
ヴァイオリニストの松山冴花です。今日から7回ブログを書かせてもらいます。
まず最初の一つ目は、私と兄のことです。一番楽なトピックから。
私は2歳の頃からヴァイオリンとピアノのレッスンを受け始めました。理由は3歳上の兄貴がその2つの楽器を弾いていたため。でも私が始めるとすぐにヴァイオリンをやめちゃいました。その他に私は、水泳、バレエ、習字、お絵描きのコースに行ってたものの、バレエの発表会の時にしなくてはならない化粧が大嫌いでやめてしまい、習字、絵は一応習ったけど全然上達しなくて、母には迷惑のかけっぱなし。
私がちびで私の兄貴が7歳ぐらいの時、2人でピアノのコンサートに出て4手の為の曲を弾いたのを覚えてます。確か曲の真ん中ぐらいまでいった頃の事。私がミスったようで、気がつくと兄に頭1発、お客様、先生達、母の見てるステージの上でポカンとやられたのが私の一番始めの音楽に対する思い出です。
5歳ぐらいの時からピアノは私、ド下手と実感していて練習もイヤイヤ、私の兄もその後チェロ、フルートをやったものの、自分は楽器の天才と自画自賛した後、音楽はやめてしまいました。これは、はっきり覚えてます。彼のフルートの練習方法をみて、私と母が呆れかえったこと。彼奴、椅子にどっぷり座って、両足を机にあげて、テレビでNY?KNICKSのバスケの試合を見ながらフルートを弾き、15分後に自分の部屋から出てきて何を言うかと思うと、‘俺、フルート、完璧’。その時、‘はあ?’っと思ったものの案外その言葉に感心した私、自分自身にも呆れました。
今、彼はNY Stock Exchange のSenior Computer Analyst として働いてます。
それはどんな仕事なのか私、さっぱりです。
松山冴花(ヴァイオリン)