皆様、こんにちは。
いよいよせんくらブログ担当3日目=最終回です!
先日の仙台フィル7月定期演奏会に親友で台湾フィルコンサートマスターの、リ イーチンさんがゲストコンサートマスターでご出演下さいました。
霧島国際音楽祭で仲良くなった私達。来日後すぐに、旅疲れも見せず、私が月1回、レギュラー出演しているNHK TV「もりすた!」にご出演。
NHKのスタジオが今年新しくなりました。
杜の都仙台の名にふさわしく、木々の緑が沢山見える、とても気持ちの良いスタジオです。
イーチンも「明るくて素敵なスタジオ!」と☺。
スタンドパートナーとして隣で弾いて頂いただけでなく、台湾の方々の多大なご支援によって造られた南三陸病院に一緒に行ったり、わが家にもハードスケジュールの中、食事に来てくれました。
エアロバイクが写っていますね。
長らく息子の保育園バッグ掛けになっていたエアロバイクですが😅、4月から活動再開。
最近、私は健康オタクモードに切り替わっております。
毎食の様に食べていたデザートをやめ、バランスよく食べる事を心掛けたら、苦もなく痩せました(え?イマイチ写真だと痩せたのがわからないかしら??)。どれだけ甘いもの食べていたのかと。
高齢出産太りはなかなか減らないし、と思って半ば諦めかけていた私でしたが(と思いつつ、今まで全くダイエットモードにならなかった)、なんと、あと少しで出産前の体重に戻ります㊗。
身体の調子が以前より良くなりました。いかにバランス良い食事が大切か、実感。
さて、今年のせんくらでの仙台フィルのコンサートを指揮されるのは、仙台フィルの指揮者の角田綱亮さんなのですが、私は勝手にご縁を感じています。
息子が産まれた日に、仙台で従姉の礒絵里子(昨年のせんくらに出演!)がソリストを務めた仙台市民響のコンサートがあったのですが、その指揮をされたのが角田さんでした。記念にそのチラシを息子が産まれた日からずっと部屋に飾っているので、毎日角田さんのお顔を拝見しているので、親しみが☺。
今年の4月から仙台フィルの指揮者は新体制となり、飯守泰次郎氏、高関健氏、角田綱亮氏のお三方になりました。
前任のヴェロさんもお元気でしょうかね⁈
エマニュエルもですが、先日のサッカー ワールドカップ「フランス優勝」を喜ばれている事でしょう!!
フランス、おめでとう!!
次の写真は、髙橋麻子さんとエマニュエルと、全員宮城学院女子大学先生という共通点を持つトリオによる9月16日に行うブラームスのピアノトリオ全曲演奏会(三曲!!)のリハーサル。
髙橋麻子さんのシリーズ演奏会です。
チラシの写真は去年のコンサート終演後の写真(ダイエットビフォーアフターがわかりますか??)。
3曲、全て素晴らしい作品!というのがブラームスのすごいところ。
エマニュエルは「ブラームス作品は人を元気にさせる力がある!」
と。
食だけでなく、音楽も元気になる力を絶対に持っていますよね。
それは私自身、震災直後に強く感じました。音楽が消えたあの期間の息苦しかった事。今年も日本中で自然災害があり、心が痛みます(被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます)。
楽都仙台の名に相応しく、音楽が至る所に溢れる音楽のお祭り「せんくら」で皆様が元気になりますように。
それでは、
お会い出来るのを楽しみにしています!!
せんくらブログ2日目の仙台フィルコンサートマスター・神谷未穂です。
前回に引き続きバロック話。
今年もバロックチーム(神谷未穂、小池まどか、エマニュエル ジラール、梅津樹子)で出演します!
せんくら出演も回を重ね、チームワークはばっちりです。
毎年リハーサル時恒例の樹子さん作のガパオライスはまだ登場していません。
この暑さ、あの辛さを体が求めています。
樹子さん、よろしく☺。
梅津樹子さんが演奏するチェンバロの製作者 林さんも全面協力で、リハーサルの度に調律、楽器の状態をばっちり整えてくださいます。
当時のスタイルの楽器はとても繊細なので、有難い事です。
蓋の模様もとても美しい楽器ですね。
エマニュエルの楽器はヴィオラ・ダ・ガンバ。
ヴィオラと名前に付いていますが、仙台フィルの井野邉さんや飯野さん達が弾くヴィオラとは全く違う楽器、という事を、せんくらバロック通の皆様は既にご存知ですよね!(そうそう、ヴィオラといえば、今年のフェスティバルソロイスツで、私もヴィオラを弾きます!ヴィオラ歴は高校時代からと長いのですが、ヴィオラ奏者としてせんくら初出演)。
私が初めてヴィオラ・ダ・ガンバの生演奏を聴いたのは、1995年にフィンランドのクフモ音楽祭に招かれた時でした。
その音色、楽器、演奏姿(まるで踊っているみたい!)の美しさに、一瞬のうちに魅了されてしまいました。
私にとって、この1995年という年は、人生で大きな影響を受けた人(師匠クリスティアン アルテンブルガー氏、夫のエマニュエルも😁)、物(ガンバ)との出会いの年で、その他、ほぼその全てが“音楽祭”での出会いでした。
今年はテレマン、マレ、クープラン作品を演奏します。
クープラン生誕350年を皆様ご一緒にお祝いしましょう!!
そして、今や日本を代表する音楽祭の一つとなった、今年の“せんくら”で皆様にも素敵な出会いがありますように。
皆様、こんにちは。
仙台フィルコンサートマスターの神谷未穂です。
3日間ブログを担当させていただきます。
お読みいただけたら幸いです。
せんくらには、毎年オーケストラ、室内楽で出演させていただいています。
この暑ーい、暑ーい、暑ーい夏が終わるとせんくらですね!今年もとても楽しみです!
夏といえば、「ニューヨークに行きたいかー!!」でお馴染みの《高校生クイズ》があります。
ではここでクイズ。
さあ、この楽器は何でしょうか?
正解はフォルテピアノ。
(5本ペダルに注目!)
今音楽室やホールのほとんどで使用されているピアノの前身です。
フォルテピアニストの平井千絵さんと、エマニュエル との秋に行うプロジェクトに向け、連日リハーサル。
彼女とのリハーサルのなんて楽しいこと!
想像力、ファンタジーに溢れていて、どんどんアイディアがうまれます。
いつかせんくらで彼女と共演したいなぁ、、、。
彼女のおば様に、私は幼少期にヴァイオリンのご指導いただいていたので、桐朋時代も(彼女は一年後輩)会えば必ず話したり、今では子供の年齢も近いので親子で一緒に遊んだりしています。
昔、パリで彼女が演奏時に使う足置き板を一緒に探しに行ったりもしました。工具売り場になくて、台所用品売り場でまな板を買って代用しようとしたり。
気軽に「千絵ちゃん」と話していますが、ははぁー、🙇♀とひれ伏したくなる程、心から尊敬する音楽家の一人です!!
いつかせんくらで共演したいなぁ、、、。
あ、二度も書いてしまったわ😁。
音楽家になって何が楽しいかって、「ニューヨークに行きたいかー!」、ではないですが、音楽を通して色々な国を旅したり、タイムマシンに乗った様に、作曲当時の時代にワープ出来るところ。
フォルテピアノの音を聴いていると、それを強く感じます。
今の時代、演奏会場が大きくなり、当時の楽器ではない、いわゆるモダン楽器(前出の音楽室やホールで使われているピアノ)を使用する事が多いですし、モダンの良さというのもありますが、クラシック音楽を本業としている身としては、その時代の楽器は知っていたい。
弾くと、聴くだけではわからなかった事が色々わかったりします。
ああ、だからこのスラーなのか!
だからスタッカート(弓を飛ばす奏法)なのか!この速度表記なのか!e.t.c…と。
今年も出演する神谷未穂、小池まどか、エマニュエル ジラール、梅津樹子によるバロックアンサンブルでは、当時のスタイルの楽器を使用。
是非そのサウンドを体感してください。
なぜだか、バロック奏者を多く輩出し、在住者も多い仙台。
ロックの聖地はロンドンでしょうか?
日本でバロックの聖地といえば、ここ仙台ですよ\(^^)/。
バロック話は次回に続く。