皆様こんにちは!
仙台フィルでコントラバス弾いている田中洸太郎です。
せんくらに参加するのは今回で2回目なのですが、なんと今年はソロを弾く機会を与えていただまして本当に嬉しく思っております!
私が仙台フィルに入団して今年の8月でちょうど2年が経ったのですが、2019年の前回のせんくらは入団直後の自分にとっては次から次へと来るオーケストラのプログラムの多さに焦りながらドキドキして演奏した思い出があります。
今回、私がソロを弾かせていただくのは、
10月1日の“仙台フィル若手メンバー大集合!”という企画なのですが、オケの同僚の浦田君と鈴木君、そして私がピアニストの石丸さんと共にそれぞれソロを弾くコンサートになります。
トランペットの浦田君とは桐朋オーケストラアカデミー(通称オケアカ)時代からの知り合いでして、浦田君と自分はオケアカではなんと同期の研修生でした!
オケアカは富山県富山市にあったのですが施設には研修生の寮もあったので懐かしい思い出が沢山あります。
実は仙台フィルには他にチェロ首席の吉岡君、打楽器の前田君も時期は違いますがオケアカ出身なんですよー!
さて今回のコンサートでは小品を3曲演奏いたします。どの曲も雰囲気は異なりますがコントラバスの音色を生かした歌心にあふれる曲となっております。
特に最後に弾くボッテジーニの作品ですが、彼自身“コントラバスのパガニーニ”と呼ばれた人物で、彼の曲は技巧的なパッセージだけではなくオペラアリアのような非常に魅力的なメロディを含むコントラバスの曲を多く残しました。
普段のオーケストラのコンサートではコントラバスの音色を単体で聴けることはあまりないと思うので、この機会にぜひコントラバスがどのような感じでソロを弾くのか確かめに遊びにきていただけると嬉しいです!
コンサートのタイトルは“仙台フィル若手メンバー大集合!”となっておりますが、最近はもう若手ではない年齢になってきたので若干の焦りを感じております…笑
しかしいつまでも気持ちだけは若さを保ってコンサートや練習を頑張りたいと思います!
それでは会場でお会いしましょう!