本日も西本からお届けするブログです!
昨日のシュランメルにも少し関わる内容です👌
今年3月頃、久々にウィーンやザルツブルグの空気を感じたく、プライベートでオーストリアに行ってきました。
特にプランも立てずに、心の赴くままに過ごしてみました。
美味しいものを食べ、美味しいお酒を飲んでは寝る!!☺
、、、、というだけでは決してなく😅
ウィーンフィルやウィーンシンフォニーのコンサートなども聴いてきました。それはそれは刺激に充ち溢れた時間でした。
ただそれ以上に感じるものや刺激をもらえたのが、ホイリゲで生演奏の『ウィーンはいつもウィーン』、路上で聴こえてきたワルツやポルカでした。
最近ではニューイヤーコンサートなどでもだいぶ馴染みが出てきたウィーン音楽ですが、我々生粋のウィーンっ子ではない僕らにとっては、楽しいけれどちょっと掴みきれない部分もある音楽です。
ワルツのいわゆる「ズン・チャッ・チャッ」においても、シンプルがゆえに、
どんな「ズン」がいい?
どんな「チャッ・チャッ」がウィーン?
と、迷いが出てくるのです。
さて、話は戻りますが、聞きなれた『ウィーンはいつもウィーン』をホイリゲで聞いていると、いつものテンポより2倍以上ゆっくりだったり、裏打ちのタイミングが4角形のように均等なリズムだったり、、、意外でした👀
そして、ウィーン旅行中盤戦には、ある方の薦めでヨハン・シュトラウス縁のカフェに行ってきました。
【カフェ・ドン・マイヤー】

昔はカジノを設けた社交場で、ヨハンシュトラウスのデビュー場所と言われている場所です。ブラームスなども通っていたという音楽家縁の場所だそうです。
店内にはシュトラウスが店に贈った『ドン・マイヤー・ポルカ』の自筆譜が飾ってあったりと、色々と面白かったのです。

そこのカフェでは常に9割以上が地元民で一杯の人気カフェ。常連のお客様は毎日同じ時間に同じお席で新聞を読む、というような方々も多く居ました。
お店のBGMにはシュトラウスや、ライバルでもあったヨゼフ・ランナーの曲がたくさん流れていました。
その後には、シュトラウスのお墓で、今年もせんくらでウィーン音楽の演奏してきますとお伝えしてきました🙇
こんな経験を通して、自分なりのウィーン音楽像がゆったりと変わっていくのを感じました。
なんだろう、、、様式感や形式感も大事だけど、音楽を楽しむ気持ちを大事に生活に溶け込ませることに重きをおいている感じがしました。
きっともっともっと勉強すれば、より深く核心を学べるのだとは思いますが、今の答えは以上のようになりました!!!
何が言いたいかというと、、、
せんくらでは、仙台をはじめ聴きに来てくださる皆様の空気を感じながら、その空気に溶け込む、そこでしかないウィーン音楽をお届けしたいと思います!!
ぜひ一緒に楽しみましょう❤️
お待ちしてまーす!!
see you soon