた音楽をきき、その当時できたであろう楽器を演奏することは、本当に感動します。楽器が見てきたものが、本で読めたらどんなに面白いでしょうね!
川久保賜紀(ヴァイオリン)
みなさまこんにちは
今日はちょっと食べ物の話題。
ここのところせんくらとはだいぶ話がずれてきていますが、お許しください。
これは僕が食べたドラゴンフルーツの写真です。(ちなみに僕は辰年です。)
マレーシアでは普通に売っています。
名前も色もすごいので、味もすごいのかと思ったら、中身は白いキウイのようで、味はポカリスエットに少しだけキウイを混ぜたみたいです。
手で簡単にバナナのようにむいて食べられるので、とても食べやすく、真ん中に大きな種もありません。
っていうか中の黒い粒々が種です。
世のなかにはまだまだ知らない食べ物がたくさんあるんですねー。
今月は河口湖音楽祭に出演させていただきます。
富士山の近くでの演奏会、こちらも楽しみです。
http://www.stellartheater.jp/ongakusai/
9月29日には橋本でジュゼッペ・アンダローロとのデュオリサイタルがあります。
ピアニストが変わると、二人の曲の解釈もまるで変わるのでお楽しみに。
是非応援に来ていただければ嬉しいです。
http://www.njp.or.jp/njp/programinfo/2009-10/2010_0929sp.html
新宿より急行などで約35~40分
西江辰郎(ヴァイオリン)
北海道・幕別町のチロット音楽祭の二日目は、アンサンブルMAP’Sのメンバーの演奏と地元の歌手の方々とのコンサート。
オペラアリアを堪能しました。
夜のコンサートは、作曲家&ピアノの宮川彬良さんとチェロの山本裕康さんの二人での「我ら音楽班、楽譜係!」「運命」「悲愴ソナタ」「サンサーンス白鳥」で抱腹絶倒。
昼間は、アウトリーチや地元音更高校オーケストラの指導など。またまた朝から夜まで盛りだくさん。
音楽祭最終日は、昼間はホールの廻りの一面の芝生の上で、地元学生の吹奏楽団の野外コンサートと、アンサンブルMAP’Sのメンバーの演奏とボクのトークでファイナルコンサート。あっという間の3泊4日でした。テレビやラジオへの出演や、新聞取材など、ひとつひとつをリポートしていたら、とても書ききれないくらいです。
短期集中して、幅広くクラシック音楽をいろんな方面から楽しめるのが、こういうフェスティバルの楽しいところですね。
「せんくら」でもまた、色々なホールでいろんなトップ・アーティストたちの演奏が聴けると思います。
こちらも腕によりをかけて伺いますので、皆さまもひとつでも多くのコンサートに足を運んでくださいね。
仙台でお会いできるのを楽しみにしています。
宮本文昭(指揮)
ベルリンも今年は例年にない暑さです。夏に入ってこれからいろんなsummer music festivalが始まります。
「夏」というと、私は毎年室内楽の音楽祭に行くことが楽しみでした。
スペイン、ロシア、イタリアといった世界中の国から人が集まって、そして、クラスメイトと一緒に勉強できることがいつも力になっていました。
仲間と一緒にいろんな国の食べ物の話をするのも大好きですし!!
今年はイスラエルのJerusalem Chamber Music Festivalに行きます!とても楽しみです!
川久保賜紀(ヴァイオリン)
皆さん、こんにちは。
突然ですが、西江辰郎の担当マネージャーのいたはしと申します。
西江辰郎のコメントを楽しみにしていた方々、ごめんなさい。
今日だけ、私いたはしにお付き合いくださいませ。
思い出深いエピソードから一つ。
新日本フィルのコンサートマスター、ソリスト、室内楽奏者として多忙を極める西江辰郎ですが、以前、特殊なお仕事をお受けしたことがあります。
それは、・・・“講座”。
バッハの無伴奏ヴァイオリンの為のシャコンヌを取り上げ、その解釈、時代背景、構造、奏法などについて、1時間半にわたり話し、最後に演奏をしました。
西江さんにとっては初めての“講師”のお仕事でしたが、ビックリするくらい、非常に落ち着いて、興味深い話を、聞き易いトーンで話し、大変ご好評をいただきました。「バッハのシャコンヌが大好きになりました!」というお客様の声も。普段なかなか西江からは聞けない話が聞けて、とても面白い機会となりました。
その後、コンサートやレコーディングが立て込み、講座のお仕事はお引き受けできないのですが、西江はしゃべりもいけます!普段、公演中に話をする機会はあまり無い西江ですが、せんくらではお話の時間もたっぷりあります。西江のトークにもぜひご注目を!
今回のせんくら、西江出演公演で私が個人的に注目している曲は、セレーノ弦楽四重奏団とジュゼッペ・アンダローロ氏(ピアノ)によるシューマン:ピアノ五重奏曲。いい曲ですよね。今回特別に、ピアノのアンダローロ氏との共演が、急遽実現することになりました。
あと、西江の共演者としてすっかり定着した坂野伊都子氏(ピアノ)とのメシアン:ヴァイオリンとピアノの為の主題と変奏(1932)、そしてベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番《クロイツェル》ですよ。
《クロイツェル》、冒頭のヴァイオリンの奏でる重音から、全曲とおしてのピアノとヴァイオリンの協奏、・・・傑作ですよね。この曲に触発されて、ロシアの文豪トルストイは小説『クロイツェル・ソナタ』を書きました。そして作曲家ヤナーチェクはこの小説に刺激を受けて「弦楽四重奏曲第1番『クロイツェル・ソナタ』」を作曲しています。この機会に、小説を読み、ヤナーチェクの作品を聴いて、せんくら公演に足を運んでみる、なんていうのも面白いかもしれません。この大作を、西江氏と坂野氏がどのように演奏するのか、とても楽しみです。
西江辰郎担当マネージャー
いたはし
西江辰郎ホームページ
http://homepage3.nifty.com/nishie-tatsuo/seite1a.html
西江辰郎ブログ
http://yaplog.jp/tatsuo-nishie/
帯広といえば、名物は豚丼!
帯広駅前の「ぱんちょう」へ。
食べましたよ~~~
豪快な豚肉がご飯の上に所狭しとならび。。。。
白いご飯もとっても美味しい。
やっぱ!これですよ。
あっという間に完食です。
音楽祭の中でのつかの間のホッとした時間。
宮本文昭(指揮)