ついに最終日です。
最後のブログは、なんとなくハープっぽく、「マリー・アントワネットとわたし」とか書いてみようかと思ったのですが、ハープ弾くしか共通点が見当たらなかったので諦めます。
ちなみに私はどちらかというと、「水がなければビールを飲めばいいじゃない」って言うタイプです。
一番好きなお酒は日本酒です。
中でも、一番好きな日本酒は、宮城県大崎市にある一ノ蔵さまのお酒、ひめぜん!
もともと私は日本酒って全く飲めなかったのですが、ハープ奏者仲間からこのひめぜんを頂いて以来、ひめぜんはじめ日本酒が大好きになりました。
日中働いて来て、夜ちまちま飲む日本酒ほど最高なものはありません。
マリー・アントワネットとか言っていたのにまさかの酒の話になってしまいました。
実は私は宮城県に伺うのは今回が初めてなので、演奏させて頂くのもとても楽しみですが、美味しい食べ物とお酒に出会うのも今からとても楽しみにしております。
では、コンサート会場で皆様にお会いできることを楽しみにしております!
昨日に引き続きこんにちは、中村愛です。
今日は、とにかく練習が嫌いだという話でもしましょうか。
でもそれを書き始めるととても残り2日間で語り尽くせる話ではないのでやめておきますね。
では、私がよく聞かれる質問について書こうと思います。
「どうしてハープ始めたの?」
私の母は、私が生まれる前から
「子供が生まれたらショパンコンクールに出して、ピアニストにする!」
という大きな目標を持っておりました。
そのため、生まれる前から胎教は当然、生まれてからも、音叉を手に「ちーん」と鳴らし、
「ほらめぐちゃん、これが442ヘルツのラよ」
とやっておりました。
そしてピアノの練習時はいつも側に立ち、「次同じ音間違えたら、後ろから私に刺されて殺されると思いな」という声援を送って来ました。
その結果!
私はピアノを弾くことが辛くなってしまい、小学校4年生の時にとうとうピアノを挫折しました。
遂に私にも平和な日々が訪れました。
こうして野に出て蝶々を追いかけたり、友人と缶蹴りをしたり、楽しい日々を送って迎えた小学校6年生の春。
突然母はこう言いました。
「あなた、ハープ科に行くから」
そうです、母は諦めてなどいなかったのです。
母は趣味でハープを習っていた過去があり、「ハープなら先生も優しいし、続けられるかもしれない」と思い、私にハープをあてがりました。
こうして私はハープ科のある中学校に入り、そのままハープを弾き続け、今日に至ります。
この話を人にしたことがバレると、母から
「私が怖い人みたくなるからやめてよね」
とクレームが来るので、どうぞここでお読みになったことは内密に!
こんにちは、ハープ奏者の中村愛(なかむらめぐみ)です。
今日から3日ブログを担当させて頂きます、どうぞよろしくお願いいたします!
さて、今年は光栄にもせんくらに参加させて頂くのですが、そちらで演奏する予定の中で一つ、とても好きな曲があります。
それが、ゴジラの作曲家としても有名な伊福部昭先生作曲の『ビルマの竪琴』組曲。
市川崑監督の1956年の映画、『ビルマの竪琴』の中で、水島上等兵が演奏していた曲を組曲にしていたものなのですが、
ではここで問題です。
実は、水島上等兵と私の間には、竪琴を弾く、ということ以外に共通点があります。
それはなんでしょうか?
①ビルマ(現ミャンマー)に住んでいる
②肩にオウムが乗っている
③僧侶
正解は…
②肩にオウムが乗っている
です。
写真をご覧ください。
うちの鳥です。
ある日突然引き取って飼うことになりました。
おーちゃんと言います。
「一緒に日本に帰ろう!」とは言いません。
何を話しかけても「オハヨウ!」と言います。
感情のすべてを「オハヨウ」の一言で表そうとするので、よく怒り狂いながら「オハヨォォォオオオ!!!!!」と叫んでいます。
こちらの曲を演奏する時は、いつも水島上等兵になりきった気持ちで演奏しているので、お聴き頂ければ幸いです。