皆様、こんにちは。
せんくら2日目のブログです。
せんくらには全国各地からお客様がお越しになります。そこで昨年、私は故郷’ 宮城県 ‘で使われている「方言」をご紹介いたしました。
今年は宮城県の「名物」をご紹介いたします。
仙台は新幹線で東京から1時間ちょっと。仙台空港も出来、アクセスがとても便利になりましたよね。名物と言っても、私が紹介するまでもなく、皆さんよくご存知だと思います。
牛たん、萩の月、黒糖まんじゅう、ずんだシェイク、喜久福、、などなど。
美味しいものが沢山ありますが、その中で、
私の1番のお気に入りは…
「ほや」
です!
「ほや」ほど好き嫌いが分かれる食べ物はありませんよね。このブログを書いた事で、賛同を得られる気は全くしませんが、熱く語りたいと思います!
「ほや」は夏のこの時期が旬。
調理法は刺身、塩辛、燻製、など様々。私の好みは何と言っても酢で漬けた「ほや酢」です。好物で頻繁に食べているわりに、ほやが何者なのか、実はよくわからないので調べてみました。
「ほや」↓
【ホヤは貝だと思われがちですが、生物学的に貝でもなく、魚でもありません。実は、動物に近い脊索動物の一種として分類されています。ホヤ(海鞘)は海産動物の総称。その名の由来は「ランプシェード」に当たる火屋(ほや)に形が似ているからと言われ、凹凸のあるその形状から「海のパイナップル」と呼ばれています。ホヤの仲間は日本だけでも百数十種程。そのうち食用とされているのは「真ホヤ」と「赤ホヤ」など、ごく一部。三陸で生産(養殖)されている「真ホヤ」はホヤの王様。殻に凹凸があり、身が黄色く「肉厚な身」と「甘み」が最大の特徴です。】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ホヤ
いかがでしょう、皆さんご存知でしたか?
苦手な方の理由はおそらくグロテスクな”見た目”にあるでしょう。「海のパイナップル」なーんて可愛く言われても、市場で売られている殻付きの原型に出会うと、かなりゾッとします。初めて食べた人、本気尊敬 m(__)m
私がほやをお勧めする理由はなんと言っても”味”です。
海の塩味に、甘さ、そしてほろ苦さ。何ともクセになる美味しさです。
宮城の地酒、乾坤一や、一の蔵など、辛めの日本酒を合わせたら、もー最高です!
ほやの好き嫌いはおそらく幼い頃から食べる習慣があったか、無かったか。それに尽きると思います。ですから、大人になって食べて嫌いな方はおそらく一生食べられないと思います。(笑)
んー、熱く語るつもりが、もうこれ以上話を膨らませることが出来ません。
まー、そんな食べ物か(笑)
せんくらへお越しの際は是非三陸の美味しい「ほや」をご賞味ください。
最近では酒蒸しや、天ぷらなど、新しい調理法があるようです。仙台のお寿司屋さんなどで、お好みの召し上がり方を見つけてみてくださいね。
せんくらブログをご覧の皆様
こんにちは!
クラリネットの伊藤圭です。
今年も昨年に引き続き、出演させて頂く事となりました。
どうぞ宜しくお願いいたします。
今回のリサイタルの目玉は何と言ってもブラームスのクラリネットソナタです。
このソナタは1894年、ブラームスが60歳の時に作曲されています。生涯愛し続けたクララ・シューマンへの愛に満ち溢れた作品です。数年前の1891年には、室内楽作品の中でも名曲として知られるクラリネット三重奏曲作品114、五重奏曲作品115が生まれています。
私が初めてそれらのブラームスの名曲を聴いたのはクラリネットを始めた高校時代。五重奏曲の冒頭数小節を聴き、一瞬にしてその世界へ引き込まれていきました。「世の中にこんな美しい音楽があるんだ…」。今でもその時の衝撃を覚えています。
ブラームスの作品に出会い、私は演奏家としての道を志しました。ソナタや五重奏曲があるからクラリネットを吹いている、そう言っても過言ではありません。
それぐらい私にとっては大切な存在です。
クラリネットソナタ作品120はブラームス最晩年の作品。せんくらの舞台に立つ頃、私は42歳(まだまだあまちゃん…)。つらいつらい3年の厄年を乗り越え、晴れやかな気分でリサイタルを迎えます。
おそらく(笑)
その時、ブラームスの楽譜から何を感じ、自分の中にどんな感情が芽生えるのか。今からドキドキ、ワクワク、興奮しています。
ブラームスの他には、シューマンの佳作「アダージョとアレグロ」 、エスプリ溢れる真島俊夫「レ・ジャルダン(庭)」、この日の為に内田祥子さんがスペシャルアレンジ!モリコーネの映画音楽メドレーをお届けします。
ピアニストは榊原紀保子さん。これまで数々の共演を重ね、現在最も信頼をおける演奏家です
変幻自在なクラリネットの音色を存分にお楽しみください。
ご来場お待ちしております!