皆さまこんにちは!ピアニストの北端祥人(きたばたよしと)です。
今回は、10月1日(土)公演番号23番「仙台国際音楽コンクールが結ぶ楽都の絆のアンサンブル」に出演させて頂きます。
仙台国際音楽コンクールに参加したのが6年前、それ以来ソリストとして仙台フィルと共演させて頂いたり、室内楽を沢山演奏したり、ある時はピンチヒッターで駆けつけたり!?沢山の素晴らしい思い出があります。
そんな大好きな街・仙台で、同じくコンクール入賞者のヴァイオリニスト・友滝真由さん、仙台フィル首席チェロ奏者・吉岡知広さんと、ベートーヴェンとメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲を共演いたします。
ベートーヴェンの「街の歌」は、まるでファンファーレの様にハイテンションにスタート!まさにフェスティバルにふさわしい幕開けです。フィナーレには当時流行していたオペラのメロディーが引用され発展していく「変奏曲」の形式が用いられています。そう、ベートーヴェンは「変奏」の大天才で、「こんなこともできんねんで、すごいやろ」というベートーヴェンのドヤ顔が浮かびます。
メンデルスゾーンは二つのピアノトリオを作曲しており、今回は第2番を取り上げます。1番より演奏頻度は少ないようですが、メンデルスゾーンの作品中、屈指の名曲です。仄暗く始まるユニゾンはベートーヴェンの様な雰囲気を漂よわせますが、エレガントなメロディーはやはり稀代のメロディーメーカーが成せる技。2楽章の旋律は聴くものの心に寄り添ってくれる感動的なもの(涙)3楽章はシェイクスピアの「夏の夜の夢」を彷彿とさせ、続く4楽章ではバッハのコラールが盛大に鳴り響き、オーケストラの様なスケールで全曲を結びます。
是非会場で、ライブで!私たちと曲の素晴らしさを共有しに来ませんか?
お待ちしております♪