師匠

2017.06.21| 西江辰郎

せんくらブログも3日目になりました。

今年は私の師匠の辰巳明子先生がおめでたい年なので、4月にオペラシティでお祝いの演奏会がありました。

 

 

これまでの生徒が大勢集まり、ヴァイオリンだけでオーケストラが出来るほど。

海外にいらっしゃる方もいるので、集まれたのは限られた人数でしたが、懐かしい顔も沢山。

既に自分は生徒の中でも年が上の方でしたが、私が師匠に付いたのは師匠が34歳の時。

こちらはまだ4歳だったのによく引き受けてくださったと思います。

師匠は未だにお元気で、最近引越しもされて益々活動的に(笑)

昔より優しくなったとおっしゃっていましたが、私の時代にはさぞかし手を焼かれたことでしょう・・・

こうしてお元気でいて下さるのは嬉しい限りです。

 

健康は大切ですね!

それでは、秋に皆様とお会いできるのを楽しみにしています。

良い夏をお過ごしください!

 

西江辰郎

 

出会い

2017.06.20| 西江辰郎

昨年のせんくらでは三浦一馬くんと知り合いました。

ご縁あって今年は6月11日(香川 三豊市)、9月30日(仙台せんくら)、10月24、25日(東京 久石譲ミュージック・フューチャー)でご一緒させて頂ける予定です。

お名前は知っていたのですが、昨年のせんくらで一緒に舞台に立たせて頂いて、「本物だ!」と思いました。舞台上で独特の空気が流れるからです。

ピアソラやガーシュインなど演奏させて頂いて、新たな引き出しが増えて、楽しいです。

写真は先日の合わせの風景です。

 

僕が音楽を続けていて楽しいと思うのは、こうした人と人の繋がりです。

曲を通して、舞台を通して知り合い、化学反応を起こしていくその過程が好きなのだと思います。

そしてもちろん聴いて頂ける皆様との繋がりも。

 

近藤嘉宏(ピアノ) 三浦一馬(バンドネオン) 村治奏一(ギター) 吉田誠(クラリネット)上野耕平(サックス) 山中惇史(ピアノ)

という素晴らしいメンバーとご一緒できるのもせんくらならでは。

今年も新たな出会いを楽しみに伺います!

 

西江辰郎

 

仙台が結び付けてくれた仲間たち

2017.06.19| 西江辰郎

みなさまこんにちは!

いかがお過ごしでしょうか?

この秋にはせんくら2017も控え、仙台七夕や、ジャズ・フェスティバルなど、イベントが目白押しですね。

今年は下記2公演に出演させていただきます。

 
http://sencla.com/artist/5310
 
西江辰郎(ヴァイオリン) 近藤嘉宏(ピアノ) 三浦一馬(バンドネオン)
村治奏一(ギター) 吉田誠(クラリネット)上野耕平(サックス) 山中惇史(ピアノ)
9月30日|土| 17:15〜18:15J|仙台銀行ホール イズミティ21|大ホール
P: 597-749
 
西江辰郎(ヴァイオリン) 津田裕也(ピアノ)
10月1日|日| 17:15〜18:00E|エル・パーク仙台|ギャラリーホール
P:597-744
 
ところで仙台国際音楽コンクールが出来て何年になるでしょうか。
 

第1回の優勝者のルセフとアンダローロは今でも私にとって特別な友人です。

私が仙台フィルに所属して間もなく開催された2001年の第1回のコンクールは本当に記憶に残るものでした。

世界に通用するコンクールで、特色を持たせたいということで、2次予選から、アンサンブルでの審査。

世界中から現役奏者の審査員の方が仙台を訪れました。

私の2次予選でのカルテットでの出場者との共演は半数を受け持ち、本選の曲目は仙台フィルは50曲を事前に用意して、その際に僕は数多くのヴァイオリン協奏曲とピアノ協奏曲を一気に勉強したのです。

多くのアプローチと、民族性、個性、それも世界中から集まる音楽仲間に刺激を受けました。

それからというもの、仙台のお客様は非常にレベルの高いヴァイオリンとピアノ奏者を普通に聞くことになったのではないでしょうか?

聴衆の方の耳が育ち、肥えることによって、僕らもより、内容のある演奏を求められるようになりました。

 

2006年からはせんくらも始まり、なお一層クラシック音楽が身近になりました。

 

そんな仙台が結びつけてくれた音楽家は何人もいるのですが、第3回仙台国際音楽コンクールの優勝者、津田君との共演は今回初めてです。

今からとても楽しみです。どんな演奏会になるのかわからないですが、彼とのリハーサルによって、きっと刺激的な時間が創れる事と思います。

ピアノとヴァイオリンのソナタの傑作 フランク、そして、ラヴェルの遺作のソナタを演奏します。

是非楽しみにいらして頂けたら嬉しいです!

 

 

西江辰郎

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