みなさまこんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
この秋にはせんくら2017も控え、仙台七夕や、ジャズ・フェスティバルなど、イベントが目白押しですね。
今年は下記2公演に出演させていただきます。
http://sencla.com/artist/5310
西江辰郎(ヴァイオリン) 近藤嘉宏(ピアノ) 三浦一馬(バンドネオン)
村治奏一(ギター) 吉田誠(クラリネット)上野耕平(サックス) 山中惇史(ピアノ)
9月30日|土| 17:15〜18:15J|仙台銀行ホール イズミティ21|大ホール
P: 597-749
西江辰郎(ヴァイオリン) 津田裕也(ピアノ)
10月1日|日| 17:15〜18:00E|エル・パーク仙台|ギャラリーホール
P:597-744
ところで仙台国際音楽コンクールが出来て何年になるでしょうか。
第1回の優勝者のルセフとアンダローロは今でも私にとって特別な友人です。
私が仙台フィルに所属して間もなく開催された2001年の第1回のコンクールは本当に記憶に残るものでした。
世界に通用するコンクールで、特色を持たせたいということで、2次予選から、アンサンブルでの審査。
世界中から現役奏者の審査員の方が仙台を訪れました。
私の2次予選でのカルテットでの出場者との共演は半数を受け持ち、本選の曲目は仙台フィルは50曲を事前に用意して、その際に僕は数多くのヴァイオリン協奏曲とピアノ協奏曲を一気に勉強したのです。
多くのアプローチと、民族性、個性、それも世界中から集まる音楽仲間に刺激を受けました。
それからというもの、仙台のお客様は非常にレベルの高いヴァイオリンとピアノ奏者を普通に聞くことになったのではないでしょうか?
聴衆の方の耳が育ち、肥えることによって、僕らもより、内容のある演奏を求められるようになりました。
2006年からはせんくらも始まり、なお一層クラシック音楽が身近になりました。
そんな仙台が結びつけてくれた音楽家は何人もいるのですが、第3回仙台国際音楽コンクールの優勝者、津田君との共演は今回初めてです。
今からとても楽しみです。どんな演奏会になるのかわからないですが、彼とのリハーサルによって、きっと刺激的な時間が創れる事と思います。
ピアノとヴァイオリンのソナタの傑作 フランク、そして、ラヴェルの遺作のソナタを演奏します。
是非楽しみにいらして頂けたら嬉しいです!

西江辰郎