こんにちは!ヴァイオリニストの竹澤恭子です。この度初めて「せんくら」に出演させていただきます!
2回の公演となりますが、10月4日のコンサートは仙台フィル/高関健さんの指揮でメンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトを、そして10月6日には、ピアノの津田裕也さんとのリサイタルになります。
仙台フィルの皆さまとは今まで幾度かご一緒させていただいておりますが、今回久しぶりの共演となりますし、先日もご一緒させていただきました私の桐朋での大先輩にあたりますが、指揮の高関さんとのメンデルスゾーン、とっても楽しみにしております。メンデルスゾーンは2曲のヴァイオリンコンチェルトを書いておりますが、言わずもがな、誰もが知るこのホ短調のコンチェルトは、華やかな技巧を盛り込みつつも、メンデルスゾーンらしい透明感のあるハーモニーのもと流麗で軽やかで、且つ情熱的で、一度聴いたら忘れられない魅力的な美しい旋律は、皆を虜にしてしまいます。

*高関さんとバーバーのコンチェルトを共演。
地元仙台のご出身でありますピアニストの津田裕也さんとは、昨3月に初共演させていただきましたが、とても自然体で美しく細やかでしなやかな魅力を持っていらっしゃるピアニスト、そして、端正で穏やかなお人柄でもあり、今回の共演もとても楽しみにしております。今回のプログラムは、私がレパートリーの中でも、長年大切に思ってまいりました作品を演奏させていただきます。特にプログラムの中心になります、ブラームスのソナタ1番「雨の歌」、この曲はヴァイオリンソナタの中でも私の最も好きな作品の一つで、学生の頃から演奏し続けておりますが、演奏する度にこの作品お魅力にあらためて気付かされ、少しでも理想に近づきたくさまよい続けております。そして、ヴァイオリンの名手でもありましたクライスラーの数ある魅惑的な小品の中でも名曲中の名曲、愛の喜び&悲しみを演奏します。

*私の地元愛知県大府市にて30周年記念コンサートで宮田大さん、津田裕也さんとトリオコンサートを開催。
竹澤 恭子(ヴァイオリン)