不得意なブログ担当、3日目の伊藤です。
上野動物園のシャンシャンはもう”普通”になってしまったでしょうか。上野に通っていますが、まだまだお客さんが多過ぎて出逢えていません。
今日はパンダではなく、私の大切な家族「猫」のお話です。
我が家の家族構成は私、妻(ヴァイオリニスト)、のんた君♂(マンチカン)、あまんだちゃん♀(スコティッシュ)です。
のんちゃんとあまちゃんは同い年。2人とも生まれて数ヶ月のとびっきり可愛い時期に我が家へやってきました。のんちゃんは静岡県、あまちゃんは北海道十勝生まれです。
まずうちに来たのはのんちゃん。近所のイオンでひとめぼれ。抱っこしても大人しかったのでのんびり屋ののんた君と名付けました。しかし飼ってみると大違い。抱っこは大嫌いだし、小心者で超びびり。小さな物音でも飛び起きてしまう、のんびりとは正反対の性格なのでした。
一方あまちゃんはケージに入れられ、北海道から1人飛行機でやってきました。空港まで妻とお出迎え。鳴いたり、脱走の恐れもあったので、空港から上野まではタクシー。上野から最寄り駅まではグリーン車移動。超VIP待遇です。堂々としたもので、我々の心配をよそに何事もなく自宅まで到着しました。家に入るなり、先輩風を吹かせ、唸るのんちゃんを完全無視。あっという間に自分のテリトリーを広げていきました。とほほ、のんちゃん。完全にあまの方が上手。女性は強いなー!
んー、なんだか我ら夫婦に似ているかも、、(泣)
2人とも楽器の音はあまり好きではないご様子。うちはリビングが1番気持ちよく響くので、そこでさらう事が多いのですが、楽器ケースを開けるなり、あまちゃんはブーブー文句を言い始めます。(さっきまで寝てたじゃん!黙って寝てればいいのに笑)音を出せば、足元に絡みついてきて、やめろやめろ!そんなことより私の相手をしなさい!と猛抗議してきます。一方のんちゃんは、文句は言わずとも、しれーっと二階へ避難。
人間ではないけれど、うるさいうるさいと逃げられるのは演奏家としてとても悲しいです。指が回らないし、音も汚くてごめんよ、と毎回凹む私なのでした(泣)
オーケストラでの演奏は、繊細でとても神経を使うものです。夫婦共々、疲労困憊で帰っても2人は温かく迎えてくれます。
誰も家にいないし、寂しいだろうにね。
何も言葉では表さないけれど、しっかり我々夫婦の演奏活動を支えてくれている大切な家族です。のんあまちゃん、これからもよろしくね。

伊藤 圭