みなさま、こんにちは!仙台在住のソプラノ高橋絵里です。
今年久しぶりに、せんくらに出演できますこと、とても嬉しく思っています。
公演番号:66
公演日:10月2日(日)12:00~12:45
歌とリュートで出会う
シェイクスピア・エリザベスⅠ世の時代・パーセルの歌
会場:太白区文化センター|展示ホール
出演者:
2014年、2015年に続き、今回もご一緒してくださるのはリュート奏者の佐藤亜紀子さん。
せんくらはいつも彼女に共演をお願いしています。
仙台ではリュートの演奏を聴く機会があまりないので
多くのみなさんにこの素敵な音色を聴いていただきたいです。
特にこの楽器が全盛期だったイギリスの音楽は、本当に魅力的なものばかり。
どの歌もシンプルでありながら、それぞれに個性があり、
とても表情豊かなリュート伴奏がついています。
亜紀子さんは普段、関東にお住まいなので、私たちはそれぞれ孤独に練習を重ねています。
先日彼女のアトリエでリハーサルがありましたが、やはりこれでようやく音楽が
一つになったね〜という実感。
まさに離れ離れのロミオとジュリエットが出会った時のような喜び。
二つに分かれた蛤の貝殻が、ピタッと一つの貝になったような嬉しさ!
(この夏、大好きな小説『澪つくし料理帖』を一巻から読み直していたので
それに影響を受けた表現になってしまいました。読んだ方なら、意味がわかるかも!?)
閑話休題。
今回は「十二夜」や「ハムレット」などシェイクスピアの有名作品から歌詞がとられた歌。
エリザベス1世の統治下で愛された歌。そしてその後に続くパーセルまで、
広い時代の括りになっているので、よりダイナミックな低音を出してもらうために
大きめの”アーチリュート”を演奏してもらいます。
弦の数、すごいですね〜。指はどうなってるのかしら。ぜひ会場でじっくりご覧ください。
みなさまにお会いできることを、心より楽しみにしております!