みなさんこんにちは!ピアニストの田村響です。
2022年も半分が過ぎ暑い夏がやってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
この2年間は演奏会の延期や中止がたくさんありましたが、今年は「せんくら」が開催されます事、出演させていただけることを嬉しく思います。
今回はピアノソロリサイタルと、ヴァイオリニスト神尾真由子さんとの共演の2公演で演奏いたします。
ピアノソロでは、ドイツ音楽を取り上げてバッハとベートーヴェンを演奏します。
バッハのイタリア協奏曲はCDにも録音した曲で、数ある曲の中でも大好きな曲の一つで、ベートーヴェンのピアノソナタ第23番「熱情」は10代の頃に弾き始めてコンクールや演奏会で何度も弾いてきた思い入れのある曲です。
大昔に作られた曲ですがとても華やかで様々な技法が駆使されており、また音楽に宿る精神が現代の楽器や演奏空間になってもずっと引き継がれていくことに凄いことだなぁと改めて感心しています。
どちらの曲も第二楽章がとても美しいメロディで、弾きながらうっとりします。うっとりして意識が飛ばないように演奏したいと思います。
ヴァイオリニスト神尾真由子さんとは同い年で、これまで何度も共演しており毎回刺激を受けています。
真由子さんのエネルギッシュでパワフルな超絶技巧と、温かく深い音楽を存分にお楽しみいただけます。
それでは、会場でみなさまにお会いできますことを心より楽しみにしております!