文字の大きさ 普通 特大
BLOG

せんくらブログ

2019
2019.09.01

旅をすること

昨日に引き続きまして、本日もブログを担当いたします、ピアニストの髙木竜馬です。本日も、どうぞ宜しくお願いいたします!

 

昨日は、出演する公演について綴りましたが、2日目は自分の趣味を綴りたいと思います。

様々な事柄からインスピレーションを得ること、芸術を愉しむことは演奏をするに当たって、また表現するためにもとても大切なことです。絵画や映画鑑賞、読書から、時には自分の見た夢からも(!!)インスピレーションを得ることが出来ますが、それらに並んで大切な源は、旅をすることです。人生のほぼ ⅓ を旅に捧げたモーツァルトは『旅をしない音楽家は不幸だ』と言っています。

見知らぬ景色と文化に触れ、郷土料理を食べて、それぞれの土地の息吹と歴史を感じることは、人生に彩りを添えて深いものにするためには欠かせない要素です。余程大規模な都市でない限り、交通機関を使わずに1日中その土地を歩く観光方法を採っています!

 

夜のウィーン・シュテファン寺院。旅の醍醐味は、美しい景色に触れることでもあります。

 

不思議なことに、自分の足で歩いた土地は記憶に残り続け、また小回りが利くため、細かな路地まで入ることが出来るのです。

それぞれの国には、歴史と文化があり、やはりそれらは実際に現地に滞在しないと分からないものです。昨年9月にグリーグ国際を受けるために、初めてノルウェーを訪れました。訪れるまでは、空が重く寒く、どこか物悲しく繊細なイメージをもっていましたが、しかし実際に滞在をすると、ヴァイキングの勇壮さよろしく、雄大な自然に圧倒され、人々もとても温かく、素晴らしい体験となりました。

 

ベルゲン市内のグリーグ像。グリーグは、ノルウェー国民の象徴で、ノルウェー国民から広く愛されています。

 

 

幸運なことに音楽家は旅も仕事のひとつですので、旅が大好きな私にとっては、新しい土地を訪れどのような新しい世界と出会うことが出来るのか、いつも心躍っています。

今回のせんくらでは、自分の出演する公演以外の時間では、出来るだけ沢山の公演に足を運びたいと考えています。しかし時間を見つけて、街を歩き、名物料理に舌鼓を打ち、仙台の街と歴史を感じることも、また大きな楽しみにひとつなのです。

 

2日間、ブログにお付き合い頂きまして、有難うございました。日本最大規模の音楽祭へ参加させて頂きますので、皆様と同じように、私も目一杯楽しみます!

皆様に仙台でお会い出来ますこと、心から楽しみにしております!

 

髙木 竜馬(ピアノ)

2019
2019.08.31

出演公演のご紹介

せんくらブログをご覧の皆様、今日は!ピアニストの髙木竜馬です。この度は、初めてとなる《せんくら》出演に当たって、1日間ブログを担当いたしますのでお付き合い頂けましたら幸いです。

1日目のブログでは、今回出演します2つの公演に関して綴ります。

 

最初の公演は、公演番号【24】『オール・ショパン・プログラム!! 若き3人の天才たちの競演』です!

素晴らしい御二方のピアニスト、藤田真央さん小井土文哉さんと共に、ポロネーズを中心に据えたオール・ショパン・プログラムを演奏します。第27回クララ・ハスキル国際の覇者で、第16回チャイコフスキー国際で第2位を受賞された藤田さん、第87回日本音楽コンクールとヘイスティングス国際で優勝された小井土さんとの共演が、今からとても楽しみです。

私を含めてこの3人には、ある共通点があるのですが、皆様お分かりになるでしょうか?実は私たちは、浜松国際ピアノアカデミーの修了生であり、それぞれアカデミーコンクールで第1位を受賞しているのです!

現在ウィーン国立音楽大学で師事しているミヒャエル・クリスト教授とイモラ国際ピアノアカデミーで師事しているボリス・ペトルシャンスキー教授の知己を得たのも、浜松国際ピアノアカデミーでした。日本の音楽高校や音楽大学に通っていない私にとって、アカデミーは沢山の素晴らしい音楽家の方々と知り合うことの出来た、とても大切な場でした。初めて参加したのが16歳の頃でしたが、その時に出会った友人とは今でも深く親交を結んでおり、会う度にアカデミーの想い出話に花が咲きます。

 

 

恩師の中村紘子先生と、浜松国際ピアノアカデミー20周年記念コンサートにて。

先生からのお教えを、いつも心に抱き続けています。

 

 

続きまして、公演番号【75】『グリーグ国際ピアノコンクール優勝の若き天才 髙木 竜馬オール・グリーグ・プログラム』にも出演します!

日本で初めてとなる、オール・グリーグ・プログラムを披露いたします。

昨年9月に第16回グリーグ国際で第1位を頂いてから、日本でオール・グリーグ・プログラムを演奏することは、大きな夢でしたので、このような機会を頂きましてとても光栄です。

コンクールでも演奏しました抒情小曲集や、グリーグの最高傑作の1つであるホルベルク組曲などを演奏します。このブログはノルウェーのベルゲンで書いているのですが、実はこちらのオール・グリーグ・プログラム、なんとベルゲン市内トロルハウゲンの音楽祭にて、1週間で30回に亘って演奏をします!

 

昨年9月のグリーグ国際ファイナルの様子です。エドヴァルド・ガードナー氏指揮 ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の皆様と。©️グリーグ国際ピアノコンクール

 

ショパンとグリーグ。祖国を愛した2人の作曲家による世界を、是非お楽しみ下さい!

 

髙木 竜馬(ピアノ)

カテゴリー