出演アーティスト 松坂優希さんからのメッセージ

2020.09.25| 松坂優希

 

皆様こんにちは。ピアノの松坂優希です。
この度は、クラシックエール仙台に参加させていただけることになり、とても嬉しく思っております。

 

私は10月4日(日)午前の公演、「はじめまして!ベートーヴェン」に出演いたします。一度は耳にしたことがあるであろう「エリーゼのために」や「メヌエット」、「スプリングソナタ」や「悲愴」の2楽章をはじめ、ベートーヴェンが12歳の時に初めて作曲した変奏曲や、ルービンシュタイン編曲の華やかな「トルコ行進曲」、可愛らしい「ソナチネ」や「エコセーズ」などなど、美しくフレッシュな作品が盛りだくさんのプログラムです。

 

実を言うと、私は学生時代、ベートーヴェンがあまり得意ではありませんでした。バッハやモーツァルトの清廉潔白な美しさと比べると、ベートーヴェンの感情むき出しの作風はどうにも重苦しく感じてしまい、(今思うと食わず嫌いに他ならないのですが)どこか苦手意識がありました。当時は試験やコンクールの課題で出る度に毎回涙目で練習したものでしたが、留学先で師事したアキレス・デッレヴィーネ教授がクラウディオ・アラウの直弟子でベートーヴェンのスペシャリストであったことをきっかけに、また年齢を重ねいくつかの挫折を経験したことで、怒りや苦悩といった負の感情があるからこそ、その中に差し込む一筋の希望の美しさが際立つのだと徐々に開眼し、今では大好きな作曲家のひとりとなりました。

 

今回は、そんな人間味溢れるベートーヴェンの青年期の作品も取り上げ、“荒々しく重厚な”だけではない、彼の根っこに息づく本質的な朗らかさも垣間見られる構成となっていますので、是非そのあたりにもご注目いただけたらと思います。

 

“はじめて”がテーマの今回の公演。
私事ですが、私は今、5歳と0歳の子供を育てています。子供たちの目線で日々を過ごしていると、毎日の何気ない瞬間が、たくさんの“はじめて”の連続であることに気づかされます。
「今日、自分でブランコ漕げたよ」
「知ってた?かぶとむしって角を持つと怖くないんだよ」
幼稚園にお迎えに行くと、恥ずかしそうにそっと教えてくれる長男。
娘は娘で、はじめてのすりおろし人参を神妙な顔つきで口にし、はじめて頬をかすめた秋風に目を細め、ちいさな世界のちいさなはじめてを積み重ねています。
子供たちにとってのはじめてのベートーヴェンが、願わくばぴかぴかの種となって、将来心を明るく照らす小さな記憶のひとつとなりますように。

 

会場でお会いできるのを楽しみにしています!

 

松坂優希

 

公演番号:10
はじめまして!ベートーヴェン
公演日:10月4日(日)10:45~11:30
会場:日立システムズホール仙台|パフォーマンス広場

 

出演アーティスト 長谷川陽子さんからのメッセージ

2020.09.24| 長谷川陽子

写真提供:せんくら事務局

 

今年は、【せんくら】が中止になったと聞いた時、
本当にとても寂しくて肩を落としていたのですが、
【クラシックエール仙台】に形を少しだけ変えて、
大好きな仙台を今年も訪れることができること、
本当に嬉しくて仕方ないです!!

 

しかも今年のテーマは、ベートーヴェン!!
困難をバネにして前人未到の域にまで昇華したベートーヴェン。
彼の音楽に、諦念という文字はなく、
常に上へ上へと戦い続けた革命家だったように思います。

 

実は、コロナの自粛の期間中、次々に予定していたコンサートが中止·延期になり、
なかなか音楽をする気持ちになれずにいたのですが、
その私を、再び音楽にぐっと引き戻してくれたのが、
今回クラシックエール仙台で演奏する、
ベートーヴェンの第4番のソナタでした。
この曲が、私を奮い立たせ、コロナに負けそうになる心を
シャキッと引きあげてくれたのです。

 

今年の10月3日はこの曲を通じて、
聞きにいらしてくださったお客様に、
元気を届けたい!!
盟友である青柳晋さんと、すでに念密なリハーサルを重ねています。
考えて、考えて、試行錯誤しながら
私たちのベートーヴェンが少しずつ姿を現し始めました。

 

是非皆様に聞いていただきたいです。
楽しみに聞きにいらしてください!!

 

 

長谷川陽子 

 

 

公演番号:7
スプリング・ソナタ、チェロ・ソナタと、不滅の名曲「大公」
公演日:10月3日(土)11:00~12:00
会場:日立システムズホール仙台|コンサートホール

出演アーティスト 青柳晋さんからのメッセージ

2020.09.23| 青柳晋

皆さま、ご無沙汰しております。ピアノの青柳晋です。

 

この世に生を受けてから起こった、歴史的な事件で忘れようにも忘れられないものは
4つほどあります。1つ目はベルリンの壁崩壊。あれはベルリン芸大に入学して1ヶ月目の事でした。

 

2つ目は帰国してから起こった9.11。あの時はニュースでかの映像を見ながら、手に持っていた本を思わず落としてしまったのを覚えています(サリン事件発生時は留学中で、家族や友達から詳細を聞いて驚愕しましたが、リアルタイムで体験した、という実感は残っていません)。

 

3つ目は3.11。節電、物流ストップの為に世の中全体が暗かったのを覚えています。
余震に揺れながら、それでも本番はこなしていました。

 

そしてコロナショック。私がこれほど長く東京を離れず、自宅からも極力離れず、コンサートが次々にキャンセルとなり、山積みになっていた「練習するべき楽譜」を毎日のように楽譜棚に戻す日々が続いたのは初めてです。
多くの音楽家がそうであるように、私も「レッスン、試験、コンクール、コンサート」に追いかけられている状態が当たり前でした。学生から社会人になっても同じペースで駆り立てられるかのように音楽人生を休憩なく走り続けて来たので、時折、自分は本番を控えてるから練習するのか、純粋に音楽を深めるために練習を続けているのか、分からなくなっていた部分もあったかもしれません。
その「止まらない列車」に生まれて初めて、強制的に急ブレーキがかけられたのが私にとってのコロナ騒動です。

 

以前よりテレビや新聞を見る事が増えて、各国の対応を注視しつつ様々な感慨を覚えました。
最も既成概念をかき混ぜられたような気がしたのは、「今、一体どの国が先進国なのかよく分からない」という事と、「どうやら我が国はそのトップグループに属しているとはとても思えない」という事でした(これは3.11の時もうっすらとは感じてはいましたが)。
新型コロナウィルスは、人と、国の脆弱な部分を容赦無く襲って来ます。

 

執政のスピード感の無さ、行動力、適正な判断力の欠如、強いリーダーシップの不在、気の緩み、国によっては楽観性、個人主義。
弱点が見つかるとウィルスはあっという間にそこにつけ込んで、広がって行きます。

 

私自身がコロナ騒動によって突きつけられた個人的な問題点は
「止まらない電車に乗ってどこに行きたいの?」
「目の前の目標を取り上げられても同じ密度で音楽に打ち込む事ができる?」
という事に尽きます。
なんとか炎を絶やしくない、なぜなら邁進したい気持ちが無くなる事は音楽生命の終わりを意味するから。
そんな気持ちが本番から遠ざかるにつれて強くなっていきました。

 

6月の初めに、予約が全てキャンセルになっている良いホールをオーナー様の御厚意で貸していただき、久しぶりに録音をしました。
ディレクターさん、エンジニアさんと入念にプレイバックを聴き返しながら
最良の音を残そうと心底燃える事ができて、3ヶ月ぶりに幸せな時間を過ごせました。
そして、やっぱり好きだから続けて来られたんだ、という事を実感出来たのは大きな収穫でした。
次の停車駅が霞み、先行きが見えづらくても、何とか私の「音楽列車」を走らせ続けたい。
現在、私が痛感している、ささやかながらも強い祈りです。

 

今回の仙台でのコンサート!7ヶ月のブランク後の、2回目のコンサートになります。
半年以上かけて考え続けた事が少しでも皆さまのお心に届きますよう、心を込めて弾かせていただきます。

 

 

写真は12/16発売予定のリスト「巡礼の年第1年スイス」。コロナで何にも出来なかった時にひたすらピアノに向かって生まれた一枚です。

 

 

青柳晋

 

公演番号:7
スプリング・ソナタ、チェロ・ソナタと、不滅の名曲「大公」
公演日:10月3日(土)11:00~12:00
会場:日立システムズホール仙台|コンサートホール

出演アーティスト カプマリからのメッセージ

2020.09.18| カプマリ

みなさん、こんにちは!
二台のハープ(アルパ)とパーカッションの3人組、カプマリです。

 

カプ=カプリチョーサ(気まぐれな)
マリ=マリポーサ(蝶々)

 

二台のアルパを蝶の羽に見立てて、このグループ名がつきました。

 

 

風の向くまま、気の向くままに音楽を奏で出したら止まらないユニットです。

 

南米パラグアイで使われている民族楽器のハープ(アルパ)とワクワクするリズムがたくさん飛び出すパーカッション。
今回のクラシックエール仙台は3歳からのコンサートということで、家族皆でワクワクする、元気の出る楽しいプログラムを沢山用意しています!

 

みんなが大好きなあのキャラクターの曲やディズニーの曲、世界の名曲、ベートーベンのあの曲もラテンアレンジ!?
国境を超え、時代を超え、実際に見ることが叶わない世界も音楽の力を使って楽しんでもらうことができたら最高です。

 

手拍子、足拍子のリトミックコーナーもありますのでみんなで参加してくださいね!どうぞお楽しみに!
心と体を沢山動かしてもらう、カプマリの体感型コンサート、皆さんのエネルギーチャージの機会になれば幸いです!

 

私たちもクラシックエール仙台で、みなさんにお会いできるのをとても楽しみにしています。

 

カプマリ

出演アーティスト 及川浩治さんからのメッセージ

2020.09.16| 及川浩治

©Ayumu Gombi

 

このたびは、クラシックエール仙台 ‘ベートーヴェン 4大ピアノ・ソナタ’ 公演で演奏させて頂きます事、たいへん嬉しく思います。

 

私の他、3人の素晴らしいピアニストたちによるベートーヴェンの4大ピアノ・ソナタを聴く、とても豪華なコンサート‼未だ困難な状況ですが、皆様に少しでも穏やかな時間を過ごし幸せを感じて頂けます様、4人の気持ちをひとつに精一杯の演奏お届け致します。ご期待ください。

 

私達演奏家は、病める人々を直に治す事はできません。けれども音楽を通して疲れた心を癒す事ができると信じています。その心に勇気と希望を与えてくれる、ベートーヴェンの魂を感じて頂けましたらこの上ない喜びです。

 

 

及川浩治

出演アーティスト 浅野祥さんからのメッセージ

2020.09.14| 浅野祥

皆様、お元気でしょうか?

三味線プレイヤーの浅野祥です。

 

前回皆さんにお会いしてから1年が経とうとしていますが、その間世界では誰も経験したことのない大変なことが起こりましたね。

 

何もかもが閉ざされ、人に会えないということでこんなにも自分の人生の充実感を損なうのだと気付かされ、会場でお会いできる皆様とのご縁に改めて感謝をした2020年です。

寂しく辛いこともたくさんありますが、その中にも素晴らしいことはたくさん潜んでいます。

 

私は今まで気にも留めたことが無かったのですが、自粛期間中に道路で見かけたある一匹のアリの人生について考えた日がありました。自分の体よりも大きなものを一生懸命に運んでいる、その健気で真っ直ぐな姿に勇気をもらいました。大変なのは人間だけでなく、この星にいるみんななのかもしれません。そう思うと、小さな虫や、一輪の花、動物、そして関わるすべての人により深い思いやりを持てるようになりました。

 

今年はお祭りなども尽く中止になってしまいましたが、特に子供たちにとっての一夏は非常に重要だと思います。あの夏が無かったら今の人生が無い、という夏が私にもありますので、今年のような一夏でも「あの夏」にできるよう、SNSやYouTubeなどを通して、いま自分にできる最大限の範囲で日本の芸能を発信し続けています。

少しでも皆様の心に、そして多くの子供たちのもとにこの音が届くことを願っています。

 

今年は残念ながらせんくらが中止になってしまいましたが、せんくらを愛する全ての皆様の熱いお気持ちの元、音楽の炎を絶やさぬべく、今回このようなイベントが開催されること、また出演させていただけることを心から嬉しく思います。感謝いたします。

 

津軽三味線の音色でほんのひととき癒しを感じていただき、日本民謡を通して日本人であるその感覚に浸っていただき、皆様と楽しい時間を過ごせること、今から待ち遠しく楽しみにしております。

 

当日まで、くれぐれも皆様お元気で!

 

 

 

津軽三味線 浅野祥

 

 

公演番号:6
津軽三味線の神髄 浅野祥リサイタル
公演日:10月3日(土)20:00~20:45
会場:日立システムズホール仙台|シアターホール

新型コロナウイルス感染症対策にご協力ください

2020.09.09| 2020

こんにちは。
クラシックエール仙台事務局です。まだまだ暑い日が続きそうですが、すこしずつ、そよ風が涼しくなってきましたね♪

 

9月4日からはじまった「クラシックエール仙台」のチケット一般販売、おかげさまであっという間に8公演が予定販売枚数を終了しました。残り7公演は、9月9日現在、残席がございます。気になっている方、ぜひこの機会をお聴きのがしなく♪

 

会場内の混雑を避けるため、当日券は販売いたしません。必ず前売券をお買い求めくださいね。前売券販売は、各公演前日までです。日立システムズホール仙台での販売は、各公演前日の19:30ですのでご注意を。

 

さて前置きが長くなりましたが、今回は、既にチケットをご購入されたお客様にご案内です↓↓

 

 

―新型コロナウイルス感染症対策ご協力のお願い―

 

詳しくはこちらの新型コロナウイルス感染症対策のページをご覧いただきたいのですが、当日会場にお越しになる前のご準備としてお願いしたいことが二つだけありますので、お伝えします。

 

その1
チケットの半券裏面(小さい半券)に氏名、電話番号をご記入の上ご来場ください
万が一、お客様、出演者、スタッフが新型コロナウイルス感染症に感染した場合、公的機関に連絡先情報を提供することがありますのでご了承ください。入場時、ご記入がお済みでない場合、その場でご記入をお願いしますので、事前に済ませておくと、入場がスムーズです!

 

その2
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のインストールを推奨します
アプリについての詳しい説明はこちらのページをご覧ください(厚生労働省ホームページ)
インストールは必須ではありませんが、当日「やっぱりインストールしようかな」と思った時には時間がなかったり、通信料がかかるかもしれませんので、こちらも事前のご準備をお勧めいたします。

 

ということで、以上二点を済ませておきますと
当日は心置きなくコンサートを楽しめるかと思います♪
ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

クラシックエール仙台 事務局

いよいよ今週末9月4日からチケット一般発売開始!~ポイントおさらい~

2020.09.02| 2020

こんにちは。クラシックエール仙台事務局です。

いよいよ今週末9月4日(金)10時から、
クラシックエール仙台のチケットが一般発売されます。
チケット購入方法のポイントをおさらいしておきましょう!
下の図は、パンフレットの抜粋です。

ポイント1
新型コロナウイルス対策として、販売座席数を制限します
販売座席数を会場定員の50%以内とし、座席は前後左右を空けて販売します。お連れ様であっても間隔を空けてご着席いただきます。通常より販売する席が少なくなってしまうので、お目当ての公演がある方は、早めの購入がおすすめです♪
詳しくは「会場座席図」ページをご覧ください。

 

ポイント2
窓口での購入は「日立システムズホール仙台」のみ
新型コロナウイルス感染症の影響により、チケットぴあのお店での販売は行いませんので、ご注意ください!窓口での販売は「日立システムズホール仙台」のみです。
詳しくは「窓口で購入」ページをご覧ください。

 

ポイント3
インターネット、窓口での購入は座席選択可能◎
コンビニ、電話での購入は座席選択不可×
コンビニ、電話で購入する場合、座席はコンピューターによって自動選択されます。
また、一般販売初日はインターネットで購入する場合は、11:00から座席選択可になります。
窓口では、初日いっぱい、混雑が予想されるため、座席をお選びいただけない可能性がありますので、ご注意ください。
ややこしいですが、初日に必ず座席選択で購入したい!方は、11:00にインターネットでのお申込みが良いかもしれません。

 

ポイント4
インターネット、電話、コンビニでの購入は手数料あり
窓口での購入は手数料なし
インターネット、電話、コンビニで購入される場合、システム利用料、発券手数料のほか、決済手数料がかる場合があります。窓口で購入する場合は、手数料がかからないのでお得です♪
こちらのページの下部に表示される手数料表をご覧ください。

 

 

 

ご不明な点がございましたら、事務局:公益財団法人仙台市市民文化事業団(TEL.022-727-1872、平日9時~17時)にお問い合わせください。

 

クラシックエール仙台 事務局

2020.08.20| 2020

皆さまはじめまして。伊達LOW Stringsです。
普段は仙台フィルハーモニー管弦楽団のメンバーとしてチェロ(吉岡)とコントラバス(名和)を弾いております。
オーケストラの中では主に旋律を支える伴奏を担っている二つの弦楽器ですが、
チェロバスだけでどんな音楽になるのかぜひホールでお聴き頂けましたら幸いです。

 

コロナの影響で、まだまだ不安な世の中が続いておりますが、
音楽の力は我々人間にいつでも寄り添ってくれる存在だと思っております。
生の音楽に皆様が「没頭」し心躍るような時間になれますよう、頑張ります!!

 

コロナ禍では、いつお客様の前に立てる機会がきてもいいように
ひたすら練習していました。
普段は時間がなくてなかなか勉強できなかった曲などにも挑戦でき、
ある意味では有意義な時間を過ごせたのかと前向きな気持ちで捉えることにしています。

 

また最近は家でコーヒーを入れることにハマり、日々入れかたの研究をしています。
おすすめの焙煎所など教えてください!

 

当日は、クラシックのオリジナルだけでなくチェロとコントラバスのみという
制限があるからこそ生まれる無限の可能性、低音同士の重圧のあるサウンド、
楽しいトークも含めてお楽しみください。

 

伊達LOW Strings 吉岡知広 名和俊

 

~クラシックエール仙台 プレ・トーク&コンサート~
伊達LOW Stringsが語る“クラシックエール仙台”への期待
9月3日(木)13:30開演(開場12:45)
会場宮城野区文化センター パトナホール(指定席・191席)
出演/伊達LOW Strings(チェロ:吉岡 知広、コントラバス:名和 俊)
演奏曲目
バリエール:チェロとコントラバスのためのソナタ
ベートーヴェン:3つの二重奏曲 WoO 27 より 第1番 ハ長調
ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏曲
ビートルズ名曲セレクション
ほか

お申込み方法など、詳しくはこちらの記事をご覧ください

2020.08.19| 2020

南米のハープ「アルパ」の弾き語り奏者、池山由香です。

 

2016年から「せんくら」にお世話になり、仙台でたくさんの楽しい思い出をいただきました。今年は新たなクラシック音楽イベント「クラシックエール仙台」に出演させていただきます。楽都仙台の音楽の灯を繋ぐ大事なイベントに向けて、楽しみに準備してまいります。

 

9月19日(土)には、コンサートに出かける楽しさを一足先に味わえる、プレ・コンサートがあります。
会場は、戦災復興記念館 記念ホール。昨年まで3年間「せんくら街なかコンサート」として、仙台の子どもたちと一緒にコンサートを開催した思い出深いホールです。

今回は広い舞台を贅沢に生かし、プロジェクターを用いたレクチャーを交えながらのコンサートを行います。

 

アルパは「小型のハープ」というイメージが大きいと思いますが、実際は「小型」だけでは言い表せない魅力と歴史背景を持っています。アルパの誕生・発展の歴史や、各国のアルパの違い、楽器の構造や奏法、中南米各国の音楽ジャンルについてもご説明する予定です。

私自身、新型コロナウイルスの影響をもろに受け、楽しみな演奏会がいくつも中止や延期となりました。小規模の演奏会から徐々に再開していますが、ホールでの演奏は久しぶりですので、とてもとても楽しみです。この機会に感謝して、大切に頑張ります。

 

8月20日(木)より予約申込受付開始です。
定員はホールの座席数の約半分。皆様のお越しをお待ちしております!

 

~クラシックエール仙台 プレ・コンサート~
アルパ奏者:池山由香さんによるおはなしと演奏

 

9月19日(土) 14:00開演(開場13:15)
会場 戦災復興記念館 記念ホール(130席)
出演 池山 由香(アルパ・メゾソプラノ)
演奏曲目 ペローニ:コーヒー・ルンバ ほか

 

事前電話予約制・指定席・入場無料 3歳以上入場可
8月20日(木)より申込受付開始

 

池山由香さんによるプレ・コンサートの詳細はこちらの記事をご覧ください

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