初参加させてもらった昨年に続き、二度目の出演となります。栗コーダーカルテットです。
去年のせんくらの初日は忘れもしない10月1日。折しも長かった緊急事態宣言の解除とタイミングが重なりました。
それまでは夜の8時過ぎればお店は閉まり、街は真っ暗。外で夕食難民になることもしばしばでしたから、仙台入りして久しぶりに見る賑やかな街の灯りにほっとして、8時すぎにお店で食事ができて涙ぐみそうになったりもしました。コンサートに関しては尚更です。ステージから客席いっぱいのお客さんを眺めるのは本当に久しぶりで、ホールに響き渡る仙台のみなさんの暖かい拍手は、今でも忘れられません。
そんな思い出深い仙台に今年もまた呼んでいただき、メンバー一同感激しております。
#せんくら初ステージは「スギテツ」のお二人との共演でした。
於:日立システムズホール仙台|コンサートホール
さて私たちは「リコーダーやいろんな楽器」を使ったアンサンブルのインストゥルメンタルバンドです。
リコーダーのみの四重奏曲もあれば、「いろんな楽器」(例えばピアニカ、サックス、ウクレレ、テューバ)だけの場合もあり、編成は曲によってさまざまに変化します。
レパートリーは、オリジナルの楽曲とカバー曲を取り混ぜて、ジャンルにとらわれず世の中の「いい曲」を取り上げています。
もちろんクラシックの名曲にも挑戦しています。
私たちの音は、一時期は「癒し系」と形容されていたのですが、ある時期から「脱力系」に変わり、自分たちとしてはこちらの方がなんとなく落ち着きます(?)。
とは言いつつ、コンサートでは楽器をとっかえひっかえしたり、けっこうがんばりが必要なのですが……。
そんな栗コーダーカルテットの「脱力系」のサウンドをこの機会にぜひ体験していただけたらと思います。
「せんくら」の充実した数々のプログラムの間の箸休めとして聴いてもらうのも「全然あり」です。
ちなみに「カルテット」と名乗っていますが、メンバーは栗原、関島、川口の3人で、ライブではサポートメンバーを加えて4人で演奏します。
今年のせんくらも昨年と同じく安宅浩司氏(ギター、ウクレレ、リコーダー)を招いて、お届けします。
今回の二つの公演を簡単にご紹介しましょう。
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9/30(金)
この日は、オリジナル曲も多めのちょっと大人向けのコンサート。栗コーダーカルテットは独自の解釈によるカバー曲でおなじみですが、じつはオリジナル曲にも定評があるのでした……と言っても決して堅苦しい音楽ではありません。もちろんお子さまにも楽しんでいただける気軽なコンサートです!
11:30 開場
12:00 開演(45分)
会場:日立システムズホール仙台 シアターホール(494席)
演奏予定曲
ジョン・ウィリアムズ:帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)
ショパン:12の練習曲作品25より「蝶々」
ベートーヴェン:交響曲 第5番「運命」より ほか
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10/1(土)
NHK Eテレ「ピタゴラスイッチ」の音楽でもおなじみの栗コーダーカルテットは、リコーダーや鍵盤ハーモニカ、ウクレレなど身近な楽器を中心に楽しいアンサンブルをお聴かせします。気楽なトークと親しみやすいレパートリーで、お年寄りからお子様までご家族で楽しめるコンサートです!
13:45 開場
14:15 開演(45分)
会場:太白区文化センター 楽楽楽ホール(544席)
演奏予定曲
小組曲「ピタゴラスイッチ」
マヨネーズ第2番
君はともだち(映画「トイストーリー」より)ほか
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ところで今年は、栗コーダーでおもに低音楽器担当の関島岳郎が、せんくらの楽しみ方の一例として「オススメ公演」と「オススメはしごコース」をパンフレットに寄稿しています。充実した内容ですので、ぜひご覧になってください。