出演アーティスト 川久保賜紀さんからのメッセージ

2022.09.04| 2022

皆様、 こんにちは、ヴァイオリニストの川久保賜紀です。

今年も”せんくら”で皆さまにお会いできることを楽しみ にしています!

 

 

私の初”せんくら”は確か10年くらい前、チェロの遠藤真理さん、ピアノの 三浦友理枝さんとのピアノトリオが結成されて間も無くだった頃で、夜本番の帰りに台風が来て、最終の新幹線が止まってしまい、仙台にもう一泊することになったのですが、3人でホテルの窓から外を見ると、木がすごく揺れていて怖かったことを思い出します。

 

 

2011年3月11日東日本大震災の時も、音楽祭を続けることは大変だっただろうなという思いもありましたが、出演者とお客様の力を合わせて、たくさんの方に演奏会に来ていただいて、私もとてもパワーを感じました。

 

 

私にとっても、この音楽祭は3日間の間に、色々な素敵なコラボレーション、 そして仲間との思い出が積み重なり、音楽を通してお客様とも交流できるかけがえのない場所でもあります。

 

 

昨年はピアニストの青柳さんとフランスのプログラムでフランク のヴァイオリンソナタとショーソンでした。

 

今年は同じくピアニストの青柳さんとオーストリアのプログラムでシューベルトのヴァイオリンソナタ第4番とクライスラーの小品をお届けします。

 

ソナタは、シューベルトが19歳の時に作曲した作品で、純粋でもあり大人っぽいメロディーを感じていただきたいと思います。

 

もう一つは、オーストリア人でヴァイオリニストでウイーンの踊りを代表する作曲家、クライスラーの小品です。今年はオーストリア満載のプログラムを是非お楽しみください!

 

 

 

 

川久保賜紀

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