出演アーティスト 福田進一さんからのメッセージ

2023.09.06| 福田進一

2006年の第一回から、ほぼ毎年出演させていただいているせんくら。
せんくら2023では、9月30日の日立システムズホール仙台内の交流ホールでのソロ・リサイタルと、
10月1日太白区文化センター内の楽楽楽ホールでのスペシャル・コラボ、2つのコンサートに出演します。
 
まず、9月30日の日立システムズホール仙台内の交流ホールでのソロ・リサイタルは「スペインを巡る旅」と題しまして、ギター音楽の故郷スペイン各地の様々な舞曲にまつわるプログラムを演奏します。
 
エンリケ・グラナドス(1867-1916)の「12のスペイン舞曲集」からの抜粋で、神秘的な第2番「オリエンタル」そしてヴァイオリンのレパートリーとしても有名な、情熱的な第5番「アンダルーサ」。続いて、グラナドスと並び称される国民楽派の作曲家ピアニスト、イサーク・アルベニス(1860-1909)の代表作「スペイン組曲」「スペインの歌」からの抜粋。これら各曲は生き生きとしたリズムと情緒豊かな旋律が有名で、それらを生んだスペイン各地の名がタイトルになっています。また、ふたりの後継者であり、20世紀に活躍したファリャとトゥリーナの音楽も、ハバネラ、セビリャーナス、ソレア、といったフラメンコのリズムに触発されて書かれたもの。夏の夜、情熱的なギターの響きを楽しんで頂けたらと思います。
 
さて毎年、せんくらでお会いするピアニストの加羽沢美濃さんとは、長年の友人であり、一緒に牛タンや美味しいお酒をご一緒する機会こそありましたが、ついぞステージでの共演の機会がなかったのです。それが今年になって、つい先日ですが、北海道の釧路で初共演しました。
さらに、10月1日太白区文化センターの楽楽楽ホールでの、「せんくらスペシャル・コラボ~美しきメロディ~」で、再び共演できることになり、年甲斐もなく今からワクワクしています。彼女が20年程前に書いてくださったギター独奏曲「プリンス・エドワード島~赤毛のアンの想い出」は、雄大な風景が浮かぶ感動的な小品です。続いて、トレモロで綴られる名曲「アルハンブラの思い出」、以上を私のソロで。そしてイギリスの作曲家アーノルドの「ギターと弦楽オーケストラのためのセレナーデ」を加羽沢さんとの共演でお届けします。この知る人ぞ知る秘曲、セレナーデは実に抒情的な美しいメロディの作品で、このコンサート・タイトルにぴったりな選曲だと思います。サックスの名手、上野耕平さんも登場して、盛り上がること間違いなしの夕べです。
まだ残席あり、ぜひご来場下さい!
 

©Takanori Ishii


 
 
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