ブログ3日目は、今年発売された新譜について・・・
3年前のせんくらに出演させて頂きましたドラムの堀越彰さんとのユニット“OBSESSION” の、待望の(!?)ファーストアルバムがこの5月にリリースされました。
活動開始からまだほんの数ヶ月の時点でのせんくら出演でしたので、やっている本人たちも半信半疑、ほんとにイケテルかなぁ?せんくらのお客様たちはどんな反応を示してくれるかなぁ?と不安いっぱいだったのを、懐かしく思い出します。
思いのほか大声援で迎え入れていただき、その後の活動への大きな自信となりました。あの節は本当にありがとうございました!
そのファーストアルバム「OBSESSION」(オクタヴィアレコード)、レコード芸術の「特選盤」となると共に、第10回CDショップ大賞2018 前期クラシック推薦盤にも選ばれました!CDショップ大賞とは、本屋大賞と同じように、店員さんたちのオススメのCDを選ぶ賞なのです。
中の推薦のお言葉は、今年せんくらに出演されていらっしゃる巨匠山下洋輔さんが書いてくださり、こちらもぜひご覧頂きたいです。
このような新しい、異色の楽器の組み合わせのコラボレーションをクラシックの世界で評価して頂けたことに、感謝・感激しています。
九州、関西とツアーを行ないましたが、なんと来月には仙台にもやってきます!(10/13 ティーラウンジ・ルフラン)翌日は近郊で学校公演、その後新潟にも行きます。
あれから3年経って進化したOBSESSIONを、ぜひ聴きにいらしてください!
もうひとつの公演は久々のピアノ・ソロ。
初参加の2009年の時にさせて頂いたラグタイムとジャズがとても好評で、久しぶりにまたぜひラグタイムを〜!というお声にお応えさせていただき、今回はピアソラとタンゴの時代に繋げてみることにしました。
ピアソラがタンゴの世界から一時離れ、本格的なクラシック作曲家を目指して、フランスのブーランジェや、同郷のヒナステラに師事していた頃に書かれた、隠れた名曲をご披露したいと思います。
一見「これってピアソラ!?」と思うような曲調ですが、やはりどこかにバンドネオンのような厚い音の重なりや、タンゴの陰影を感じさせられます。また、東洋的な音階も多々使われていて、琴の影響なども受けていたのかも?と思わされます。
ラグタイムはいつ聴いても“ご機嫌”な音楽♪
古き良きアメリカの酒場のイメージ、サイレント映画などを彷彿とさせられますね。
同じアメリカでも、北と南でこれだけ違うのか!という、比較研究にもなりそうです。
楽しみにしていてください!
こんにちは!
せんくら参加9年目となりました、ピアノの三舩優子です。
仮に、産まれた子供が9歳になっちゃうんだ!と考えると
すごいことですね。
毎年応援して頂き、心から感謝申し上げます。
さて、今年は2公演。
初日は、ヴァイオリンの川久保賜紀ちゃんとのデュオで「アメリカと映画音楽」です。
今まで顔を合わせたことは何度もあるのですが、共演は今回が初めて!共に幼少時をアメリカで過ごしたふたりなので、共感出来ることがたくさんあるのではないかと、とても楽しみにしています。
ご本人に伺ったことはありませんが、こういうプログラムをやってくれるならきっと映画も好きなはず!映画談義でも盛り上がりたいですね。
映像と音楽は、たまらなく感性を刺激してくれるものですよね。
それぞれの名シーンを振り返りながら、思い出のひとときを皆さんと一緒に過ごして頂きたいと思います。